金魚飼育のバクテリア:水が濁る・病気が出るなどを予防する強い味方の全て


この記事は金魚飼育で飼育水を安定させるために知っていただきたい基本情報に関してです。
何故120㎝水槽は安定させにくいのか?
水換えの直後は何故餌を控えるのか?
どうすれば水が濁らなくなるのか?
立ち上げてから1年以上経過すると何故安定するのか?
などを理解するために必要となるバクテリアの情報です。

なぜそうなるかと言う説明だけではなく
本記事のあちこちに問題が出た時の対処法や予防法を細かく入れました。

今回は金魚飼育に密接な関りを持つバクテリアの中から2つのチームを選んでその働きをご紹介します。 
金魚飼育で最も大切な2チームです。

Aチーム

金魚飼育のバクテリア

1つ目のバクテリアチームは有機栄養細菌と呼ばれます。原始時代から存在するものから新しく生まれたものまで種類も多く居ますが、最近は農業への利用や環境の改善の救世主として比較的多く研究されている為、他のチームに比べるとその働きや種類など多くが既に解明されています。

何をしてくれるのか?

金魚水槽の水質を安定させてくれるバクテリア群で、水を浄化してくれます。
以下は殆ど同じことを別の表現で示しただけの例ですがこのバクテリアの働き1つで以下のような事が実現しています。
具体的には

  匂いを抑える
匂いのもととなるバクテリアが繁殖する前にその原因となるものを分解してしまう。

  有機物を分解してアンモニアを作る
糞や餌の破片などの有機物を分解する事でアンモニアに変換する。

  濁りを抑えピカピカの水にする
有機物と言う目に見えるものをアンモニアと言う目に見えないものに変化させる。

  富栄養化を予防
多くなりすぎた栄養を食べてくれる。

  雑菌の異常繁殖を予防する
自分たちが主力となる事で水中のバランスゲームを支配し雑菌が異常に増えてバランスを崩すことを予防する。

などを行います。
ご覧のように殆どは過密飼育や餌の与え過ぎで起きる問題ですので、それを解消すればこのバクテリアが弱い時期でも問題なく金魚飼育を継続できます。 特に金魚飼育を始めて1年未満の方は餌を控えめに与えると大きな問題を経験することなく安定期に入る事が出来ます。

水換えの影響

このバクテリアの多くは飼育水中を浮遊している為、水を換えると半減してしまいます。 でも大体1日でバケツ1杯分の水を良好に維持できる数まで増えます。
大きな水槽だと水換えの後や立ち上げの直後は一度減るとなかなか増えないので水質が不安定になりやすいという問題が起きやすいです。 つまり水換えで減るバクテリアであり、直ぐに回復しますが多少の時間は必要です。小さな水槽ほど回復が早く大きな水槽ほどより多くの時間を必要とします。 バクテリアが少ない間は上記の役割が鈍りますので、多くの水を換えた後は上記の働きが必要となる事を避ける・・・つまり餌を控えめにしたりすることで調整します。

この事からも金魚飼育に慣れない間は水量が大きすぎる水槽は避けて25Lから60L以下までの水槽で飼育を始めるとこのバクテリアの回復も比較的早いので飼い主が意識しなくても直ぐに回復するので安心です。

参考までに25℃前後の例として

30㎝キューブ水槽(25L)なら50%水換えの場合
約1日から2日で回復。

60㎝水槽(50L強)なら50%水換えの場合
3日から4日で回復。

くらいが目安ですが、諸条件で多少変化します。

また多くの場合50%でも十分に働けますので半減しているから即不安定になるわけではありません。
餌を大量に与えている方や、余裕が殆ど無い水量で過密飼育されている方のみご注意ください。
普通の飼育では大きな問題とはなりません。

Bチーム

金魚飼育のバクテリア

こちらは無機栄養細菌と呼ばれるチームですが更に2つのチームに分けてご紹介します。 
Bチーム(1軍)アンモニア分解チーム
Bチーム(2軍)亜硝酸塩分解チーム

何をしてくれるのか?

