この記事は
金魚飼育者の中で園芸にも興味のある方を対象にしたものです。
金魚飼育だけに興味がある方はスルーしてください。
本日は金魚飼育に関する情報は出てきません。
アクアポニクスは水耕栽培の改良版
まず、アクアポニクス はその呼び名からも分かると思いますが、ウォーターポニクス (=水耕栽培)が基本になって構成されています。
※水耕栽培は、時にハイドロポニクスとも呼ばれます。
水耕栽培では養分としての液肥を定期的に添加するのですが、アクアポニクスでは代わりに魚が居る水槽からそれに代わるものを吸い取ろうという考えです。 一見すると植物と魚の共存のように見えます・・・少なくとも植物栽培者の視点ではそれは正しい事として成立しています・・・でも実際、収益性の高い業務システムの場合、魚は植物の為の養分を作る装置のような扱いで、魚の生命維持や健康は二の次と言う設定になりがちなのが気になります。
関係者から見えてくる裏事情
まず最初にこれを研究したり発展させてきている方々ですが、これまでアメリカのアクアポニクスの協会やその他の会の内容やメンバーを見ると殆どが園芸家や農業関係者で(魚の専門家は一人も居ないなど)植物を育てる側から全てを設定しているので魚を育てる側からの視点が欠落しており、これは決して金魚飼育にとって良いものではないと感じる事が多々ありました。
一方、日本では農家は土を選ぶ方が多いので水族館や養殖場の方々のほうがアクアポニクスに興味を持ちその発展に期待されている方が多いようですので、日本の仕組みのほうが魚に優しいものが多くあるように思います。
アメリカと日本・業者と個人
一言にアクアポニクスと言っても大規模の施設から家庭で水槽の上でミックスリーフを収穫する程度までかなりの違いがあり同じ仕組みとして語れない部分があります。
特にアメリカの業務用のものは規模が大きくpHを安定させるコンピュータ制御の仕組みがあったり次々にタネを蒔いて次々に収穫していける移動式のトレーが採用されていたりかなり進んでいます。 何故ならアメリカには水耕栽培を大規模で行う農家(企業)があるので必要な資材も整っていて、そこに魚の水槽を加えれば比較的簡単に安価でアクアポニクスが行えるという環境にある為です。
日本では農業と言えば土を使うものが主流です。LEDのレタス工場も大企業は皆資本を引き揚げてニッチ市場向けのものだけが残りましたが、アクアポニクスでも似たような問題が起きているようです。 結局LEDが幾ら電気代が安いと言っても無料で使える太陽光と比べると大きなコスト増ですし、アクアポニクスも農家が農薬や機械を使用して土で作るほうが安価かつ大量に作れるので施設の維持費などが高いアクアポニクスで作るものは割高になってしまいます。 何らかの付加価値(無農薬など)をつけてその分高値で取引されない限り大量栽培品と価格競争となってしまうので、それを避ける為にもニッチ市場に流れやすいのだと思います。
そんな感じなのでアメリカの様に資材が整っていませんので僕達個人もあまり選択肢がない状況で、多くの方はDIYで自作したりされている状態で、pHのインジェクションなどには手が出せない状況です。
アクアポニクスの問題点
pH問題
◆pHの変動への対処
土を使う栽培と違い水だけで維持する水耕栽培の場合はpHの変化幅が大きくなります。金魚飼育と同じです。pHが狂う問題は専門家の方々もご存じなので大きな規模で行われる商業用システムではpHもインジェクションで自動的に適正値に維持されるものも既に導入されています。
◆どちらに合わせるべきか?
