ラクラク稚魚飼育2017 経過観察 E10

E10 もはや当歳魚飼育 

7月26日
孵化から80日間経過

間もなく3か月(90日)というところまで来ました。
良かった点と悪かった点など今年も色々ありましたが全員無事に病気も無く迎える事が出来ました。
例年であれば春夏の6か月で稚魚飼育としてましたが、今年は既に3㎝を超えてしまったので3か月で完了しそうです。 今後は顔がデカくなるのを楽しみに徐々に普通に飼育していく方向に切り替えようと思います。

上の写真が現在の小出さんの横顔です。

わし、牛カルビ弁当頼むわ! 味噌汁もつけてや

とか言いそうな顔になってきました。
僕が黒オランダの理想の顔としてしている
50代アジア人男性の顔 になってきました。

色々な事が気になるのですが、まず最初に鱗

鱗がガタガタ

上の写真を見ていただくとお腹の後ろ部分がガタガタです。
長いのとか短いのとか・・・
これまでになく成長が早いので出た問題です。
急に太ったのはもっと前でしたが遂に限界を超えたという事でしょうか。

全体的に小さな子達は皆例年通りの綺麗な鱗の並びです。

僕は目が悪いので肉眼では気づかない程度ですが写真に撮るとそこそこ目立つので調べてみたところ、現時点までに鱗が不揃いなのは 小出さんを含む成長が早かった4匹でした。
今後も記録を取りながら確認していきたいです。
これまでの稚魚飼育(もっとゆっくり)では経験しなかった事なので勉強になりました。

実は、稚魚飼育の初期、体が未だ透明の間に太らせて体形を作ると鱗が細かく綺麗に巻くと言われているので太っている事を気にせず放置してましたが、実際には他の金魚と比べても鱗の細かさには変わりが無く、むしろ鱗の綺麗さでは後から太った金魚のほうが綺麗でした。
ただ、太るタイミングによる是非などは確認個体数が少ない現段階では良く分かりませんが、太るスピードが遅いほうが綺麗に鱗が巻くように思います。
今回の例だけではなくタンジェリン君など過去最大級に太っていたボールのような真ん丸金魚でも非常に綺麗な鱗をまとっていましたのでゆっくり育つ分には太っても綺麗に巻くと思います。ただ、あそこまで太ると秋を超えられずに転覆するので最近はあまり太らせずにほどほどに維持しています。

瘤に関しては想定とは大きく違う残念な成長スピードですが、徐々に大きくなり始めており、顔の大きさも前の記事の時よりも大きくなりよりオランダらしくなりました。
前回の稚魚飼育の黒オランダ1世の時もそうでしたが、最初は黒リュウキンのようでしたが、気が付くと顔の幅が出てきて黒オランダになってました。
リュウキンの形からオランダの形に移行するまでが非常にスムーズで気が付いたらオランダだったというのが前回の印象でしたが、今回もそんな感じで徐々に顔がデカくなってきています。
以下の3枚の写真は同じ日に撮影した成長レベルの違う3匹の顔です。



ホムセン行の予定の組は早い段階から人工餌のみに切り替えているのと普通の飼育で維持している事から瘤に栄養が回っていません。



平均か、それより少し成長が進んでいる個体の例です。
言いかえれば、全体的には未だこんなもんです。
この個体は最初は最も大きな稚魚でしたが最近は小出さんの水槽ばかりにリソースを集中していたので小出さんに逆転されてしまいました。



今回の稚魚飼育のアイコン(代表)として選んだ小出さんは順調に成長しているので瘤も体重(約12g)も遂に全体のトップになりました。
同じ環境で写真撮影したのにこの1枚だけ背景が白いのは小出さんだけが真っ黒なので露出を調整して明るくしたからです。

▼ 未だ4匹居た時のレジデンスKOIDEの様子 <顔が若い!>
  「幼少期の小出さんはこんな環境で育ったんですねぇ」←ナレーション風に

頭:ボディ

2世、3世、4世、黒オランダ1世、そして今回の黒オランダ1世IIと改良を重ねてきた丸く育てる方法ですが、ほぼこの方法は完成形となりました。 半分以上はこの比率で行けると思っていましたが、時々仕事が重なると油断してしまい、のびてしまいました。 それを予防するための苔でしたが、苔不足も起きたり色々あり、今後の課題です。(ミジンコとコケは思っている2倍3倍準備したほうが良いと思います。)
それでも上位3チームは、どの金魚も顔:体が1:1.5以下を体長が3㎝を超えても維持できていますので体形の固定もほぼ完了と言う段階になりました。 
両親と比べてもなかなかの寸詰まりに仕上がっていると思います。

頭があまり出ない

このままいけば寸詰まりの丸い黒オランダに仕上げるという目標は達成できると思いますが、稚魚の段階で顔デカに育てるという点ではまたしても失敗です。
1つ前の黒オランダ1世の時は生後1年半で見事に顔も丸くなりオランダらしさは十分に出ていましたが、1年以上かかって顔が大きくなるというのは1世の時でもデカブツで実現できていた事なので、顔デカ計画に関しては進展ゼロの大失敗に終わりました。餌も水質管理も何パターンか試して今度こそいけると思っていたのですが無理でした。 まだ何か見落としているようです。

タイ産バルーンさんみたいにしたいたい

僕が目標としているのはタイの養殖場さんが出荷しておられるバルーンオランダです。
決して丸々と太っているわけではなく、体は細く体長は3㎝~4㎝と小ぶりな段階で出荷されてきますが顔は体の倍ほどの幅があり、顔先に細身の部分が残っていても、僕たち素人が購入して餌を与えていると半年くらいで丸くなります。 あの「下地」の作り方を知りたくて色々試してきましたが、タイ産バルーンのような横から見た時に頭にゼリーが乗ったような瘤の下地がなかなかできません。