Bチーム(1軍)アンモニア分解チームが
  アンモニアを分解して亜硝酸塩に変化させ
Bチーム(2軍)亜硝酸塩分解チームが
  その亜硝酸塩をより毒性の低い硝酸塩に変化させます。

硝酸塩も長期的に高濃度になると金魚に良くないので、この弱い毒(硝酸塩)は原則として水換えで外に排出してしまいます。
また苔・青水・水草は硝酸塩をはじめ窒素やアンモニアや二酸化炭素など水槽内に溜まる不要物質を吸い取って消費してくれますので、苔・青水・水草の少なくとも1つ以上が水槽内にあればその軽減を助けてくれます。

五感ではなく水質検査でご確認くださいw
よくAチームの事と混同されている方が居られますが、このBチームが処理するものは目には見えません。
「五感を働かせて見分けろ」みたいな精神論でどうにかできるものではありません。
大切な事はこのバクテリアの働きは目に見えない&匂いもしないという事です。
味覚・触覚・聴覚を金魚飼育でどのように使うかは分かりませんが、この問題に関して視覚・嗅覚では判断できません。
正常でも異常でも目には見えませんし匂いもしません。
水質検査で確かめる以外に確認方法はありません。

濾材洗浄の影響

こちらは水中に浮遊するよりも殆どが濾過槽内や水槽の底や壁に住み着きます。
だから濾材を洗った時、水槽を洗った時、底砂利を洗った時に減ります。
こちらはAチームとは違い回復が非常に遅いので半減させるような事があるとしばらくは水質が不安定になりますので洗い過ぎにご注意ください。

注意 几帳面な方、除菌という言葉が大好きな方、小まめに掃除する事が日課の方はご注意ください。
知り合いに一人おられて相談を受けて水槽を見て驚愕しました。
3か月も飼育されているのに水槽から濾材まで新品にしか見えないほどピカピカでした。
その結果、水槽内の全ての金魚がひどい尾腐れになってました。

水槽に住むバクテリアは金魚飼育に必要なものなので濾材を綺麗に洗いすぎたり、ほぼ毎日のように手入れしてしまうと足りなくなり水槽内のエコシステムが崩壊してしまい、いつまで経っても金魚が病気がちな水槽になってしまいます。

金魚が常に病気になっている方で水槽や濾過装置がピカピカの方はどうか数週間は濾過装置を触らないようにしてみてください。汚れても我慢する。耐えられない場合は中が見えない濾過装置を購入するなどして放置してみてください。時間の経過と共に諸問題が改善されると思います。

人間の世界の綺麗・清潔は金魚の世界では不安定を意味します。
バクテリアの世界はイス取りゲームなので安定させるためにはある程度のイスにバクテリアが座っている必要があります。 椅子の大半が空席だと何時誰が座るか分からないので敵・味方のどちらが勝つかも分からない状態と言えます。味方に勝たせるためには味方に有利な条件を整えてじっくりと待つ事が必要です。この安定は日々の世話の蓄積で作られるものですのでそれを毎日のようにリセットしてしまうと当然急に増える事が得意な敵(例:雑菌Z@1時間に1回分裂)側に有利になります。 味方側のバクテリア(例:硝化バクテリアB@1日に1回分裂)は急には整いませんのでバランスゲームを有利に進める為にも綺麗にし過ぎないようにご注意ください。

普通の対応の方は、ご安心ください。
殆どの濾過装置や濾過器にはバックアップがありますし、ヘドロを落とす程度の洗浄では濾過能力が半減する事はありません。 ピカピカになる程綺麗に洗ってしまうと論外ですが濾材のメンテナンスを正しく行っている分には問題なしです。 更にほとんどの濾過装置や濾過器はその製品が対応可能な水槽のサイズよりも余裕がある設計になっていますので多少の事は耐えてくれます。

濾過装置のバックアップ
投げ込み式濾過器・・・メインの濾材以外に底に石が詰め込まれています。
上部濾過装置・・・メインの濾材以外に幾つかの予備濾材が組み合わされています。
外部濾過装置・・・とにかく色々な濾材のアソートパックになっています。
外掛け式濾過装置・・・メインの濾材以外にストレーナーのカバーが濾材で出来ています。
スポンジフィルター・・・左右どちらかが作動するように互いのバックアップになっています。
注意 中国式のスポンジフィルターは一時使用目的で設計されている為、長期使用を考慮していませんので稚魚飼育など一時使用以外では使えません。全ての濾過器や濾過装置にあるバックアップが中国式スポフィルにはありません。 バックアップが無いだけではなく長期使用していると機能停止します。 これは大量に買い込んでおいて機能停止したら(洗って使うのではなく)新しいものに取り替えるというコンセプトの製品ですのでお間違え無く。 スポンジは肉痩せすると間の穴が小さくなったり無くなったりする為、一度詰まると次回からはすぐに詰まるので長期使用は危険です。