魚は中性からアルカリ性付近を好むものが多く、野菜などの作物は酸性側を好むものが多いです。 例外は幾らもありますがメジャーな作目で言えばミネラル(希少金属)の吸収の関係もあり酸性よりになりがちです。
このようにpHを魚に合わせるのか植物に合わせるのかと言う問題も出ますが、栽培が目的の仕組みなので植物に合わせられます。 そしてそのpHの中で生きていける魚を選ぶという事が話題に出てきます。
金魚であればかなりの幅で対応できるのですが長期的に5.0とかで育てられると弱るので限度の問題もあります。 つまり、金魚飼育者としては金魚が安全に維持できる中性7.0付近で維持できるような植物を選ぶべきですが、金魚の為にアルカリ性側に寄せたいからと言ってホウレンソウばかり育てるわけにもいきませんのでここは難しい問題です。
2つのエコシステムの共存
アクアポニクスの最も大きな問題は2つのエコシステムが互いに依存しあうように組まれている点です。
つまり両方共維持し続けないと片方が壊れると他方も影響を受けて壊れてしまうところに大きな問題を感じます。
業務用の大きなシステムですら崩壊してしまう原因が幾つかあります。
1つは、上記のようにpHが適正外になる事です。野菜の栽培ではある程度酸性寄りで維持されることが多いと思いますがフィルターが上手く機能しなくてシステム内の水が青水化したりするとpHが上がり徐々にpHバランスが崩れて作物の生長が悪くなる。特に野菜の場合(作目によっては)あまりアルカリ側に行くとミネラルの吸収が遮断される問題が深刻になります。栄養面や生育だけでなく見た目の色なども影響を受けるので最悪の場合出荷できる品質のものが収穫できなくなります。水だけで栽培しているウォーターポニクスがベースのシステムだとあまりに不安定になるのでソイルを導入するかインジェクションシステムを導入して予防するという方法もありますが、あまり酸性に傾けると今度は魚の生命が危険に晒されます。
また別の1つとしてアクア側のバクテリアがダメージを受け雑菌が増えると作物側にも影響が出てしまう問題や、逆に作物の根に酸素が十分供給されないことで根腐れが出て雑菌が増えて、結果的に魚が死んでしまうまでに悪化するという問題も出ているケースがありました。
本来独立していればどちらも比較的安定を維持しやすい単純なエコシステムなのに下手に互いに依存させててしまうが為、崩れやすいものになります。 業務用でも簡易なシステムでは問題がでやすいので、僕たちが家庭で最小限の仕組みで作る場合、短期的には問題なくても長期的には安定が維持できないのは当然とも思えます。
僕は今から3年前に金魚部でバジルやシソを使って簡易にアクアポニクスと同じことをしてました。当時はアクアポニクスという言葉を知らなくて植物のハイドロカルチャー化と呼んでいました。
以下のリンクがその時の記事です。
この後経過観察したり何度か再挑戦しましたが思ったほど放置も出来ませんし秋に枯れだすと水槽の水質まで安定しないし崩れやすいという問題に気づき止めました。(尾腐れが出ました) 当時はアクアポニクスと言う言葉も知らなくて、知識も無かったのでpHも酸素も気にしてませんでしたが、金魚を飼育する側から見ると手を出すのは危険と感じるものでした。 この事で完全に弱気になり、その先に計画していた大きなプラ舟に沢山の水草や水生植物を植えてその中で金魚を育てる計画は白紙に戻しました。
広義に見れば水槽内に入れている水草も似たような存在で、やはり秋に低温下で一気に枯れる事があれば同じように水槽内の水質バランスを大きく崩しますので(特にホテイソウですが)色が変わって枯れ始めて来たら早めに撤去するか小さなもの1つ2つに制限してしまうようにしています。 過去の苦い経験からそうなりました。
水質の安定と一言で言っても
◆金魚の安定
◆バクテリアやプランクトンの安定
◆水(water chemical と water quality)の安定
◆水草の安定
などが組み合わさってエコシステムが維持されるので1つが大きくおかしくなると他も影響されて崩れてしまいます。
そこに更にもう1つの
◆作物(場合によってはソイル&その中のバクテリア)の安定
まで組み合わせるとなると簡単ではなくなります。
ただしこれらに類した試みを行う人の多くはメリットを考えてその部分に魅力を感じて取り組んでいる事ですし悪い事ばかりなら最初から誰も実施してないと思います・・・僕も含めて。
そこで僕はもう一度、メリットを有効利用するために原点に戻る事にしました。
原点に戻ってみる
原点とは?メリットとは?
