観賞魚用ヒーターの安全な使い方マニュアル

水槽用ヒーターを安全に金魚に使う為の完全マニュアル


観賞魚用ヒーターを金魚飼育に使用する時は十分に注意しないと火事になる事があります。
それを避けていただけるように、この記事では水槽用ヒーターの正しい使い方・安全な使い方に関して最低限知っておいていただきたい事を書かせていただきます。

ただし、2015年夏に法改正があり、それ以降に発売されたヒーターはそれ以前の物とは別物と言えるほど安全面が改良されています。

記事前半は古いヒーターの事も含めて危険性に関してカバーしていきますが、後半は新しい基準のヒーターの安全性能に関して説明させていただきます。

水槽用ヒーターの3つの重要パーツ

ヒーターは大きく分けて3つの重要パーツで動作します。
1 ヒーター・・・・・・熱を出す
2 温度センサー・・・・ONやOFFを決定する為の水温を感知するパーツ
※これ自身がサーモスタットになっている事もあります。
3 リレースイッチ・・・サーモからの命令で実際にON/OFFを切り替える
※これは部品として独立せず基盤に集約されている事もあります。
※上の温度センサーと合わさってサーモスタットになっている事もあります。

水槽用ヒーターの種類

水槽用ヒーターには大きく分けて3つの種類があります。
オートヒーター123
温度調整式ヒーター123
ヒーター(単独)1
です。

オートヒーター

別名:温度固定式ヒーター
製品に記載されている温度に固定されるヒーターで金魚に使うものは26℃固定が多いと思います。
これは123のパーツが全てヒーターの中に組み込まれていて全てが水中に存在する事になる仕組みですので壊れやすい設計になりますが、逆に言えば全てが防水処理された中に入っているのでこの次に出てくる温度調整式ヒーターで良く報告されるダイヤル部分が錆びて壊れるなどの問題は出ません。 個人的には値段も安く無駄が無いのでオートヒーターを買う派です。

またYOUTUBEなどで見られる海外製品と違い日本のヒーターは非常によくできています。分解して中を確認してみましたので、詳しくはこの下のグレーのコラムをお読みください。

温度調整式ヒーター

こちらはヒーター(単独)にサーモスタットを連結させたもので、これ1台で通常、15℃から35℃まで温度調整できます。

ヒーター(単独)とサーモスタットは固定されているので、それぞれの部分交換はできません。 つまり何処か壊れたら全て捨てる事になります。

またヒーターの寿命を考えて2年ごとに買い替える場合も、サーモスタット部分まで買い替える事になり不経済なのも残念ポイントです。

更にレビューとか見ていると調整ダイヤルが水槽からの水分で錆びて使えなくなる人が多いようです。 特にエアレーションがパチパチはじけるような場所に置いていると、見た目はドライでも徐々に内部が錆びるようです。

とは言え、1台あれば殆どの状況に対応できて便利なので、購入される場合はコントローラー部が水槽の近くにならないように、特に水はねに気をつけて使えば問題無いと思います。

ヒーター(単独)

別名:交換用ヒーター
これだけでは使用できないヒーターで必ずサーモスタット(温度コントローラー)と一緒に組み合わせて利用します。

まず絶対に間違えないでいただきたいのが、
ヒーター(単独)はそのままコンセントに差してはいけないという事です。

ヒーター(単独)は1のみの製品なので23がありません。
つまりそのままコンセントに差し込むと、どんどん加熱して最後には壊れます。
最近のものは安全装置が付いており安心になりましたが、基本的な部分は僕たち消費者が理解し区別できないと怖い事になります。
購入時はこれとオートヒーターを混同しないようにご注意ください。

サーモスタット

ヒーター(単独)を接続して温度を調整するためのコントローラーです。
これに関してはまた別の記事で詳しく書きます。

古いヒーターを捨てる前に中身を分解して確認

今回分解したのはGEXのプチオートヒーター40Wという古い製品です。

10年弱前に治療時に使おうと購入し、時々しか使用してないので壊れないまま現在に至りますが、新しいのを購入し、不要になったので分解してみたところヒーター部分は非常にシンプルな構造でガラス管の前後には約10㎜程シリコンが充填され安心感の高いエアタイトな防水構造になってました。 万が一水分が少しゴムの隙間から入ってもその中は独立したエアタイト構造なのでショートする事は無いだろうと思える仕様でした。よくできてます。

観賞魚用ヒーター分解

中のユニットを出してみたところ、シンプルに電熱線と蓄熱板とサーモスタットだけの構成でした。
サーモスタットもバイメタル式のものが採用されていて海外製品のような壊れやすいタイプのものがそのまま露出している製品にはなってないので安心です。

海外製品の分解ビデオをYOUTUBEで見て、不安になって新しいものを購入し、古いのを分解してみたわけですが、これならまだ使えたなと思う程安全設計になってました。

外から見ただけでは違いが分かりませんでしたが、日本の製品の設計は流石に優れていると思いました。 ※この製品の製造国が何処かは分かりません。

観賞魚用ヒーター分解

ガラス管の中には白いガラスの砂のようなものが充填されており電熱線が作り出した熱を効率よくガラス管に伝える役割をしているようです。

約10年前の製品でもこのレベルなので新しいヒーターには物凄く期待してしまいます。

観賞魚用ヒーターの壊れる原因 トップ3

色々な壊れ方がありますが代表的な3つです。
如何に簡単に壊れるかはこの1つでも経験すれば思い知る事になります。
ただしこの中の2つはこの記事の後半で出てくる新基準では対策済みですので新しいヒーターの場合はある程度安全になっています。
古いヒーターを未だご使用の方は、続けて警戒してください。

サーモセンサーの故障

サーモセンサー(温度センサー)は電子式であれ機械式であれ非常にデリケートな部品と言われています。
色々な過酷な条件に晒されると最も早く壊れる部品の1つが温度センサーなのだそうです。 そして最も怖いのが使用中に壊れるケース、さっきまで通電していて壊れるので通電したままになるという事でヒーターはONのままになるので、その後何が起きるか?考えただけでも怖いです。
ちなみに金魚が茹で上がる原因はこれが多いです。
リレーの破損も原因になりますが、2つのパーツを比べた時、簡単に壊れるのは圧倒的に温度センサーだろうと言われます。 ただし日本で販売されているものは比較的安心な設計になっている事が分解してみて分かりました。 詳しくは上のグレーのコラムをお読みください。
※新基準での対応は特に無し