濾材を新しいものと交換した時などは一旦能力が落ちますので餌を控えめにするなど調整が必要な事もありますが、不安な場合はしばらくアンモニアと亜硝酸塩を検査してみるとより確実にその能力が維持できているか落ちているか判断できます。 

僕が確認した限りではかなりしっかり洗浄した後でもアンモニア・亜硝酸塩ゼロを維持出来ていました。
※濾過能力を維持するために普段は意識的に雑に洗うようにしていますが、以前寄生虫が出た時などある程度しっかりと洗ってしまい、不安だったので水質検査を小まめに行い確認した時の話です。 「しっかり洗う」の定義が人それぞれですので、その程度を理解するためにも是非一度ご自身でご確認ください。

立ち上げ直後は不安定になりやすいので立ち上げから1年から2年程は注意が必要です。
(その理由はこの記事の後半に出てきます。 年数と安定感参照)

以下
Aチーム・Bチーム共通です。

処理能力

バクテリアは長い目で見ると物凄い量の問題物質を分解してくれる縁の下の力持ち的存在ですが、短期的にはあまり期待できない存在です。
バクテリア全体に言えますが、

バクテリアの弱点
即効性が無い
高濃度の問題を処理できない

コツコツ働き、じわじわ効果が出てくるというのがバクテリアの働きなので化学薬品のように入れると直ぐに効果が現れるわけではありません。
ですので時間を十分に与えると膨大な量を文句も言わずに処理してくれますが、「今、目の前で起きている大きな問題を直ぐに処理してほしい」みたいな時は全く役に立ちません。 そのような場合は水換えで一旦問題を外に出して捨ててしまい、新しい水を入れて再度立ち上げ直すつもりで安定させるほうが早いですし現実的です。

ですので餌のやりすぎには非常に無力です。
例えば現在25Lで1日に3回餌を与えていたとします。
これを倍にしたいと思う場合は、
まず水量を50Lと倍増させ、急に餌を倍にするのではなく少しづつ増やしながらバクテリアが増えるのを待つ必要があります。 水だけ倍にしてもバクテリアが少ないままだと処理できず次の日には腐った匂いがする水になります。

じわじわと変化する事には結構粘り強く対応してくれるバクテリアですので、時間をかけて無理なくバランスを整えると上手くいきます。 短期間で見ると高い処理能力が無いという事さえ理解していれば多くのケースで問題を避けて目的を達成できると思います。

年数と安定感

金魚飼育のバクテリア
どのバクテリアにも言えますが、自然界において、たった1種類のバクテリアが1つの大きな仕事をすべて担当している事はありません。 そこには必ずバックアップとか代役と呼べる別のグループが存在します。海などでは幾重にも存在するバックアップが居るおかげで簡単には崩壊しない安定した水質が維持されます。

金魚水槽の場合、立ち上げた直後は本当に1種類しかいないかもしれません。
しかし、年数を重ねるごとに必ずその作業を代行できるバックアップ的なバクテリアが1種類、2種類と増えてきます。

例えば糞を分解してアンモニアに変えるという作業を
A1チームが行っているとします。 でもそのA1チームは低温が苦手で、しかもpHが酸性になると急に働きが鈍くなるとしたらどうでしょう?
これが事実なら低温や酸性では一気に水質が悪化する事になりますが、現実には低温でも、酸性でも問題なく水質が維持できている事が多いはずです。 これはバックアップチームが居るから可能となる事です。 年数が増すごとに後方支援するバクテリアが増えるのでA1チームの働きが鈍ったり、A1チームが 壊滅的なダメージを受けても、その条件下で元気にしている別のチーム(A2・A3・A4・・・)が代行してくれることで水の安定が維持されます。

でも、立ち上げた直後は1種類しか居ないか、他の種類は未だごく少数なのでバックアップとして働く事が出来なくて、1種類目が倒れたらいきなり水質が崩れ出すという事もよく起きます。 これはバックアップのバクテリアが少ないか居ない事が原因で起きる事なので年数を重ねた水槽では起きにくく、年数の浅い水槽では起きやすい事になります。