日本に輸出までして末端価格が600円以下なので小売りの平均利益率で考えても原価は420円以下、輸出コストや問屋の中間マージンを考えれば競りの段階では300円以下で取引されているでしょうからその中に養殖場さんの利益が含まれるなら1匹にかけられるコスト(人件費やエサ代や場所代)は非常に小さいので手間暇のかかる方法ではないでしょうし、餌もブラインや冷凍アカムシに依存するとは考えにくいです。その辺から推察して1つ1つ可能性がありそうな方法をを確かめていますが、あの細くて小さなボディに大きな顔が付くような飼育方法が未だ見つかりません。 
「冷凍赤虫を大量に与えてカシラを仕上げました」
では単なるお金の無駄使いになるので、コストと言う制限のある方々がどうされているのか?とても気になります。

今回こそは何かヒントを得られるように3つの方法を同時に試しましたが、どれも違うような気がしています。 来年以降バルーンが産卵したらその時もう一度この3つの方法をもう一度確認したいです。・・・うーん、アイデアが尽きてきました。

通常飼育に比べると中々進まない稚魚飼育

稚魚飼育は仮説を立ててそれを実現する方法やアイデアを幾つか考えてそれを実行して結果を見て次に進むという形になるので1年で進める量が限られてしまいます。 今回のように仮説が全て外れてしまい見当違いの事をやってしまうとまた次の稚魚飼育までチャンスが無いうえに次回もまた一から仮説を立てて検証していく事の繰り返しになりますのでゴールまで何年かかるか見当もつきませんが1つ1つ確かめながら進めようと思います。

現在のチーム分け

▲大出さんチーム3匹
3か所のコンテナからその時ベストな3匹を選びました。
僕の好みの丸っこい金魚になっています。

▲小出さんチーム3匹
グランドゼロで孵化からそのまま移動せず現在まで飼育しているチーム
1匹2匹と転出させたり、水深を徐々に深くして水量を増やすことで1匹当たりの餌の量を徐々に増やしました。
最も管理を厳しくして餌もコントロールしてきたのが小出さんチームと大出さんチームです。
時間がある限り頑張って飼育していますが、ここ最近は忙しくて餌を1回か2回しか与えられない日もそこそこありました。その間は水槽内に生えてる苔とか水草を食べてもらうという作戦でしたが、うまくいく個体といかない個体がいたり、苔の供給がストップしたりハプニングも多くありました。

▲両親と同居チーム2匹
グランドゼロからの転出1匹と別のコンテナからの転出1匹を両親の水槽に移動しました。
移動して間もないので成長レベルは以前に居た場所による結果です。
このタイミングで成魚と合流させるのは初めてですが、餌の食べ方や取り方は稚魚と成魚で大きく違うので給餌の方法を調整しながら今後成長がどうなるか見ていきます。

▲25Lコンテナチーム 3匹
何度も組み替えしたので、出身は不明ですがギリギリセーフと判断して残す方向で飼育中の3匹。
ご覧の通り上の3チームは全員体が金色ベースですが、ここには銀色ベースが2匹います。
銀色ベースを少なくとも1匹残して成魚になったらどのような見た目になるか確認したいです。

▲ 銀色ベースを1匹撮影してみました。25Lコンテナの1匹です。
上位2チームに比べると詰めが甘いですが、その結果未だあまり太ってないので鱗は綺麗に並んでいます。

▲国外移住チーム7匹
つまりホムセン行のチーム。
基本的に餌食いの悪い個体を順に国外移住チームに入れて、残った金魚だけを重点管理するようにしました。
国外移住チームは早い段階で稚魚飼育ではなく普通の金魚を育てるような管理にしています。
おかげでこの2週間くらいでどんどん長くなり、チーム入りさせた時とは別の金魚かと思う程素早く泳げるようになりました。
長細い金魚を集めたのではなく、餌食いが悪い小さなものを集めたので最初はもう少し丸手でしたが短期間で大きくしたかったので体長を伸ばさないように管理している他のチームとは真逆の方法で管理したら急激に長さがのびました。とは言ってもそれまでは寸詰まりだったので今で普通くらいかと思います。全体的に体高が出てから離脱させたので今は、ひし形のシルエットです。
またこのチームは日光も当たらない場所で育てているのでメラニンが増えず、金や銀の色で覆われてます。一見しただけだと青文魚に見えます。

今回が初めての複数以上の黒オランダ飼育なので法則に関してはもう何回か経験しないと分かりませんが
今回は成長が悪い側に銀ベースが集まる形になりました。
色と成長に関係があるとは思えませんが偶然にしても綺麗に分かれたものですw

最後に普通の給餌ではなく天然餌だけで飼育している稚魚が3匹います。

特殊飼育Aチーム2匹
特殊飼育Bチーム1匹

特殊飼育のチームは基本的には苔しか与えない状態で長期管理しています。
採れた時はボウフラやミジンコも与えていますが基本毎日苔を突いてもらっています。
意外にも丸々と太った個体も出ましたが、体はとても小さいです。
苔はバランス栄養食ですが人工餌のような栄養の塊ではないので成長は遅いですのでもう少し観察してみて普通の稚魚飼育に切り替えるかどうか判断しようと思います。

現段階ではこんな感じのグループ分けで落ち着きました。
この並び順で上に位置するほど大きくて丸いチームとなります。
ただし現在は小出さんが全体で最も大きな個体です。