の事です。
この事はアクアポニクスどうこうに関係なく昔から揺るがないものなので、有効に利用したいと思うんです。
特に園芸や農業では魚が出した尿や糞を肥料に使うのは非常にメリットが大きい事とされています。 ご存知のように昔は人間の人糞まで農業に使っていた時代もありましたし今でも鶏糞や牛糞は非常に良い肥料です。 健康な動物が出した排泄物には動物が利用できる栄養は残っていませんが、これらをバクテリアが分解すると植物にとっての栄養が生まれます。またその過程で増えるバクテリアは土を団粒化させて酸素が含まれやすいふかふかの土壌を作ったりして化学肥料には無い効果をもたらすことも分かっています。そうして元気に育った植物を今度は動物が食べるというサイクルを永遠に繰り返すわけですが、この過程で自然にできる肥料分を有機肥料と呼び時に人為的にその過程を促進させたり付加して農業や園芸に有効利用されてきました。
ですので僕は原点に戻り、アクアポニクスではなく2つの独立したエコシステムのままメリットを生かそうと思います。
ローズガーデンの鯉の池
まず最初にケーススタディと言う程ではないですが簡単に1つの成功事例をご紹介したいと思います。
少し話が外れますが、もう10年以上前、僕がまだアメリカに住んでいた時にテレビのドキュメンタリー(多分BBCか60minかNGDのどれか)でイギリスのバラの園芸家が出ていてわざわざローズガーデンの横にコイ専用の池を作った話をしておられました。 もともと海外では水道水は塩素が含まれている事よりも、硬度が異常に高かったりアンモニアが検出されたりとかで、(日本と違い)問題とされる要素が多々あるので園芸家の間で色々取り組みがされています。 中には「雨水のほうがマシ」と言う考えがあったり「フィルターを使うべきだ」という意見もありますが、それはそれで対応すべき問題があるので完全な答えにはなりません。
選択肢の1つとして、鯉や金魚の池など水を比較的汚すタイプの魚が沢山いる池の水が最強だと考える専門家も多く居られます。
そんな中でこのイギリスの園芸家さんは大きな鯉専用池を作ってその排水を直接ローズガーデンに送れる仕組みを作って排水の全てはバラが吸い取るように組まれてました。更に番組では水道水と池の水との比較で生長や抵抗力などの違いを示してましたがどれも目に見える差が出てました。特に根に出ていた変化には驚きました。これは別の機会に知ったのですが土中のバクテリアが活性化され土が硬くならず空気を多く含み水はけがよくなるという事で起きるようです。
そんな事もあり僕もこれまでに洋ラン、ハーブ、観葉植物の栽培に金魚水槽の水換えで出た排水を利用してました。
▲ この白い花は昔僕が撮影した洋ランの撮影サンプルです。
特に洋ランは金魚の前に最も多くの撮影を行ってきた被写体で何年にもわたり百種類以上の洋ランを撮影してきました。あまりマニア受けするものは一般の方には洋ランと認識されにくいのでここでは胡蝶蘭の撮影サンプルを選びました。(金魚に例えるならワキンです) 胡蝶蘭は多くの方が見慣れている花なので少しでも新鮮さが出るように独自のアングルを探した結果このような角度が美しいのではと思って撮った作例です。胡蝶蘭はどちらかと言うと平らで2次元的なので最も凹凸が際立つリップ部分を強調するようにこのアングルにしました。
現在育てているもの
話がそれましたが、
金魚の飼育水はいわゆる液体の有機肥料なので幾ら与えても肥料焼けしませんし、何よりも毎日毎日肥料分が少量ずつ吸収されるので季節ごとに与える肥料に比べると効果が均一でより安定しているので1日1日の変化は大したことないですが長期的には目に見える差がでます。ここでも僕が大切にしている「塵も積もれば山となる方式」が成立しています。何かで一気に変化を得るのではなくコツコツと積み上げていく感じです。
肥料に関してご存じない方の為に簡単に書いておきますと
化学肥料は即効性があり非常に効果が目に見えやすくて強力ですがあまり与え過ぎると肥料焼けなどを起こしてしまうので根を痛めてしまい逆に生長が悪くなります。
一方有機肥料は幾ら与えても肥料焼けしないのですが効果は非常に緩慢で大きな差が出るような結果は望めません。むしろ土壌改良剤のような捉え方をする方が多いほどです。(僕は個人的に化学肥料よりは弱いですが肥料効果もあると思っています。)これに対して液肥という科学系の肥料があり、決められた濃度で与えると更に即効性が高く、効果的に効くのですが化学系なのでその濃度では毎日与えられません。