水槽を立ち上げて1年から2年経過すると、これまでとは別次元の安定感が得られますが、それは全てこのバクテリアたちの多重構造が構成されてくることによります。

そうして維持される安定感ですが、春先など低温から高温に移行する時などは主力が入れ替わる事もあり水質が不安定になる事もあります。昔の人が「水かわり」と呼んでおられたものだと思いますが、こうした時期は餌を控えたり、水換えを少し短周期で小まめに行う事で大きく水質が崩れる事を予防したり、その少し前に水槽内を清潔に洗浄しておくなど、水中で何が起きているか理解する事で事前にトラブルを防ぐための対策を講じることも出来るかと思います。 勿論現代人であれば水質検査と言う方法で中身を可視化して、こうした時期を乗り切るという便利な選択肢もあります。

ジャンプスタート

これから金魚飼育を始めようとする方で、長期飼育者の水槽の安定感をいきなり手に入れたい方は、以下の方法で実現できます。

知り合いに古くなった濾材をもらう

最も安心な方法で、頼みやすい方法だと思います。
見ず知らずの人に道端で「古くなって捨てる濾材下さい」というと少し怖がられますが知り合いなら大丈夫でしょう。
また同じ地域の人であれば環境も近いのでバクテリアの生存率や流行病の整合率も高いので更に良いです。 地球の裏側から送ってもらう場合、環境の違いが大きい為、どの程度上手くいくか分からないそうですが、近ければまず問題はありません。

僕はこれまで何人かの方々に金魚と共にウチで熟成してきた濾過バクテリアを十分に貯め込んだ水作エイトをプレゼントしてきました。
金魚を里子に出す1か月から2か月前くらいに新品の水作エイトを購入し、外側や底の部分は箱に入れたままにして、中の濾材だけを取り出して金魚が居る水槽に入れておけばOKです。
こうすれば外側は新品でピカピカですが中の濾材だけはバクテリアがいっぱいのプレゼント用水作エイトが完成します。それさえあれば今日からでも安定して金魚飼育を楽しめるので初めて金魚飼育する方に金魚をあげる時に最適です。

僕がこれまでに差し上げた地域としては殆どが京阪奈の中なので差ほど離れていませんがうまく機能しています。北海道から沖縄に送る場合などは分かりませんが劇的に環境が変わらなければ上手くいくと思います。

ちなみに濾材以外で有効なのが底砂利です。
ワンスクープで十分と言われますので約200ccくらい底砂利をもらえれば立ち上げには十分なバクテリアが居ます。底砂利を敷いている方はそれを一部差し上げれば同じことです。

注意 濾材をもらう時はその濾材が入っている水槽の水をビニール袋に入れてその中に濾材を浸した状態でもらってください。底砂利も同じです。 濾過バクテリアは酸欠やドライ環境に弱い為注意が必要です。 水槽の水でなくても良いのですが塩素が抜けきっていない水道水などは良くないので確実に塩素が抜けている水という事で水槽の水がベストです。
差し上げる方も同様です。

水質検査で可視化する

金魚飼育のバクテリア

見た目は差が無い2つの水槽も中ではとんでもないことが起きていて大きな差がある事もあります。
そんな時、水質検査すると中で何が起きているかある程度まで可視化できる事があります。

金魚飼育のバクテリア

この例程明確でなくても、

  何が原因なのか?

  何を改善すればよいのか?

を知りたい場合にその答えに辿り着く為のヒントとなる情報が多く得られるのが水質検査です。
バクテリアを使ったエコシステムで水槽を安定管理するのであれば是非水質検査をマスターし、より良い管理にお役立てください。

例えば
アンモニアゼロ・亜硝酸塩ゼロ
というのはBチームがきちんと働いている事だけを示しています。
これだけではAチームが正常かどうかは分かりません。
このような状態でも餌の与え過ぎで富栄養化していれば尾腐れ病や赤班病は出ます。

更に
水が透明でキラキラしていて匂いも無く絶好調に見えてもそれはAチームがきちんと働いている事だけを示しています。
更に言えばAチームの守備範囲は非常に広いので他の守備範囲まで全て正常なのかは未だ分かりませんし、
キラキラピカピカの水でもBチームが壊滅的な状態ならアンモニア地獄や亜硝酸塩地獄になっている事もあります。