また色は上のチームほど黒いですが、黒だと見にくいので画像処理で全グループが同じに見えるように明るく調整しています。
肉眼では小出&大出チームは黒く、国外移住チームはメラニンがほぼゼロに見えます。

大出さんのお住い

まだ立ち上げて時間が経過してなくて苔が殆ど無いですが徐々に整ってきています。
リジェネティブ環境になるまでは外で増やした苔を与えています。

▲ 水深15cm時

▲ 水深32㎝時

つい先日水量を増やそうと60㎝水槽@水深15㎝で立ち上げ、徐々に大きくなってきたので水量に対する餌の量が限界に来ていると思われ、今回更に水深を上げて水量を増しました。
既に体長3㎝を超えているのでそろそろ稚魚飼育ではなく当歳魚飼育というか成魚として飼育していこうと思ます。

これまでは秋まで5Lコンテナで飼育していく方法でしたが、今回はいつもよりも早く大きくなったのでこのように水量に余裕をもたせてみました。 昔、2世の稚魚飼育のあとブリーダーさんから「全てが間違っています」と厳しい指摘を頂いて、特に「水が1週間持たない時点で正しい飼育法ではない」と教えていただいたので、1週間持たせる事や給餌の事を1つ1つ勉強して、試行錯誤しながらラクラク稚魚飼育の基本を組みました。そういう理由で組み上げた方法でもあるので、予想外に大きくなってしまった今回も無理せず水が1週間持つようにという点を大事にして調整しました。 基本ルールさえ守って維持すれば病気も死亡もなく楽しい稚魚飼育で好みの金魚を育てる事が出来ます。 

普通の金魚の場合10gサイズ3匹で54Lなら1匹に18Lとなり過剰な水量になりますが、稚魚は餌をそれだけ消費する(言い換えれば僕がそれだけの餌を放り込む)ので決して多くはありません。
できれば競泳用プールくらいの池の片隅に生簀を作ってその中で水質を気にせず稚魚飼育してみたいです。

10件のコメント

  1. kingyobu様初めまして、志木と申します。飼育相談フォームより何度も送信させていただいたのですがなぜかエラーが出てしまうため、コメントに書かせていただきました。
    もちろん飼育相談フォームのチェック項目等全条件を承諾します。

    相談なのですが、
    土佐金の当歳?一歳?魚(推定去年8月産まれ)、体長2cm、体重不明、
    を水深15cmの桶で単独飼育しています。水量は14Lです。

    透明の飼育水で完全に直射日光の無い屋内です。
    立ち上げ10ヶ月で水換え頻度は2日に一回で50%です。
    濾過は水作エイトM一機でエアレーションはしていません。
    草も苔も無しのベアタンクでアクセサリーは金魚が入れるサイズのツボのみです。
    ずっとヒーターで26℃で固定しています。
    耐寒性マップは9b、換気は随時換気扇のみです。

    餌は朝にらんちゅうベビーゴールドを8粒前後、
    夜にSANMIフレッシュ赤虫を5立方ミリにカットしたものを一つです。

    アンモニア、亜硝酸、硝酸塩、pH等は試薬等持っていないため不明です。

    去年10月に購入して以来、ずっとこの飼育法で飼育してきて今まで一度も問題が出たことはありませんでした。(導入時の塩浴のみ)
    が、昨日の夜ご飯をあげようと覗くと、ツボやヒーターの下の隙間に隠れて出てきません。
    これまでは僕が近づくと水面に上がってきて餌くれをしてきたのですが、ほぼしてこなくなりました。餌に気づけば食べてくれるのですが、積極的に探し回る姿を見かけなくなりました。
    糞には特に変化はありません。

    着底したりしているわけではなく、必ず隠れられる場所(ツボやヒーターの下)でおとなしくしています。
    糞などをスポイトで取ろうとするととても驚いたように素早い泳ぎをします。
    そしてまた隠れられる場所へ戻ってしまいます。

    プラケースに入れて確認してみたところ、鱗が一枚剥がれている箇所を見つけたのですが、それ以外病気らしいものは見当たりませんでした。
    ただ、口が右に曲がっていました。

    とにかく何かに怯えているように思えて仕方がないです。

    どうしたら良いのか全くわからず、とりあえずで塩浴してみようかと考えているところです。
    何かわかりましたらお話お聞かせ願います。

    • 志木さん こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      飼育相談は現在閉鎖中なのですが、フォームは既に機能するようにテストも済んでいます。
      もしかするとエラーの原因は画像が添付されていない為ではないでしょうか?画像2枚も添付されましたでしょうか?0枚や1枚だとエラーが出ます。
      3項目の同意は多数ある条件の1つであり、その下の全ての★マーク付きの項目を入れたうえで、最後の2つの画像(JPG)を添付していただくと無事に送信されます。
      それ以外はエラーが出ますが
      エラーが出た場合はエラーの原因となっている項目の下に赤字でエラーが示されますので、画像以外にも赤字が出ていればその項目も入力が必要です。
      <再送信ありがとうございます。この後の送信分が無事に届きましたので以下に添付いたします。>