空焚き

発生頻度で最も多いと思われるのがこれです。誤って空気中に出してしまうとか、水位が低すぎて水が蒸発して勝手に空気中に出ちゃうとか、地震で水がこぼれて水位が低くなったとかで起きます。 僕も一度経験しましたが、体感で5秒ほどで焦げてきます。コンセントを抜くのを忘れて水換えしようとしてしまい外に出して5秒後には目の前で白い部分が焦げ、変なにおいが充満しました。 怖かったです。
火事になる原因はこれです。
※新基準で軽減対策有

水漏れによる回路のショート

オートヒーターは特に回路全てが水中に沈んでいますがこれは言い換えると潜水艦のような構造で中には空気があり回路はその中で露出状態のまま格納されています。
だからヒーターのボディが少しでも破損して水が中に入れば一発で回路がショートして壊れます。
この場合も火事の例が報告されています。
こちらは水中のヒーターではなくコンセントの部分からの出火になりやすいようです。
※新基準で軽減対策有

よくある間違った使い方・危険な使い方

屋外で使用するのはダメ

家庭用の観賞魚用ヒーター(水槽用ヒーター)は室内専用です。
屋外では使用できません。
雨・風・温度差 どれを取っても危険な香りしかしません。

容量を守っていない使い方はダメ

ヒーターに記載されている対応可能容量を大きく超えた水槽に使用するのは危険です。 
例えば12L用のヒーターを60Lに使用するなどしてしまうと何時までも温度が設定温度まで上がらないので、永遠にONのままになりヒーターに負荷がかかり過ぎる問題が出ます。 

購入時にどの容量を選ぶかは非常に重要です。
特に温度差がある室内で使う時などはワット数と水量の関係にこだわり過ぎず、余裕のある容量のものを選んだほうが良いです。
下記の表の倍くらいのワット数の物を選ぶか2つ購入するかと言うのも良いアイデアだと思います。

ヒーターのワット数と水量と水槽サイズの目安
20W 8L
36W 12L S
55W 18L M
120W 48L L・30㎝キューブ・60㎝LOW
160W 64L 60㎝

基本的に上記の表は室温を15℃と仮定した場合、大体この表のような関係があるので、これを目安にヒーターを選べば問題ないはずですが、室温が非常に低いお部屋でご利用の場合は上記よりも余裕のあるものを選ぶもう1本追加して使用してください。 さもないと永遠に設定温度まで上がらない事になります。

正しい選択が出来ているか確認する方法

設定水温室温温度差が大きな室内で使う場合、
必ずヒーターがOFFになる時間が出来ている事を確認してください。
まる1日ONのままでは負荷がかかり過ぎです。
その程度で壊れる事は無いと思いますが、これが何日、何週間、何カ月となると話は別です。
無理のない負荷で安定運用できるようにヒーターの処理能力を十分なものにしてください。
1日中ONのままの時はもう1本買い足すという方法で解決して下さい。
結果的にそのほうが安全で経済的です。

ちなみにメーカーの電気代算出の式などから、
1日につき、のべ12時間はONで問題無いと考えて良いと判断できます。

水槽以外で使用するのはダメ

バケツ、プラ舟、コンテナなどでの使用はメーカーが禁止事項としています。
メーカーの見解ではキスゴムでの固定が完全ではなくなるからとなっていますが、それ以外にも過去の事故例を見ているとヒーターが高温になる為何らかの条件が整ってしまい容器が溶けて変形したり、発火したりする可能性もある為、水槽以外での使用は認められていません。 

実はキスゴム1個とか2個程度で固定する事を安全とは言いません。
他に方法が無いので仕方ないですが、かなり危険な固定方法です。 
実際阪神大震災の時はこれが外れて火事になっている例があります。

僕自身の使用経験の中でもガラス水槽に固定していて何度も外れたことがありました。
硬くて太いコードの取り回しが悪く無理にコードを曲げていたところ、コードからかかる力で外れたようです。
もし大きな金魚を飼育していて激突するたびにヒーターが水面に持ち上げられてしまったら火事になる事もありますので、キスゴム2つで固定する事だけで安心だとは思わないほうが良いと思います。

固定は確実に行い近くを歩行する際に引っ掛けたりしないように電源コードなどの処理も十分に安全に配慮するのも大切だと思います。

もう一つの理由として
ガラス以外の素材、特にプラスチックや発泡スチロールは融解温度や発火温度が低いという件ですが、高温になるヒーターとの組み合わせは非常に怖いと言えます。

本当に怖いのは水中ではなく空気中にヒーターが出てしまった時です。その時に容器が燃えやすいもので出来てれば・・・想像してみてください。怖いです。

過去の火事の例を見ていくとプラスチックの水槽が溶けて最後には燃えたことで火事になったとされる例もありました。
燃えやすい素材と表面温度が400℃にまで上がる装置の組み合わせ・・・死の方程式です。
※新基準では400℃までですがそれ以前のものは800℃まで上がるものもあると言われています。古いヒーターをご利用の方は特にご注意ください。そして可能なら少しでも早く新基準のヒーターに買い替えてください。チキンな僕はもう買い替えましたよw

金魚部のほうの記事をお読みの方はご存知かと思いますが、僕はこれまで何度も、発泡スチロール、バケツ、タライでヒーターを使用してしまっていました。
自分でも情けなくなるほど&感心するほど、(金魚飼育に於いて)確実に1つ1つの地雷を、1つも踏み外す事無く踏みながら前に進んでいますが、ここでも例外ではなくやってはいけない事をこれだけやってしまってました。  