ですので、正しい判断の為にも1つ1つ信頼できる情報を集めて、それを基に判断する事で正しい対応を選ぶことが出来ます。
「多分、こうだろう、ああだろう・・・」と全て調べずに経験や勘に頼る想像だけでは同じミスを繰り返すことも多くあります。

全ての判断や飼育法が正しくても死ぬ時は死にますし、病気になる時はなります。金魚はロボットではないので仕方ない事です。 そんな中、少しでも生存のチャンスを高くする判断が出来るように、正しい対応が出来るように、この記事や水質検査がお役に立てば幸いです。

最後に

ここまでお読みいただけばAチームとBチームの違いもご理解いただけたと思います。
ネットの情報だけではなく金魚の本でもなぜかBチームの事ばかり書かれていてAチームに関して触れてない事が多いので、この2チームを混同されていると感じる事が多く見られます。 こうしたバクテリアの処理能力を使って水を綺麗にすることを生物濾過と呼び、それを行う濾過装置などを設置して水質を維持する仕組みをエコシステムと呼びます。エコシステムは時に食物連鎖と言う意味でも使いますがこの場合は食物連鎖の最底辺の部分のお話という事になります。 つまりバクテリア(細菌類)やプランクトンが増えたり減ったり、食べたり食べられたりしながら刻々とそのバランスが変化している中で水槽のエコシステムの頂点に僕たちの金魚が君臨しているという状態です。 エコシステムの頂点に居る金魚が健康的に毎日を過ごすためにも底辺のバクテリアの安定は非常に重要です。 ここが不安定だと全体が不安定になりますので基礎となる底辺を安定させるためにもこの記事に示しましたように様々な状況に応じて適切な対応をしていただければと思います。

昔の人は毎日水を100%交換する方法で金魚を維持していましたが、今はこのようにバクテリアを上手く飼いならして1週間くらいは水を換えなくても問題が出ないというエコシステムを利用した飼育法が主流となりました。 この魔法のような方法を支えているのは底辺に居るバクテリアなのでそのバランスが大きく崩れないように維持してあげてください。 下手すれば金魚飼育ではなくバクテリア飼育になりますが、それが出来れば頂点の金魚もハッピーに暮らしていけますし、僕たち飼い主も心穏やかな毎日を過ごせます。

8件のコメント

  1. こんにちは~
    Aチームと言うのは知りませんでした、、確かにBチームの事は良く目にしますが;;;
    判りやすく書かれているので助かります(^^♪

    • azzaroさん こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      そうですよね、Aチームに関しては日本の国家機密かというくらい語られないですよね。
      僕自身、金魚部を書き始めた頃はその区別が分からなくて
      「水質検査でオールゼロなのに何故尾腐れが出るんだろう」とか思ってしまっていたことがありました。
      この2つを区別できないと水質管理で判断を間違えたりするので2つの違いが分かってからは金魚部でも何度となく記事にしましたが、専門的な名前とかを前に出して書くと分かりにくいみたいなので、木苺共和国では思い切ってAチームとBチームにしました。黄チームと赤チーム・青チームだと順番が無いのでどちらが先か分からないので混同する可能性があると考え、Aの次がBと言う風に順番も明確に分かる名前にしました。
      色はかなり個人的なイメージですが 
      Aチームは糞を処理するのでうんこ色の黄色
      Bチーム1軍はアンモニアを処理するので検査薬でアンモニア濃度が濃い時の色=青
      ※検査薬の設定範囲では黄色から濃い緑に変化するのですが、それを超えると青になります。つまりアンモニアが出すぎた時の禁断の色が青色なんです。
      Bチーム2軍は亜硝酸塩を処理するので検査薬で亜硝酸塩濃度が濃い時の色=紫
      にしました。分かりにくいかもですが、そう言う事で色も決めたのでこの3種のバクテリアのイラストは今後も登場させます。

      コメント頂いたついでみたいで申し訳ないのですが
      少し前にそちらの記事にコメントを入れに行き<承認されたら表示されます>みたいな感じになりましたが、無事に届いていますでしょうか?