      金魚の種類 その他<コメントに記入>
      金魚の体長【cm】 2
      金魚の体重【g】
      その他同居人の金魚の情報 単独飼育です
      問題が出た水槽サイズ(横)【cm】
      問題が出た水槽サイズ(奥行)【cm】
      問題が出た水槽の水深【cm】 15
      飼育水 透明
      水換えの頻度【何日毎】 2
      1回の水換えの量 50%
      その水槽を立ち上げてからの期間 1年未満
      濾過装置の種類 エアリフト式濾過器(水作エイトなど)
      エアレーション なし
      底砂 なし(ベアタンク)
      苔・水草 全くなし
      その他アクセサリー 小さなツボが一つ
      日光 直射日光全く無
      換気 換気扇による換気・随時
      冷暖房の有無 冷房使用(就寝時停止)
      ヒーターの使用 ヒーター使用
      金魚が居る場所の耐寒性マップのゾーン 9b
      与えている餌の商品名 Hikariらんちゅうベビーゴールド、SANNMIフレッシュ赤虫
      1日の給餌回数 2
      1回に与えている餌の量 朝に粒餌8個、夜に赤虫5立法ミリ
      総アンモニア 【mg/L】
      亜硝酸塩 【mg/L】
      硝酸塩 【mg/L】
      pH 【-】

      まずお送りいただきました内容から
      14Lで水換えが2日毎に50%。
      2日で7Lなら余裕で回復するペースなので問題ないですし

      金魚も体長が2㎝なら14Lで十分な水量だと思います。

      餌の量もらんちゅうベビーゴールド8粒と冷凍アカムシ5立方ミリなら水質を乱す量ではありません。
      (5立方ミリにカットしておられるのが凄いですね。僕も挑戦した事がありますが上手くカットできなくて諦めました)

      その他初期の水槽に不都合なものも何も入れておられませんし問題と思う事はありません。

      ヒーターは夜間作動中という事で宜しいでしょうか?

      最近は9bゾーンなら暑い日が続いていますし立ち上げから10カ月なら去年の10月からということで今回が初めての夏(高温期)ですね。

      ここまでの条件で特に危険なものは見つかりませんでした。
      以下本題ですが

      症状: 鱗が一枚剥がれ & 口が右に曲がっていました

      お送りいただいた情報からは この2つが同じ原因なのかは分かりません。

      が、

      鱗がはがれた原因はともかく、このおかげで今後色々な事が分かると思います。
      普通であれば鱗が1枚剥がれたくらい何の問題も無くいずれは新しいものが生えてきますので心配いりませんが、
      ◆金魚が過度に弱っている場合
      ◆水槽が過度に汚れている場合
      は雑菌が侵入して剥がれた鱗の周りにモヤモヤした白いものが出たり赤班病が出たりします。最悪の場合肉がちぎれたようになることもあります。
      ですので、今後の経過観察でこのような流れになってきたら必ず水槽を綺麗に洗って、水作エイトもピカピカにしなくても大丈夫ですので飼育水で軽くリンスするように洗って、いわゆる簡易リセットのようにしてから再度飼育を継続してください。

      今すぐにそのような事が必要かは判断できませんが、志木さんが「問題がある」と判断された場合、まず行うのは塩水浴ではなく簡易リセットです。
      特に一度も水槽を洗っていない場合は一度洗っても良いのではと思います。

      目的はあくまで雑菌が異常に増えているかもしれない場合、それ正常化させるだけですので、徹底的にクレンジングするような清掃は要りません。
      水換えだけでは正常化できない場合に軽く洗浄して立ち上げ直すと一気に状況が好転させられるのでそれを利用するだけです。
      簡単に言えば未知の細かな問題を大きくなる前に洗い流してしまうという事です。
      濾材は軽くリンス、水槽は丸洗い・・・そんな感じです。
      (今後の経過観察で必要と判断された場合の話です)

      最も心配なのが
      >口が右に曲がっていました
      です。
      鱗も原因不明ですが、例えば物理的にどこかに引っ掛けて剥がれた(良くある事です)なら問題ないですが、仮にウイルスや病原菌が原因だとすると、今後も同じことが続いたり悪化したりするはずです。
      同じように口が物理的な理由で先の部分の骨が折れたのであればどうしようもないですが、その場合環境には問題も無いのでこのまま飼育を継続できます。
      でもMouth Fungus (Mouth rot)など細菌性の感染の初期状態を目撃されている段階であれば今後白くなったり赤くなったりしてきます。
      このような流れになれば確実に水槽を簡易リセットすべきですし、金魚の症状によっては塩水浴を行い症状の悪化を阻止すべきです。

      でも、

      現時点では
      このどれも行うべきではないというか、
      もう少し情報を集めて
      一体何が起きているのか?
      何処に向かっているのか?を
      確実に知るように努めるのが良いと思います。

      行動を起こすのは簡単ですが、判断を誤っていたと後から気づいて別のトリートメントが必要になるようだと金魚を無駄に疲弊させてしますのでじっくり観察して、確信を持ったうえで行動するのが良いと思います。
      そしてその行動は途中でやめたり変更したりせず、最後まで貫いてください。
      方針をコロコロ変えると救える命も救えないので、まずは確信を持てるだけの経過観察が大切と思います。

      また現在は温度が高く感染症なら一気に悪化する可能性があります。
      ※ヒーターをご利用なので年中リスクはありますが、特に今は設定の26℃を超える室温になる事もある季節なので特に。
      ですので、念のために濾材を軽く洗浄しておくとか、可能なら水槽を丸洗いするとか、金魚に負担とならない事で志木さんが時間的にやっておける事がありましたら実施して下さい。
      これは念のための予防措置なので濾材の洗浄も本当に軽くリンス(すすぐ)でかまいません。
      もし雑菌がわいているなら、この「軽くリンス」の洗浄でも壊滅的なダメージを与えられます。