そんな中、有機系で液体肥料を与えるという方法も人気が出てきて色々な方法が考案されていますが、当然僕は金魚の飼育水を使う方法を選んできました。 金魚の飼育水なら多少濃くても焼けませんし、効果は低いものの水やりと言う形で確実に毎日与える事で肥料の効果にムラが無く年間を通じて効き続けるので素人でも何も考えずに与える事が出来る上に効果が期待できるという夢のような特徴があります。
レモンの木(1年生苗)
しばらくは金魚飼育が忙しい為に園芸は休んでましたが、去年の秋にした仕事でいくつかの観葉植物が手元に残った事や、その関係で園芸店をウロウロしている間に
と急に木を育てたい病を発病し現在に至ります。
レモンの香りが好きなので柑橘類の中からはレモンを選びました。花だけでなく、剪定すると葉っぱまでレモンの香りで満たされて最高です。
約1年間、1年生苗から育ててここまで来ました。
一度も水道水を与えることなく全て金魚の飼育水と雨水で管理しています。 勿論化学肥料も与えていますし、園芸でも金魚飼育同様、独自の方法を模索しながら育てていますのでその効果もあると思います。とは言えここまで元気に育っているのは毎日与えている金魚の飼育水のおかげです。水道水でこうは上手くいかないと思います。 このように金魚の飼育水で育てると面白いように生長するので楽しいです。写真のようにまるで草花のような勢いで枝がのびました。 時々剪定してますが現在およそ500枚の葉があります。 去年の秋から現在までの11カ月でここまで増えました。
おかげでアゲハチョウがやたらと来るようになり数日に1回は卵や幼虫を取らないと葉が食べられてしまうという状態です。まあ買った時は数十枚しかなかった葉がここまで増えたので多少は食べてもらっても構いませんけど奴らは綺麗で柔らかい葉を部分的に食べてあちこち移動して食い荒らすのでテデトールで駆除してます。1枚づつ綺麗に食べてくれるなら生かしておくんですけど。
上の写真はアゲハ蝶の犯行現場を撮影した時のものです。写真のアゲハチョウの少し下に写っている黄色いのが卵です。この後すぐに取って金魚に食べさしました。この木に付く虫は(蜘蛛と益虫以外)全て金魚に食べさせてます。クモは個人的に形が好きなのと害虫食べてくれそうなので居たいだけ居ていいよと言う形で放置してます。益虫としてはカマキリとテントウムシは大歓迎なんですが時々来ますが大体1日で居なくなります。
第一の目的は美しい木に仕上げる事なので、未だあと1年か2年は実を付けてくれなくても良いですが植物と言うのは生長のスイッチがあり花を咲かせて実を付けるには生殖生長のスイッチを入れる必要があります。 その為このままの勢いではダメなので実を付ける前には樹勢を弱めて落ち着かせなくてはいけないと思います。 初めてのレモンの木なのでそれがどの程度なのかは今後1つ1つ積み重ねながら学ばなくてはいけません。 イチゴで実験した時は一発で切り替わりましたがあれは木ではなく草なので簡単なのだろうと思うのでレモンは1年以上かけて調整する覚悟で居ます。
ちなみに母が庭に植えていたレモンの木は特に問題なくバンバン花を咲かせてました。柑橘類はあまりシビアではないという意見もあるのでその辺も確認しながら育ててみます。
極楽鳥花
この前まで育てていた観葉植物の極楽鳥花は僕の身長を超えてしまい、このままではいつか運び出せなくなると思ったので、既に母の温室に移動しました。 最初は膝より少し上くらいの苗でしたが6年程で巨大化しました。 ある程度まで大きくなると加速的に巨大化するので驚きました。
ユッカ
こちらはユッカですが1年で茂ってしまい置き場所に困ってます。 そもそも観葉植物は最も初心者向きの植物の1つで農薬も肥料も与えず水だけで問題なく生長します。ですので化学肥料は一切与えていませんが、金魚の飼育水自体に肥料効果があるので加速的に、かつ元気に生長します。
ウチに来てから生えた葉と購入時からある葉を比べると大人と子供みたいな差で葉の厚みや大きさ、そして裏側にできる鮫肌のようなテクスチャまで大きな差が出ています。 ユッカは剣をイメージした観葉植物ですが新しい葉は硬くて分厚い為、本当に凶器なので移動とかの時に油断して刺さると非常に痛いですw
最後に
このように植物に与えると水道水よりも元気に育つという夢のような水を園芸をしない金魚飼育者の方々はそのまま捨てておられると思いますが、勿体ない事です。
個人的に(業務用レベルの設備でない限り)アクアポニクスはお勧めしません。
金魚は金魚、園芸は園芸で楽しむべきで
寿司と焼き肉を一緒に口に入れるような事はしなくていいと思います。
少なくとも個人レベルでは。
園芸に興味のある方で現在金魚を育てておられるのであれば
水換えの度に出る園芸してなきゃ捨てるだけの飼育水で何か育ててみるのはいかがでしょうか?