皆様は、今後ヒーター使用時は必ずガラス水槽をご利用ください
家が燃えてからでは遅いので必ずガラス水槽でヒーターをご利用ください
大切なので2回書いておきました。

とにかく動作中は空気中に出たらアウト

2015年夏以前の規格の水槽用ヒーターは電源を入れたまま空気中に出すと比較的簡単にヒーターの一部が焦げたり、最悪の場合、内部熱で爆発します。 最近のものは空焚き防止機構が付いているものもありますので空気中に出たと感知されればOFFになるものもありますが、昔のヒーターではその機構が無くて一瞬不注意で外に出した瞬間白い部分が焦げて嫌なにおいがしました。

新旧関係なく取り扱いの基本手順として

水に入れてからコンセントを差す
水から出す前にコンセントを抜く

を厳しく守るのが最善策かと思います。
最新の物では安全機構は二重にして強化されていますが、それは2度と使えなくなることを意味しますので、新しいヒーターでも上記の手順は守らないと買い替えになります。

また

コンセントを抜いてすぐだと
未だ熱いのでしばらくは空気中に出さないほうがいいです。
メーカーでは15分間水中に入れたままにするように推奨しておられます。
特に新しい基準のものは(2度と使えなくなる)安全機構が作動してしまう可能性があるからです。

軽いミスで少し焦げちゃったとかの場合はそのヒーターは勿体ないですが捨ててください。 無理して使うと事故になる危険性があるそうです。 普通に考えればニクロム線が溶けて断線する(つまり事故にならない)と思いますが、事故の例も報告されているようなので、念のため大人の判断という事で捨ててください。

水量不足とか水位が低すぎるのも危険

全体的に水量が少なすぎるとか、水位が低すぎる環境でヒーターを使うと水が蒸発した時危険です。
同様にヒーターを水面付近に取り付けるのも危険です。

より安全に運用する為にもヒーターよりも上に十分な水位が確保できる高さに設置してください。

水は毎日少しづつ蒸発しますし、現代人は忙しい毎日を送ってますので時々1週間ほど水槽を確認してられない時期もあるかと思います。
ですので
ギリギリ水没してればよいという判断は危険です。

観賞魚用ヒーターは1年で買い替える

これはとても不経済な考え方ですが、冬のシーズン連続稼働していたヒーターは既に寿命だとあきらめて買い替える事をメーカーや販売店さんは推奨しておられます。

勿体ないですよね。1年で、まだピカピカのヒーターをゴミ箱に捨てるなんて・・・

でも、この流れに新しい風が吹いてきました。
この記事の後半に出てきますが法改正によりヒーターの品質基準が大きく変更されたので2年保証を行うメーカーも出てきているのです。
これは朗報だと思います。

これまで一律1年で買い替えるように言われていたものが、倍になったのですから凄いです。
倍ですよ!倍。
本音を言えば5年くらいの寿命にしてもらいたいところですが、2年にまで延長されるのはうれしいニュースです。

特に法改正前のヒーターをお使いの方は、危険性が非常に低くなった新基準のものに買い替えてみてはいかがでしょうか?

コンセントの容量とタコ足配線

基本的に掃除機、ドライヤー、乾燥機、電子レンジなどと同じように観賞魚用ヒーターは他の電気機器とタコ足配線したコンセントからは電源を取るべきではありません。

最近のものはワット数を抑えたものが増えているのでコンセント1か所に付き1500Wまでと言う制限の中で使えますが、電気で熱を作るものは効率が悪く負荷も大きいので、僕はタコ足どころか2口コンセントでも1口だけを使いヒーターに専有させます。 安全側の判断です。

変なDIYは自殺行為

むかし上部ろ過装置をエアレーションするというのが流行していたことがありますが、その流れで冬場にバクテリアを活発にしようと上部ろ過装置に観賞魚用のヒーターを入れて写真をネットに上げる方が居られました。
ここまでお読みの方は既にお分かりと思いますが、論外というか毎日がロシアンルーレットのようになるので絶対に真似てはいけません。
水槽内でも10cm以下の水位は危険なのでダメと言われる中、プラスチック素材の上部ろ過装置で水深が10cm以下となれば、まあまあの自殺行為です。DIYで時限爆弾を作ったことになります。

そういう僕も人の事は言えなくて昔、
少しでも効率よく保温しようと思い発酵スチロールとかクーラボックスとか自作の保温タライに観賞魚用ヒーターを入れて使用した前科があります。
記憶ではデメキン時以外水槽は使ってないので、連続放火未遂犯です。

数年前に作った保温タライを改めて確認したら水深10㎝でした。 怖い。 無知って怖い。1週間くらいはこの状態で生活してましたし、仕事や買い物で外出もしてたと思います。 怖すぎる。 何しろ当時は良い事だと思ってやってましたから怖さ50%増量です。
はい、駄目人間です、ポンコツ飼い主です。

という事で今後は、本日より生まれ変わりました新しい僕をご覧ください。
これからはじゃんじゃん水槽でヒーター使っちゃいますよ。
あんな事も・・・こんな事も・・・しちゃいます。
とは言っても金魚しか飼育してないので使うのは治療とかリハビリ目的のみですけど。

2015年に電気用品安全法で新しい基準が設けられた

金魚相手なので、正直ヒーターは僕の場合は殆ど必要のない道具の1つなのかもしれませんが、要る時は本当に必要なので、この記事を書くついでに新基準の製品を1つ購入してみました。いわゆる買い替えをしたのですが、これには大きな理由があります。
安全性能が格段に向上したのです。
経済産業省の電気用品安全法が2015年7月24日施行にて改訂された事により非常に安全性の高いヒーターが販売されるようになりました。
まずは、以下に電気用品安全法適合製品がどれくらい安全になったかを簡単にまとめます。

電気用品安全法適合品の観賞魚用ヒーターはどれだけ変わったのか?