      そして何よりも重要なのは鱗の欠落や口の曲がりが
      ◆物理的な原因で怪我したのか?
      ◆細菌感染なのか?
      を見極めていただく事です。
      別の可能性として
      インブリーディングを繰り返した子供なら口が曲がりやすいです。

      とりあえず塩水浴してみる・・・とかは良くないので
      確信を持てた時は迷わずして頂くとして、今はその為に観察して悪化の兆候が無いかを重点的に確認してください。
      悪化の兆候があると判断されたら直ぐに塩水浴してください。

      またお近くに獣医さんが居られる場合、受診していただくと比較的安価で抗生物質が手に入る事になります。(感染症の場合です)
      市販されている時代遅れの観賞魚薬(管理も適当)に何千円も出すよりも専門家が管理している状態の良い抗生物質に500円前後、初診料と合わせても観賞魚薬より安い値段で遥かにより良質のケアを金魚に受けさせてやれますので時間がある時に探しておかれると良いです。

      なを、今回は何かお役に立てればと・・・特別にお答えいたしましたが、継続をご希望の場合は
      2枚の画像と共にデータを送信いただきますようお願いいたします。

      まずは原因が見つかるといいですね。

    • 志木さん ビデオのリンクありがとうございます。
      むちゃくちゃ可愛いですね。
      何回でも見てられます。

      見るからに健康的で問題は全くないように思います。
      尾腐れも無いですし感染症のヒントすら見当たらない気がします。

      急ターンも体が痒くてする時のターンではないですが
      その部分だけリピートして何度も見ていると奇妙な事に気が付きました。
      ターンの直前、明らかに「ため」のアクションがありますね。
      僕達なら、ジャンプするぞ!みたいな時にする「ため」です。
      46秒の後半で「ため」て、急ターンして、でもその後逃げたりしないでその場で停止。
      体操選手?みたいな動作、不思議なターンですね。

      口のゆがみも奇形とかでよく見るタイプではなく大きく開いた時の輪っかは綺麗な丸のまま全体が少し横ずれして伸びる感じですね。これなら餌食いで問題化しないので一安心ですね。真ん中がつぶれるような感じになると色々大変です。

      予想していた感染症関連の問題では無いようですが、志木さんが何か違うと感じる違和感がある限り経過観察で症状が悪化していないかだけは確認してあげてください。

  2. 閉鎖中の中すみません、丁寧な対応感謝します。
    もしかして画像のサイズの問題かな?と思い軽くして(JPG、800KBほど)記入項目も全て確認したのですが、、
    ダメでした。。。

    なるほど、鱗の剥がれの部分から今後の経過を見るということですね。
    毎度のことながら着目点がすごいですね、経過観察も含めやってみようと思います。
    質問させていただいて良かったです、危うくとりあえずで塩水浴させてしまうところでした汗

    鱗が剥がれたのを確認したのは2日なのですが、その時に一枚剥がれて落ちている鱗が水底に沈んでいるのを発見しました。
    おそらく物理的な損傷かと思われます。その後他に剥がれてはいなかったです。

    観賞魚用の抗生物質があるとは思いませんでした(しかも安価!)
    念のため近くの獣医さんも探させていただくことにします。

    このまま現在の飼育を続けながら細かく様子を見ていくことにします。
    継続希望します、、、もう一度データ送信させていただきます。

    • 志木さん こんにちは。
      お返事ありがとうございます。

      夜中1:42に送信いただきました分が無事に到着していましたので、そのデータと写真を使わせていただきました。
      ご協力ありがとうございます。

      飼育相談の閉鎖中の件は気になさらないでください。
      現在の仕事は動き出すと数日は飼育相談などの対応が出来ませんが、その一方で待機時間が長い事も多いので時間を無駄にしないように空いた時間に記事やコメントを書いたりしている事も多いんです。 間もなくこの仕事は完了するので、そうすれば溜まっている色々な事を処理していこうと思いますが、現在は空いた時間できる細かな事だけを処理している感じです。 飼育相談を大々的に受け付けておいて1週間返事できないとかになると金魚が死ぬかもしれませんので、そういう理由で今は閉鎖中としています。

      獣医さんの記事もかかなくてはと思いながら・・・写真とかデータとか何処にやったか探さなくてはならず、こちらも放置したままなので着手せねばと思います。 できれば僕自身あと数回は受診してから書きたいとも思うのですが、最近は派手な事は何もせず地味な飼育をしているので問題も出ない為チャンスが無いままです。

      写真をお送りいただいたおかげで色々と良く分かり助かりました。
      凄く綺麗な状態で維持されてますね。
      驚きました。
      赤虫を5立方ミリにカットできるのも納得です。

      これまで飼育相談は文字だけで行ってきたので「もし入力していただいている数値が間違っていたら大きく見当違いの事を答える事になる」みたいな心配が良くありましたが画像があればおよその事は確かめられますのでありがたいです。 文字情報で沢山のデータをお送りいただく中で伝わらないニュアンスなども画像1枚見るだけで分かる事も多いですし、非常にありがたいです。 僕たち以外の方でここをお読みの方にも画像があるほうが分かりやすいのではないかと思います。

      最後に1つ伺いたい事があるのですが
      土佐金に関して長い間疑問に思っていたことがあります。
      僕は飼育経験が無いものの、普通のオランダなどを大きな洗面器で飼育したりしてきた中で一度もその外周を綺麗に回るように泳ぐのを見たことがありません。毎回星印を一筆書きするようなかんじで横断を繰り返すように泳ぎます。 トサキンはその美しい尾を綺麗に維持する目的で丸い容器で飼育すると聞きましたが、この10カ月間志木さんが世話しながらご覧になっていかがでしたでしょうか?