      一応、内容を書いておきますと 体重測定で今回だけ軽めの結果が出たという記事にコメントさせていただきましたが、僕も昔同じことが起きてキッチンスケールを調べたら壊れてました。 塩水浴する前に気づいて良かった・・・みたいな経験でしたので念のためキッチンスケールが正常か確認されたほうが良いと思います。

      硬貨とかスマホなど検索すれば重量が分かるものを載せて量ると判断できると思います。

  2. こんにちは.2~
    うんうん♪ とても判りやすいですョ~(^^ なるほどなぁ;;;って、自分の環境をいろいろ考えいるところです~
    コメントの件ですが・・・ 入ってないようです;;; キッチンスケールと同様 ちょっとチェックしてみたいと思います、ありがとうございました♪

    • azzaroさん こんにちは.2!
      お返事ありがとうございます。

      コメント入ってませんでしたか?
      申し訳ないです、僕がどこかで操作ミスした可能性大ですね(汗
      確定するまでにもう一段階あったのかもしれません。

      キッチンスケールが壊れているかどうかは分かりませんが、壊れていてそのまま知らずに塩水浴の計量をすると恐ろしいので、それだけお伝えしようと思いました。
      問題なければそれで安心だと思います。

  3. 背ビレも寝てしまってる悲しい顔を見て、よい水づくりに努めなければ!っと思いました。
    バクテリアの安定には、けっこうな期間が必要なのですね。
    コケを排除したキレイな水槽は鑑賞には適してるのかもしれませんが、金魚にとっては優しい水ではないのかもしれない。確かに青水で暮らすと金魚は元気だな~っと思います。

    エサをかなり控えめにする時も、苔、青水、水草のアシストがあるとよいですよねーー。

    • dalahastさん こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      >コケを排除したキレイな水槽は鑑賞には適してるのかも
      そうですよね。
      僕も綺麗に洗った水槽に綺麗な水を入れて金魚が気持ちよさそうに泳ぎ出すあの瞬間とか大好きなんですけど、あのスタイルを維持する事や金魚を安定飼育する事は、几帳面で小まめに世話をしてサボらない人でないと無理かなって思います。
      僕も必死に頑張れば1年くらいは何とかできると思いますが、多分その辺で満足してしまい気を抜いて、次に気が付くと病気が出てしまう流れになると思います。
      あのピカピカの状態を維持できる人は本当に凄いと思いますが、僕の性格では無理だったので、僕は僕に合った方法を探す長い旅をしていてその中で自分にも金魚にもあっていると思ったのがジャングルタンク(より自然に近づけた飼育法)でした。 これはこれで苔のメンテナンスとか邪魔臭い事もありますが、その都度気合を入れてかかれば済みますので毎日コツコツやるのが苦手な人に向いていると思っています。

      dalahastさんにはdalahastさんの性格にぴったりの方法があるはずですので、1つ1つ試していけばきっと見つかりますよ。人生で1つの答えが全員に正解とならないように、金魚飼育も人それぞれですし。
      時間はかかりますが、焦らずゆっくりと探していれば自分流の方法と言うのが見つかると思います。

  4. kingyo部さん、

    ジャングルタンク、健康的な環境だと思います!
    私も外の二か所はコケコケにしてますが、4匹ともとても元気です(*^^*)

    室内の水槽の子たちは砂利をモグモグするのが大好きですが、今はガラス面の苔もかなり排除して、水草も少しだけ、エサも少なめな上に水換えも比較的マメなので、あまり美味しそうなものは転がってないように思えちょっと可哀想なので、コケは残し気味にしてあげようと思ってます。

    ありがとうございます~自分流探しの旅は続けて、いつでも金魚たちの元気な姿が見られるようにしていきたいです♪

    • dalahastさん こんにちは。
      お返事ありがとうございます。

      今のような高温期はそのほうが安心ですよね。
      僕も今年は比較的パソコンの前で仕事する事が多いので
      金魚の世話も出来ますが、去年やその前みたいに殆ど出たり入ったりで金魚をまともに目で見るのが数日に1回とかの時は余裕の上に余裕を作って安全側にしてました。 

      中でも人工餌を控えめに与えるのは色々な事が予防されるのでいいですね。
      あとは最低限の水換えと水槽や濾過の定期的な洗浄・メンテさえしていれば何とかなりますし。

      ぴったりの飼育が見つかるといいですね。
      僕もまだまだ旅の途中なので探し続けます。

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