表面温度400℃以下

これまで800℃近くまで上がるとされていた表面温度も400℃以下に抑えられており、万が一の時も簡単には引火しないと理由づけて制限が設けられました。

試しに要らなくなったヒーターで実験してみました。
水中では大した温度にはなりませんが、空気中に出した瞬間、数秒で一気に20℃から30℃以上上がります。 怖くなって直ぐに水に戻しました。 水ってすごいなぁと感心したわけです。 水中ではせいぜい1℃か2℃の差という事は、水温よりも何十℃も高いヒーターの熱を瞬時に周りの水が吸い取っているという訳です。 だから水中で表面温度を計測しても差ほど高い値は計測できません。 出したらえぐい数値に跳ね上がりますが。

という事でこの400℃という温度は空気中での話で、水中では普通に手で触れられる程度までしか上がりませんでした。 それでも金魚がヒーターに挟まったりすると火傷しますので金魚は入り込めるような隙間は作らないようにしなくてはいけません。 
奴らは何故か自分が通れるか通れないかくらいの隙間を好んで通過したがる癖があるので注意が必要です。

空気中に出して空焚きしても5分間は上にのせた試験紙を燃やさない性能

安全基準として公平性を担保する為の試験は行われているようです。
試験内容を確認すると、ヒーターの空焚きの際に5分間はヒーターに触れさせた試験紙が燃えない事を試験で確認し、合格する性能を有するものであることも決められました。 ただしカバー装着品はカバー有で試験すると規定されています。

樹脂カバーは全て耐火試験V-0グレード適合素材を使用

また樹脂カバーも耐火試験で溶融しない分類V-0グレードに適合したもので作られているので万が一の事故の場合でもヒーター部に魚も人間もその他の物も触れないように改良されていたりします。
試験の条件を見ていると多少の変形は認めているようですが安全性は担保される範囲の様です。

※これら要求基準とは別に現行製品には安全対策が施されていたりしますので、上記の実験のような事は安全装置が一切働かなかった場合でもこれだけの安全性能があるという内容であり、新しい製品は空気中に出たら電源が切れる仕組みになっています。

法定基準を詳しく確認されたい方の為に以下に関連部分を掲載しておきます。

電気用品安全法施行令

上記の事が細かく規定されている法文の一部を掲載します。
より具体的に中身がどの程度厳しい基準なのか確認したい方は青い部分をお読みください。
難しい事は嫌い!法文とお経は読むと眠くなる!と言う方は
目をつぶって青い部分を見ないようにスクロールしちゃってください。

電気用品安全法施行令

別表第八 
(15)電気保温盆、電気加温台および観賞魚用ヒーター
(ロ)観賞魚用ヒーターであって、水中用のものにあっては、a及びbの試験を行ったとき、cの判定基準を満足すること。

a 空気中でのヒーター温度上昇試験
(a)室温 20℃、湿度 50%以下の無風状態の試験室で、厚さ 10 ㎜以上の表面が平らな木台(白木の板)の上に試験品を木台と水平に設置する。
(b)設置する試験品は以下の状態とする。
ⅰ 試験品はあらかじめ 20℃の空気中で 2 時間以上放置する。
ⅱ 自動温度調節器又は自己復帰形温度過昇防止装置を動作させない状態にする。
ⅲ 保護カバーのあるものは保護カバーを取り付けた状態とする。
ⅳ 設置した状態で発熱部(ヒーター線)が上にくるようにする。発熱部(ヒーター線)が上にくるように設置できない形状、構造のものは通常設置面(キスゴム固定面)が下になるように設置する。
(c)定格周波数に等しい周波数の定格電圧に等しい電圧を連続して加え、外郭表面の温度上昇がほぼ一定になった時の温度(連続通電 30 分までに温度が飽和する場合は 30 分後の温度。)又は、非自己復帰形の温度過昇防止装置(温度ヒューズを含む。)が動作した時から、外郭表面の最高温度を測定する。

b 試験紙発火試験
(a)上記表面温度測定試験の試験品設置状態において発熱部上部の端から、約1cm幅の試験紙を1cmおきに等間隔に覆う。この試験において、試験紙は、上質紙 四六判/連量・・・55.0kg/メートル坪量・・・64.0g/m2とする。
(b)定格周波数に等しい周波数の定格電圧に等しい電圧を連続して加え、外郭表面の温度上昇がほぼ一定になった時の温度(連続通電 30 分までに温度が飽和する場合は 30 分後の温度。)又は、非自己復帰形の温度過昇防止装置(温度ヒューズを含む。)が動作した時から、外郭表面の最高温度を測定する。
(c)非自己復帰形の温度過昇防止装置(温度ヒューズを含む。)が動作した場合、動作後少なくとも 5 分間放置し試験紙の変化を見る。

c 判定基準
少なくとも3本の試験品で実施した試験の結果が全て以下を満足すること。
(a)外郭表面の最高温度が 400℃以下であること。保護カバーの無いものは発熱部表面の最高温度が 400℃以下であること。
(b)保護カバーのあるもので保護カバーの溶解がある場合は溶解による開口部から 10 ㎜×10 ㎜角の試験棒に 30N の力を加えたとき、発熱部に触れないこと。試験棒が発熱部表面(溶解した樹脂が付着した場合はその樹脂表面。)に触れる場合は、触れる箇所の温度を、保護カバーを外した状態で測定し、その測定温度が 400℃以下であること。
(c)試験紙発火試験において紙が燃焼しないこと。
(d)保護カバーを使用しているものにあっては、以下を満足しなければならない。
ⅰ 保護カバーは、発熱部表面のメンテナンスができるように、取り外し可能であること。
ⅱ 保護カバーのロック機構は、意識的に外す操作が必要であれば、必ずしも工具を必要としない。また、工具を必要とする場合は工具による取り外し方法を取扱説明書等に記載してあれば、取り外し可能とみなす。
ⅲ 保護カバーの開口部は、通常、10 ㎜×10 ㎜角の試験棒を 30N の力を加えたとき、発熱部に触れないこと。
ⅳ 保護カバーに樹脂を使用する場合は、JIS C 60695-11-10「耐火性試験―電気・電子―第 11-10 部:試験炎―50W 試験炎による水平及び垂直燃焼試験方法」に基づいた燃焼試験において、V-0 の判定基準に適合していること。

経済産業省

すべて掲載すると長くなるので、異常温度上昇の条文(一部)だけですが、これ以外にも、
◆絶縁性能
◆平常温度上昇
◆機械的強度
◆急冷試験
に関しても細かく規定されており、これらの基準を全てクリアしないといけない事になっています。