      外周を綺麗に回るように泳ぐものでしょうか?

      前から気になっていたのですが、聞く人が居なくてそのままでした。
      良ければお聞かせいただけますと幸いです。

  3. kingyobu様、こちらこそお返事ありがとうございます。

    土佐金に関してですが、
    自分も正直今のこの子しか飼育したことがないのでなんとも言えないところではありますが、
    外周に沿って泳ぐこともあれば直線的に泳いでいたりと、どちらとも言えない感じでがあります。
    「の」の字を描くようにと言いますか、半周ほど回ったら直線的に泳いで見たりと、尾びれを成形する上で必要があるほどかと言われれば正直わかりません。
    もしかしたら直線的に横断を繰り返す泳ぎ方をすることの方が多いかとも思います。
    ただ他の種の金魚を鉢で飼っていた際に、回ることもある子もいれば、全くしない子もいましたので
    おそらく土佐金だからというよりはその個体の性格などなのではないかと思います。

    が、YouTubeなどでより多くの土佐金をより大きな鉢で飼育されてる方の動画を見るとその多くが外周に沿って泳いでいることから
    集団によるものではないかなあと思っております。

    最初に飼育を始めた際、ネットで調べた情報などから丸い容器での飼育もハイペースな換水も、
    なるべくブリーダーさんたちのような環境に近い状態で飼ってあげようと思い始めたものですが、
    今ではどちらかというととにかく長く健康で生かしてやりたいという思いでこの飼育法を続けております。

    話は変わるのですが、先ほど今日の換水と経過観察をしたら、
    胸ビレの付け根とお腹のあたりに赤斑が出ているのを確認しましたので塩浴することにしました。
    写真撮影もしたので可能でしたら確認もしていただきたいのですが、どのようにして送ったらよろしいでしょうか。
    また縁浴をするときはいつもkingyobu様の記事通りにやらせてもらっていて古い塩水から新しい塩水に移す際ドボンで移してきたのですが、それを土佐金にやることについてどう思いますでしょうか。
    仰っていた通り、WaterChemistryの変化はないので問題ないとは思うのですが、
    「土佐金=弱い」という言い伝えがあり、少し不安に思ってしまいます。悪い言い方ですが自分は土佐金を何匹も殺してきたことは無く、ネットや本で少し調べた程度なのでその言い伝えの真偽はわかりません。kingyobu様も土佐金の飼育されたことはないとのことですが、数少ない金魚飼育における信頼を置ける方ということで、何かお考えがありましたらお話を伺いたいです。

    • 志木さん こんばんは。
      お返事ありがとうございます。

      そうですか、やはりくるくる回るような習性が備わっているわけではないんですね。
      回るのではなく、回らせるということなんですかね。
      いずれにしてもあの芸術的に美しい尾を作る方法を編み出した昔の人は凄いですよね。
      気になっていたのですっきりしました。
      金魚を飼い始めた頃に写真に撮るモデル候補として美しい金魚は?って事で調べていて
      トサキン と テツギョ の2つが素晴らしいと思いました。
      しかし両者共に僕が育てるにはデリケートすぎると判断し、手を出していません。
      自分で育てるのではなく立派に育てた人の金魚を撮らせていただきたいので志木さんのトサキンが大きく育ったら呼んでください。

      正直、トサキンが弱いという事の弱いが何を意味するのかが分からないのでドボンの是非も分かりません。
      例えば塩水浴のドボンの問題はWater Chemistryは変化がなくてもWater Qualityが劇的に変わる事ですが、2日ごとに50%もの水換えを繰り返しておられることが大丈夫なら、逆にウチの金魚よりも水の変化には慣れているとも言えます。1日おきに半分の水が入れ替わるということを繰り返し経験し続けてきたのですから。
      このようにトサキンの飼育法では(様々な方の方法を見ても)水の変化に弱いどころか強くないと成立しない水替えの方法が採用されていますが、それでも変化に弱いとされるのは何か別の条件が加わるようなことがあるのでしょうか?
      ネットの情報やブリーダーさんの情報は主観がメインなので判断材料には使えませんが、トサキン研究者の方の本があればそれを探して読むと科学的根拠が示されているかもしれません。
      日本独自の品種でなければ(海外でポピュラーな品種なら)僕自身で調べる方法もあるのですが、日本独自の金魚情報は科学的な根拠や検証例がほぼ無いので毎回苦戦します。

      また飼育者さんによっては濾過も使用せず頻繁に水を替える飼育法を採用されているようですが、この事から推測されるのは
      古い水(硝酸塩が多い水)に弱いのでしょうか?
      安定した環境が良ければ濾過装置を付けて濾材にバクテリアをためて安定させたほうが変化は少ないわけですが、それをせず頻繁な水替えで維持する理由が分かれば判断できるかもしれません。

      トサキンの飼育経験が無いので分からないことだらけで申し訳ないですが、ドボンが危険だと考えられる場合は、トサキンの飼育法で毎日100%水替えというのがあるようですので、その方法を真似る形で塩水を毎日100%交換されてはいかがでしょうか?