電気用品安全法適合品を購入してみました


ジェックス セーフカバーオートヒーターSH160

ここまでワット数の大きなものは必要ないとも思いましたが、値段的にも皆同じくらいだったので60㎝水槽までカバーできるコレにしました。
万が一の時はこれで60㎝水槽も温められますし、室温が10℃を切るような事があっても30㎝キューブくらいまでなら楽勝で26℃まで上げられる性能があります。

またこれまでメーカーは一貫してヒーターは1年で買い替えるように言ってきましたが、この製品はユーザー登録すれば2年間保証を受けられる製品、つまり事実上、2年間使っても大丈夫と言ってるようなものですw 自信の表れでしょうか? 1年だった保証が倍になったのですから凄い事です。

僕がこの製品を選んだのには別の理由もあります。
デザイン(設計)です。
形が好きとか、かっこいいという事ではなく
これまで長い棒のようなカプセルに全てを詰め込むようなデザインだったのが、この製品では2つに分かれています。
コレって凄い安全設計だと思うんです。
見た感じではヒーター部とその他が別になっているようですし安心感があるのと、長細くないので縦でも横でも安心して設置できます。
また言うまでも無く構造的に長い棒よりも強いので壊れにくい事も見た目から分かります。
本体は従来の製品より厚めのガラス製のボディですがV-0グレードの樹脂で作られたカバーに守られていて新基準の安全設計なので何重にも安心です。

色々な製品を比べたのですが、現行製品ではこれがベストだと判断しました。

ヒーター使用時は一目で温度が分かるような温度計をご一緒に

更なる安心の為に一工夫。
デジタルでもアナログでも良いので温度計を水槽に取り付けて水温を見る癖をつけると良いです。
前を通った時などにちらっと温度を確認するようにしていれば異常な温度になるような時もいち早く気づく事が出来ます。 

金魚が底で動けなくなっているのを見て指を突っ込んだらお湯だった!
みたいな事にならないように温度計を設置しましょう。

焼き金魚・茹で金魚ゼロの社会を目指して!

ヒーターは1年(製品によっては2年)で買い替えるようにと言われるほど事故が起きるとダメージの大きなものになるので安全には最大限配慮してご利用ください。

僕は金魚飼育にはヒーターは不要と考えてきたので治療やリハビリでしか使わない為、あまりきちんと調べることなく適当な考えで利用してました。 今回の記事でお分かりのように、非常に危険な事ですし、今後は正しい知識と共に正しく取り扱って安全で楽しい金魚飼育を続けていこうと思います。

今回色々な事をきちんと調べて学んで記事にする過程で、自分が如何に無知で危険行為を繰り返してきたかという事と、ここまでは運が良かったんだという事を実感し、急いで新しいものに買い替えたのですが、僕は基本的には何でも修理して使う派で、次々に買い替える事はしません。使えなくなるまで、その製品の本当の寿命まで使う派ですが、流石に今回だけは潔く買い替える事にしました。手持ちの古いものは2つとも壊れることなく正常動作してましたが予定している実験や確認を済ませたら順次廃棄する事に決めました。 

特に2015年夏以前のモデルをご使用の皆様は、これを期に古いものは捨てて新しくされることをお勧めします。

大切な金魚を茹でたり焼いたりしない為にもご検討ください。
もちろん家も燃やしちゃダメです。

ヒーター故障で火事にならないように

12件のコメント

  1. こんにちは~
    いつも詳しい記事、とても参考になります♪
    実は、そろそろ放置飼育の外タライに入れてみようかと思ってたところでした;; 
    そうですよね・・・固定云々はガラス水槽よりアバウトになりがちですし、確かに雨が当たればヤバいものね;; 
    おかげで思いとどまりました;;(;’∀’)

    • azzaroさん こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      >外タライに

      azzaroさんの場合は2階バルコニーとかではなく1階、つまり地面ですよね。
      そうであれば色々な動物も来るかもしれませんし、更に危険度増し増しで怖いですね。
      動物って結構コードかじりませんか?
      昔、実家の畑の横に置いてた扇風機のコードがかじられて電線むき出しになってたのを見たことがありますが怖いです。
      飼ってた犬もアース線を丸裸にしてました。
      そんな事もあり、仕事で排水ポンプをマンションの庭に埋め込む設計をした時なんか、全てのコードをパイプの中を通してから埋設しました。
      動物除けと交換しやすいようにと言う理由ですが、少しコストがかかってもそのほうが安心なので。

      キスゴムの固定も記事の写真撮影用にセットして次の日には外れてました。
      ガラス水槽で、です。
      苔もないピカピカ&ツルツルのガラス面なんですが朝起きて見たら外れてました。
      今はテストランしたり、匂い抜きしたりしているので電気は入れてませんが、キスゴム駄目すぎw

      まあでも僕の買った製品は物凄く重いので浮いてくることは無いので安心感があります。
      昔のヒーターってすごく軽かったのでコードの曲げ方次第では結構水面付近に上がってきがちでしたが新しいのはこの問題を重さでクリアしてくれてます。

  2. kingyo部さん、こんにちは~。

    ヒーター、バケツで使ったことあります。病魚が少しでも暖かい方へ行きたかったのか、ヒーターに寄り添う?!姿が切なかったです。古いモデルだしもう使うつもりはないので、不要ですね。金魚グッズも断捨離しなくては。

    金魚部さんは、何度になったらエサを与えないとかありますか?
    室内は真冬の暖房なしでも大体水温15℃以上を保つのでエサは減らす程度なのですが、屋外は完全冬眠にはならないのでちょっと悩みます。水温計も、浮かべるタイプだと日光で高めに計測されそうですよね。今までエサやりで失敗しているので、気を付けてあげたいです。

    • dalahastさん こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      >金魚グッズも断捨離
      そうですね、なんかその都度買ってたら気が付くと結構こまごまとしたものからデカいものまで押入れの肥やし状態です。
      まあヒーターの場合は1年で買い替えという事を真面目に計算してみると普通に使う期間を秋の中盤から春の中盤として少し少なく見積もっても1800時間ほどで寿命となり、これなら治療のみで使用している僕の場合は10年は問題なく使えると思ってましたがここまで安全に改良されてると知って買い替える事にしました。
      火事は怖いので。
      でも、それ以外の金魚グッズは捨てにくく断捨離たくても、なかなかできません。
      他のものは特に燃えないでしょうし本当に壊れるまで使ってしまいます。
      お風呂ポンプなんか10年くらい使ってるのに壊れないです。

      >給餌温度
      原則として10℃くらいで餌を切れと言われますよね。
      でもそれは健康的な金魚の話で、夏とか秋にフラフラしていた前科のある金魚はもう少し早く餌を極度に減らしたりして春までひっくり返らないように調整したほうがいいです。
      転覆すると治せるかどうかは神頼みですが、その前で餌を減らして調整するのは意外に簡単で、結局ウチのフラフラしてたメンバーは全員普通に泳ぐようになりました。やはり治療より予防が楽ちんです。
      このまま寒くなるまで様子を見ながら給餌して、また誰かがフラついたら餌を減らして春まで耐えさせようと思います。
      最近はこの方法で乗り切れるのでフラフラする金魚が出ても以前のように背筋が凍る事も無くなりました。
      あとは急性で出る転覆病対策だけですが、こちらはあまり出ないので次出たらよく観察して考えたいです。

      また外の池の場合は経験が無いので分かりません。
      ただ人工餌は早めに切って、苔とか青水とかを食べさせたほうがいいかもしれませんね。
      ずっと外にいるなら春夏秋冬を経験して温度変化には強いでしょうけど、安全側の判断をするなら普通に環境に存在するものを食べたい金魚だけ食べられるようになってるのが理想的じゃないでしょうか。

      >今までエサやりで失敗しているので、気を付けてあげたいです。

      量や回数を減らす方向で様子を見ながら与えれば上手くいくように思いますが、何分、春先から夏まで以外では外で飼育していないのと、池を所有していないので、季節・朝夕で、水量&水深による温度変化がどの程度なのかと言うデータも無いのでお力になれず申し訳ございません。 

      • 金魚部さん、こんにちは(^^)

        お返事ありがとうございます。

        物を大事にする金魚部さん、環境にもやさしいです。

        健康な子とフラフラ金魚だと、消化力にかなりの違いがありますね。余裕で20℃以上あるのに少量のエサでフラついているのを見た時は、ちょっと衝撃でした。エサを極端に減らして様子見中です。

        フラつく金魚たちは二歳魚くらいの時に購入、全くその気配がない子たちは当歳くらいでうちに来た子たちだなと思うと、急激に大きく育てられた?子を飼うより、できるだけ子供のうちから育てる方がいいなぁと思ったり。できれば繁殖もしてみたいですが、今は人間と金魚の数が10を越えないように暮らしているため、夢のまたユメですわ。。

        そうですね、外金魚は苔を食べて良いフンをし元気にしているので、人工餌は必ずしも必要ないですよね。あっちなみにベランダのプラ舟住まいです。結局、青水にはせず(別容器でも青水できなかったんですよね、日光が足りなかったかも。)青苔など+更水で越冬です。奥まっているベランダで高層階のせいか水温も5℃を下回るのはほぼ見た記憶がないので、あとはヘタに飼い主がエサやりしたりしなければ問題ないと思ってます。

        • dalahastさん こんばんは。
          お返事ありがとうございます。

          苔が生えてるなら安心ですね。
          餌切りというと人工餌を一切与えない事になりますが
          ピカピカのベアタンクでの餌切りと
          苔が生えたジャングルタンクでの餌切りでは違うので
          ピカピカで本当に何も食べるものが無い絶食になると怖いですけど苔があるなら金魚が自分で判断して食べられるのでいいですね。

          温度が下がればマイクローブも減りますが金魚も餌を必要としない活動レベルになりますし
          春になり温度が上がれば餌になるマイクローブも増えるし金魚の活動レベルも上がりそれらを食べるというエコサイクル
          自然の仕組みって本当によくできてますよね。
          無駄なく・無理なく・上手くサイクルしてます。

          金魚は急に大きくすると問題が多いですよね。
          僕もじわじわと大きくするようにしています。

          ただし、金魚の世話が上手い方、世話をきちんと定期的にしている方は急に大きくした金魚でも上手く維持されていますので、小まめに水換えしたり、水槽を洗ったりするなら餌を多めで維持できるようです。
          (僕は出来ませんけど)
          僕の知り合いの方の金魚は5年(6年でした)で体長が15㎝超えになっているようですが時々転覆しそうになるけど餌を減らして何とか維持しているので今も元気なんだそうです。
          お仕事が忙しい中、小まめに世話されていて本当にすごいと思いました。
          ちなみにその金魚、僕が孵化させた初めての金魚(デカブツの兄弟)で黒仔から引き継いで育てていただきました。

          • 金魚部さん、こんにちは~。

            初めてのチビ金魚ちゃんが、里子先で6年目を迎えているなんて素敵ですね☆☆☆

            うちにも黒仔から迎えた子が一匹いるのですが、私もじわじわ育てる方向でいきたいと思います。

            今朝、茶金が突如ひっくり返ってました。うちに来た時からお腹は風船のようだし、最初のトリートメントの最中に赤斑病になるし(キレイな水だったはずで、、)、常にアンバランスな泳ぎをしていて、栄養たっぷりのエサは大好きだけどコケも水草もほとんど食べる様子がなかったので、心配はしてたのですが。。今までもあまり活動せず勤勉ではなかった?ので、最近さらに動かないでいることが多くてもエサが少なすぎて省エネしてるのかな?っなんて思っていたのですが、やはり不調の前兆だったのですね。同居だった青文魚はごく少量のエサで、おかげさまで最近は浮き気味になることなく元気にしており、コケや水草を積極的にツクツクして過ごしてます。いちおう塩水浴中ですが、ちょっと難しい予感がします(><)