      最後に前回のコメントの続きになりますが
      今回がこの10カ月で初めての高温期でしょうから、現在までの水質管理では感染症が出続けるかもしれません。
      前回は感染症の流れは無いと思い書くのを止めましたが、感染症が出たという事で続きを書きます。
      ここまでは環境温度が低かったわけですが今後は高く維持されます。
      お部屋のクーラーの使用、水中でのヒーターの使用により冬や夏の差がキャンセルされているはずですが、例えばカルキを抜いてからの水道水中の雑菌量とか、何か特定はできませんが想定外の何かが原因で高温期だけこれまでの水質管理が通じなくなる(間に合わなくなる)可能性もあるかもしれませんので頭の片隅にでも置いておいていただければと思いあます。
      ですのでこれまでの水換え頻度や量で維持できていない場合は頻度や量を見直されたほうが良いかもしれません。
      お送りいただきました写真の濾過器の濾材の状態(新品のように綺麗)から少し気になりましたので念のために書いておきます。

      また追加の写真の件ですが
      こちらのページから送信していただけますでしょうか。

  4. お返事ありがとうございます。

    なるほど、確かに多くの方が100%換水で飼育されてるようですしそう考えれば大丈夫なのかもしれませんね。

    濾過器の状態の話で思い出したのですが、こちらも相談しようと思っていたのですが、
    この土佐金の桶の水作エイトだけなぜか黒っぽくというか茶色くならなんですよね、
    特別念入りに洗っているというわけではないのですが、なぜか色はずっと白いままなんです。
    かといって汚れていないわけではなく、中のいろんなところに白いトロトロとしたような汚れがすぐにたまり、中のエアストーンから出ている気泡が大きく出にくくなってしまいます。
    ウールの部分や下の砂利の部分にもまとわりつくようにすぐにそれに覆われてしまいます。
    掃除をしても一週間ほどでまた元どうりになってしまい、どうも通水性が悪くなってしまうような気がして、それでもあまり掃除しすぎるのもよくないと思いなるべく控えてはいるのですが、エアーの出が悪くなるのはマズいと思いそこだけは手入れしています。

    うちの他の水槽ではそのようなことになったことはないのですが、原因もこの白いトロトロがなんなのかもわからないまま放置してしまっていました。何か思いつくものがありましたら教えていただきたいです。

    ありがとうございます、写真を3枚送らせていただきました。
    できうる限りの最高画質(といってもスマホですが)で送らせていただいたつもりなのですが、あまり鮮明なものがなく申し訳ありません。
    また、昨日の確認で新たに鱗の剥がれている個所が見つかり、以前の赤斑病に関する記事の中でその症状の中に”鱗が剥がれ落ちる”という記述の通りこれもその症状なのでしょうか。

    • 志木さん こんにちは。
      お返事ありがとうございます。

      >白いとろとろ

      これがバイオフィルムと呼ばれるものだと仮定した場合、
      少量であれば必ず出るものですしBチーム(無機栄養細菌)の住処になったり苔のベースになったりするものでもあるので問題ないと思いますが
      この白いとろとろが目に見える程の厚みで出ているという事は(健全ではないので)水中のバクテリアバランスが良くないとも言えます。
      そしてその原因を見つけて除去しないといけませんがいろいろあってどれか分かりません。
      可能性として

      ◆水を換える事でAチーム(有機栄養細菌)が減り過ぎている
      これは2日毎に7Lなので水の換え過ぎとは思えませんが、別の条件との複合でAチームが不足する何かが起きているのかもしれませんし、活動が抑制される条件があるのかもしれません。
      そもそもAチームが健全ならA達が食べるので白いとろとろは過剰に作られないのでAチームの数が少ないか、pHが極度に酸性なのか、何か断定できませんが(数の問題でなければ)Aチームの活動に不利な条件が発生していると思われます。
      これが原因の場合、バクテリアのバランスが壊れている事になりますので、最も警戒していただきたいのがマツカサ病です。
      特に高温期は急に出て、急に悪化する病気なので、有機栄養細菌が少ない可能性がある場合は強く警戒してください。
      味方バクテリアが居ない場合は100%水替えで対応するか、餌を減らして雑菌が増えにくくしながら味方が増えるのを待つか?など少し面倒な対応が必要です。
      万が一マツカサ病の兆候が出るようなら、このシナリオを重視してください。

      また同じことの別案として水の換え方が丁度雑菌に有利なバランスなのかもしれません。
      例えば、1週間に1回30から50%という良くある換え方は味方のバクテリアにとってベストなペースとして多くの本に載っているような黄金ルールです。
      この逆にバクテリアは一切増やそうとせず捨て続ける事で制御しようというのが昔の金魚鉢飼育で行われていた毎日100%水替えです。
      現在行われている水換えがこの間に位置しているので、もしかすると何らかの理由で雑菌に有利な条件が出ている事も検討してみたほうが良いかと思い書いておきます。
      たとえば、毎日100%水替えに切り替えられるのであれば、そうしてみる等、周期を変更して白いとろとろがどうなるかを見ると何かわかると思います。

      Aチーム・Bチームに関しては別の記事をご覧ください。

      ◆環境温度上昇に伴う管理方法の組み方
      冬場などの低温期には何の問題も無く良好に維持できていた管理方法が高温期になると全く通用せずに崩壊するという経験を何度もしてきました。
      今は過度に余裕がある組み方で飼育しているので問題が出なくなりましたが、ギリギリで飼育していた時は本当に毎回泣きそうになりながら対応してました。
      春先など温度上昇期に「なんで?」って思う程、急に崩れるんです。本当に大変でした。

      水の量・水換え頻度・餌の量・ストック数(過密度)などは真夏に問題が出なければ年間を通じて維持できますが、それ以外の時期に組み立てた条件では無理が出る事もあります。
      また金魚が若いと成長していく途中なので増体によりキャパシティーを超える事もあります。
      データを拝見する限り、水量には余裕がありますし、その他条件も厳しく見ても全て安全圏と思うので何も問題が見つかりませんが、何か見落としている可能性もあるので念の為挙げておきます。