            • dalahastさん こんばんは。
              コメントありがとうございます。

              >里子先で6年目を迎えている

              そうなんです、異国の地で巨大化しているという話を聞いて驚きました。
              育てるのが上手い人が育てると元気に長生きするんだなぁと思いながら僕も頑張ろうと思いました。

              >今朝、茶金が突如ひっくり返ってました

              それは心配ですね。
              完全にひっくり返ったままだと徐々に弱るので
              消化不良や温度に関係する場合は
              塩水浴とか加温とかを併用してしばらくは餌を切って正常化しないといけませんね。

              僕は記事に書いている新しい治療法(主として餌を絞って逃げきる)を実施してから完全に転覆した例が無いので完全な転覆病の治療例が全然ないので最新の情報をお出しできなくて申し訳ないですが、消化に関係するなら餌は完全に切って、まずは正常な向きで泳ぐように戻すことが最優先です。
              それが維持できてから記事にしているいつもの方法で春まで維持していけば上手くいきます。
              僕の金魚で観察した結果から言えば、3か月逃げ切れば大体治ってると思います。
              まずは正常な向きに戻すことが最優先で、最も難しいチャレンジですが、餌切りや環境改善で対応してあげてください。

              また転覆病には色々な原因があるので、消化不良ではない原因が疑われる場合は3つの基本スキルセットの見直しを行ったり、獣医さんを受診したりするほうがいいです。

              また
              良く泳ぎ・良く食べ・良く糞をする
              のどれか1つが成立していない金魚は早めに環境改善したほうがいいです。
              サインが出た時に対応していれば水換えとか環境改善だけで徐々に正常化する事が多いですので。
              ※1回の水換えでは治らなくても、それを毎週遅れることなく実施してると数か月後には元気になるという事が良くあります。

              怪我や感染と違い、内臓の問題は時間がかかります。
              直ぐに効果が見られない場合も環境を整えて維持していると回復していく事が多いと思います。
              ※そうならない場合は早めに獣医さんを受診してください。

              このような場合の餌としての水草に関してはアオウキクサがお勧めです。
              多分ミジンコモでも同じと思いますが、小さな金魚でもパクパク食べられるような一口サイズの水草は転覆病や内臓の病気で弱っている金魚にも安心して与えられますし消化も良いです。

  3. 金魚部さん、お返事ありがとうございます。

    えっデカブツさんの兄弟、外国に住んでいるのですか???育てるのが上手、プラス、もともと素質があったのでしょうね、良い金魚の♪

    茶金は「良く泳ぎ」が欠けていたのですが、最初から死んだように動きを止めるので驚いたこともあったし、通常どの金魚よりも早く一日の活動をやめていて、怠け者さんということにしてました。

    反面、エサくれはどの子よりも激しかったので、エサをたくさんもらえないストレスっていうのも金魚のストレス要因にあったりするのかなと考えてしまったり。しかし、フラつき浮き気味の時にエサを減らさなかったら、もっと早くひっくり返っていたかもしれませんよね。

    フンはその2日前にもくっついていたので、あまり泳がないのは気になるけど大丈夫か、と思ってました。砂利敷きなので正確には観察できておらず、以前まで空気フンや白い糸のようなフンもしていたことがあったので、決して良い状態ではなかったと思います。

    どうしても内臓疾患を疑うのですが、それも環境を整えてあげれば回復可能なのですね。。茶金の力を信じて、環境改善から頑張ってみます。って、実は、青文魚(全長12センチくらい)との2匹暮らしで不調になった子が3匹目なんで、、もう相棒探しはやめようと決心しました~。

    • dalahastさん こんにちは。
      お返事ありがとうございます。
      こちらからのお返事が遅くなり申し訳ありません。

      >えっデカブツさんの兄弟、外国に住んでいるのですか???

      いいえ、木苺共和国の外=異国の地 という邪魔臭い設定を忠実に維持する方向で書きました。紛らわしくてすみません。
      その方の住所は知りませんが多分京都市です。

      >怠け者さんということにしてました。

      僕もよくそう判断してましたw
      でもある時気づいたんです。
      金魚の問屋さんに金魚を見に行った時に4歳魚と札の付いた丸くてデブい金魚がスイスイ泳いでいたので店員さんに
      「良く泳いでますね」と話したら
      「状態が凄くいいからです」と教えてくださいました。
      無理に太らせ過ぎたり、飼育水が悪い状態に長く入れていると徐々に泳げない金魚になるようです。
      細かく書くと記事みたいになるので割愛しますが、大昔のランチュウの飼育本に詳しくメカニズムが解説されてました。
      要するに水質管理を正しくしてれば何年経っても、太くても、「良く泳ぐ」そうです。
      それを知ってからは「太ってるからだろう」「高齢だからだろう」とは考えず水をまめに換えたり、掃除をしたりして環境改善しているといつの間にか泳ぐようになりました。半年かかる事もありますが。
      現在5歳魚の2世の生き残り2匹もそんな感じで見事に復活しました。
      治そうとかしても直ぐには治らないので長生きしてもらおうと小まめに世話をしてれば半年位したある日
      「あ、元気に泳ぐようになってる」みたいに気づくと思います。

      >エサをたくさんもらえないストレスっていうのも金魚のストレス要因にあったりするのかなと考えてしまったり

      前にも別の方が同じ心配をされてましたが、餌を欲するのは生理的欲求なのでストレス要因とは違うものになります。
      そこまで食いしん坊なら水草とか苔を食べさせるようにしておけば勝手に食べて自己解決しませんか?
      今年産まれた稚魚がそうなんですが、過食症みたいに餌を欲するので放置してたら遂にどの金魚も食べずに放置してるアナカリスを綺麗に茎だけ残して完食してました。
      どの金魚も食べてくれなくてそこらじゅうの水槽で伸び放題になってますがこの水槽だけでだけは丸坊主になります。
      それでも枯れたりバラけたりせず分岐までして成長を続けるアナカリスも凄いなぁと感心したりで
      子供の頃、奄美大島で観たハブとマングースのショーみたいにドキドキしながら見守っています。
      完食されたアナカリス