      ◆冷房&ヒーターの使用
      僕は、年間を通じて連続使用した事が無く、高温期の使用に関する経験はゼロなので、判断する基準が無いですが原因のリストから完全に排除するのも怖いので挙げておきます。
      何らかの形で雑菌の増殖をアシストしているかもしれません。

      ◆日光ゼロ
      雑菌が出た時に最も助けになるのが日光に含まれるUVです。
      普段から太陽光に当てていると病原菌の多くは主力化されなくなるのでバクテリアのバランスゲームで僕たちの味方に有利になります。
      今回、日光が全く入らない場所で飼育されているとの事で、この点では不利になりますので雑菌が出た場合は洗ってクリアするしかありません。
      バイオフィルムは雑菌の温床にもなりますがBチームが増えればBチームの家にもなりますし苔が生えるベースでもあるので決して悪いものではなくむしろある程度は必要なものですが日光が入らない場合はその扱いを慎重にしないと悪いほうのサポートになりやすいのでご注意ください。

      正直、ヒーター使用・日光ゼロの2点は僕自身の経験が少なく問題があるか無いかが判断できませんが、経過観察で1つ1つ割り出すしかないと思います。

      赤班病



      写真ありがとうございました。
      まだ初期なので塩水浴で治りそうですね。
      これが出る直前に異変に気付かれたわけですが、流石飼い主さんですね。

      赤班が出たという事は
      ◆金魚がアンモニアや亜硝酸塩、または他の環境ストレスで弱り切っている

      ◆雑菌が異常に増えている、または水質が悪くなっている
      かですが

      上の白いとろとろに関係しますが分厚いバイオフィルムが出来ていて赤班が出る場合は少なくとも後者が原因の1つです。
      (これで前者の可能性がゼロになるわけではありません)

      現在もまだ塩水浴中だと思いますが
      今度元に戻される際は、水換えのペースか何かを変更してみてはいかがでしょうか?
      考え方としては
      雑菌が増えている
      という仮説を立てる場合、その増えるスピードよりも早く水を捨てるというのも1つです。
      多分、水替えを週に1回に減らすのはトサキンでは現実的な選択肢では無いのだと思いますので、それであればペースを早めるか、水替え量を増やす方向でご検討いただければと思いました。
      事態をより完璧に把握するには
      少なくとも
      ◆アンモニアの濃度が知りたいです。
      理想としては
      ◆亜硝酸塩濃度
      ◆pH
      も分かるほうが全体像が見えますが
      アンモニアがゼロなのか1.5mg/L以上なのかで大きな違いがあると思います。

      トサキンの飼育法も色々あるようでどの方法がベストなのかは飼い主さん次第だと思いますが
      共通しているのは水を多く換える事のようですので、
      今この段階でアンモニアがゼロならBチームは多分健全ですのである程度、現状維持を基本に組み直せば良いですが
      仮に1.5mg/L以上、更に亜硝酸塩まで検出されるような流れならBチームは予定通りに育っていなかったことになり、代わりに誰か別のバクテリアが住んでいると予想されるので
      濾過器から濾材を撤去しエアレーションだけまたはエアレーション無しにするほうが安全です。
      Bチームが濾材に住んでいるのかいないのかを知りたいわけですが、住んでいない場合は雑菌の住処になっている(イス取りゲームは大きく負けている)事になるので底を洗うのと同じ理由で濾材の撤去が必要になります。
      単純に書けば
      雑菌が増えているのなら、その温床を全て除去する必要があります。
      その逆にバランスが良好なのであれば、現状維持をベースにして(水換え周期や量の変更など)小さな変更だけで様子を見ればよいと言えます。

      またpHが異常に酸性やアルカリ性になっていないか?なども、その数値次第では今後の対応に大きく影響します。

      ここまでの対応でダメならいよいよ大きな変更が必要で
      エアコンとヒーターの無い環境や日光のある環境に移動させる事まで視野に入れなくてはなりません。
      物が最も腐りやすい時期を想像いただくと分かりますが低温と高温を行き来する時です。これは雑菌が増えるチャンスが増すからです。
      食品などでもその温度域を経験させないように調理後急冷してから保存する事で長期保存できたりします。(こうすると保存時の雑菌の絶対量が少ないからです)
      経験が無くて分かりませんが、冷房(水面付近の温度を下げる)とヒーター(水中の温度を上げる)・・・<つまりどこかに中間温度がある> が雑菌に有利な状況を作っているのであれば、その条件を排除すれば感染症問題が消える可能性が高いです。
      ただし、これまでにお考えがあって実施されている組み合わせでしょうから、まずは別対応で様子を見て経過観察から分かった事で次の判断をするしかないと思います。
      こうした経験は1つ1つコマを進めるしかなく、コマの進め方を間違うと金魚を失うリスクもありますが他の人がやっていない事をする時は必要な事なので頑張ってください。

      自分に合った飼育法は自分で探すしか無いので僕も毎回悩みながらやっていますが、新しい事を学ぶ時は自分の予想や仮設とは真逆の結果に流れる事も少なくないので金魚を守る事を最大限に優先される場合は常に(手間がかかっても)安全な側に進んでください。
      特に現在は高温期ですので感染症を軽く見ると怖い時期です。

      ちなみに塩水浴は毎日100%交換されるとの事ですので、この間は安心ですね。
      この間に志木さんはリラックスして現状をより正確に把握したうえでじっくりと次の手をご検討ください。

      塩水浴終了後の次の一手は非常に大切です。

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