      >不調になった子が3匹目なんで

      青文魚からのストレスで内臓が弱ってるのかもしれませんね。
      水を換えたり、水槽をまめに掃除しても改善しないかもしれないので、隔離して別々に育てるほうが良いかもしれませんね。
      僕はそれを繰り返している間に水槽が増えすぎて仕方なく元に戻したら問題が出なかったこともあります。
      弱っていた相手が本調子になってから合流すると対等になる事もあります。
      どうしても無理だったのが、さば尾の2匹でした。
      泳ぎが速すぎて他の金魚の餌は総取りするし、近くを泳いで他の金魚を辻斬りするし・・・
      ビュンヒュン系はその種だけで飼育しないと無理だと悟りました。

      • 金魚部さん、

        おおっ共和国の外ということでしたか!額面通り受け取って失礼しましたm(__)m
        昔、海外で飼っていた金魚、日本に連れて来ることできたのかな、、と真面目に考えてしまいました(笑)

        納得です、健康でお腹がすいていればコケや水草を積極的に食べるはずなのだから、人工餌をもらえないからといって元気を失くす、などということはないですね。食欲旺盛な若い金魚はアナカリスもよく食べますよね、お写真のようによくなってたなぁ。現在うちで大量に投じているアナカリス群は、葉っぱがかなり強靭なのか食用には向かないみたいで。人工植物のようにキレイな状態で漂ってます。夏場はかなり食べられちゃうだろうなと思っていたのでかなり意外です。

        茶金のキンちゃんは、初めて転覆してからたったの三日間で静かに旅立ちました。水温25℃の塩水状態で、綺麗な輝くブロンズ色の鱗と優雅な尾びれ等はそのままに、一部がまん丸のお腹でした。元気になったら食べさせてあげようとアオウキクサも購入したのですが。ストレス要因に早く気付いて、腸内環境の改善をしてあげなかったせいです。内臓ダメージの最後の最後にひっくり返ったのだと思います。

        青文魚からのストレスが多大だということを認めざるを得ずです。飼い主的には、性格もいいし可愛い子だと思っているため、まさかそんなことないよね、、と思ってましたが、金魚にとっては事情が違うようです。ちなみに青文魚のブンちゃんは、同じ水槽で何事もなかったように過ごしてます(><)

        うちの水槽とプラ舟はとうとうほとんどが一匹暮らしになりました。二匹で購入した活発なタイ産オランダも、エサ争いが激しく、少し小さい子の方の尾が根元の方まで裂けたりして、3か所切れたものの早期に治ったので元に戻したのですが、再び背後からどつかれ続けて尾切れてしまい。今度は大きい方を出しました、長い道のりです。。

        • dalahastさん こんにちは。
          お返事ありがとうございます。

          >現在うちで大量に投じているアナカリス群は、
          >葉っぱがかなり強靭なのか食用には向かないみたいで

          ウチもです。僕はまだアナカリス歴が短いので柔らかいバージョンは知りませんが、とにかく強靭な感じで殆どの金魚が餌として認識してません。
          何時も通り刻んで認識させていけば良いのですが、まだ全体的に短いものが多いので今は金魚に餌とバレないように長く育てる期間としています。
          未だ分かりませんがこの水草は冬を越せるのではないかと期待しています。

          そんな中、小出さんと名付けた今年のフラッグシップ金魚だけが草刈り機のようにコレを食べています。
          アオウキクサなんかは瞬殺で小出さんの体内に流れ込んでいきます。
          「アオウキクサは飲み物」という認識なのか早食い王のようにチューって吸い込むんです。

          >茶金のキンちゃん
          残念でしたね。
          それにしてもストレスを受けている金魚ってどうしてこうも弱いのでしょうか?
          環境適応が済んだ金魚と比べると同じ金魚とは思えないほど違いますよね。
          僕達一般飼育者と養殖場さんは金魚を長期的に育てるという点で似ていて「金魚は強い魚」と言う認識ですが
          問屋さんや金魚屋さんは次々に入荷してきた金魚を短期的に処理するお仕事で環境適応するほど長い付き合いではないので
          皆さん「金魚は弱い魚」という認識だったりして驚いた事がありました。
          適応後を見るか、適応前を見るかで印象が大きく違うんですよね。

          水質のストレスや仲間からのストレス・・・毎日の事なので蓄積で徐々に弱るんでしょうけど時に死につながるので極力取り除きたいですね。

          そんな事もあり、僕も最初は仲が悪い金魚は別々にしてきましたが、そうするとおひとり様水槽が増えすぎて困るのである時期は似た者同士で1か所に集めたりしていました。
          そうすると今度は異種間で産卵したりして困るので、産卵して卵が出れば育てようと思う場合は冬の間に分けるようにしたりしてました。
          結局、色々なメンバーを組み合わせてみて、最近はどの金魚を組んでも問題が出ない事に気づきました。
          現在は他と組み合わせ不可能な長手のさば尾は居ません。

          現在のメンバーたちは大きさも年齢もかなりの差があるんですが共食いをする事も無く上手く共存しています。

          結局、飼い主にしっかり懐いているような金魚はテリトリーに別の金魚が来ても敵対せずに共存するので、最近はどの金魚も怯えさせないように飼育しています。
          人間のイジメっ子と同じで精神的な余裕が生まれない環境で育てられると攻撃的な性格になるんだとも思いました。
          だから最近は金魚が怖がることや嫌がる事を避けるように飼育しています。そうこうしてると徐々に上手く共存するようになりました。

          昔なら体格が大きく違う金魚(親魚と稚魚)なんかは絶対に一緒にできませんでしたが、やってみると意外にも仲良く暮らしています。

          餌の取り合いは相変わらずですが、ウチは皆、まん丸のおデブさんばかりなので、泳ぐのが遅くて大けがにはなる事なく上手くいってます。
          尾が綺麗に広がる金魚もちらほらと増えてきたので、それらの金魚は時々尾が裂けてますが、これも不思議で、昔は確実に尾腐れになってたのにここ1年程は尾腐れにならずに回復しています。
          昔の飼育水は相当汚れていたのかもしれません。

          まだまだ試行錯誤の毎日ですが金魚が元気でいる限り楽しみながら続けていきたいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です