案外楽しいと思います。
今なら丁度シーズンに突入したところですので果樹の苗木も選び放題ですよ(悪魔のささやき)
品種にこだわる方はネット通販とか海外からの輸入までされてますが、農作物の通販は金魚以上に怖いので、僕はホームセンター激戦区に住んでいる事もあり大体ホムセンで購入してます。
コーナン、コメリ、ロイヤル、ケーヨーデイツー、アヤハディオ、ダイキ、カインズ、ムサシ、パワー(全て車で40分圏内です。40分圏内で店舗数が多そうな順にならべてみまた。コーナンとコメリは40分圏内に何軒あるか分からないほどあります)・・・と沢山お店があるので欲しいものは大体見つかりますので、何軒か周って目で見て選ぶのが好きです。 田舎サイコーw
*こんにちは~
イヤハヤ驚きました・・・と言うか、コッチ方面まで話が飛ぶとは想像もしていなかったのです。
ますます面白くて(^^♪ ヒントの宝庫!! とでも言いましょうか!!??
私は、ほんの少し植物に興味がある程度で、鉢物少々と庭が有ります~(庭はオヤジからの負の遺産((笑w で、家族みんな困ってます;;
≒当地はどこの家も屋敷が広くて 皆困ってるんですけどね;; 雪囲い等も有りますし~)
あ”ユッカも有りますョ~(^^
家なら・・・金魚水もですが、亀水でどうだろう・・・等と思いつきました、今年初めて池式にして飼っていますが、その排水付近のコケや草が
やはり生育盛んのようなのです~
来年の楽しみが増えました♪
—– —– —–
・そうそう・・いつもコメントありがとうございます。
遅Resになってしまって、申し訳なく思っています;; 設定を変えたりして、今度は大丈夫そうですので~
懲りずにまたいらっしゃってください♪
(;’∀’)
azzaroさん おはようございます。
コメントありがとうございます。
普通にこじらせてますので去年の秋から今年の春くらいまでは暇があれば図書館に行って園芸の本を読んではせっせと色々試してました。
長い間色々育ててきましたが木を育てるのは初めてで、肥料とか農薬を使う植物は殆ど経験が無くて、洋ランも最低限の置き肥と有機の液肥を定期的に与えるくらいで自分で有機肥料を作ったりとかは初体験でした。
記事には軽くしか紹介してませんが大小合わせて20鉢ほどの木を育てています。
カメの池の水は良さそうですね。青水でも問題ないですし栄養たっぷりでしょうからよく育つと思います。
ただしヘドロはあまり大量に与えないほうがいいです。
多少なら栄養になると思うのでいいですが多く与えるとそれが層になってしまって水はけが悪くなったりキノコが生えたりします。(経験談)
>庭はオヤジからの負の遺産
>当地はどこの家も屋敷が広くて
多分家も庭も和風ですよね
だとしたら毎年庭師の方に手入れしてもらわないとジャングルになるでしょうからお金もかかりますよね。
洋風なら幾らでも手のかからない選択肢がありますがそもそも茂らせない事が基本でバランスを作っている和風の庭はかなり豪快に剪定するから自分でやるにしても重労働ですしね。
>遅Resになってしまって、申し訳なく思っています
大丈夫ですよ。
特に急ぎの内容でも無いですし
むしろどれくらい気づかないまま経過するのか?
少しワクワクして見守ってましたよw
アクアポニクスで検索をしている時にたまたま見つけました。
私の場合、チョウザメの養殖場をアクアポニクスに改良してきた経験から、魚側からの視点で共感が持てました。(現実的で)とてもきれいなHPですね
島田敏さん おはようございます。
コメントありがとうございます。
日本では養殖場さんがアクアポニクスに取り組まれている事例が多いですね。
植物栽培で利益を出すよりも付加価値を求めたり、よりエコロジーに対応するような事例が多く、魚を育てる側から見ると安心感がありますね。
島田さんは設備の側からエコ活動に取組んでおられるのでしょうか?
僕は一級建築士として電気や機械に頼らないエコ住宅の設計に取組んでいます。
例えば外壁の断熱の施工ミスで起きてしまう熱の損失等を予防するために設計段階から施工ミスが出にくい設計を徹底したりして最も安い断熱材であるグラスウールでも十分な断熱効果を得られるようにしています。
僕の場合は環境の為とか地球の為と言う前にもっと快適な暮らしが出来る住環境を作りたいという考えで取り組んでいます。
同じ予算でも設計を工夫したり施工ミスを起きにくくすればより良いものが出来ると思いそのようにしております。
勿論環境負荷の軽減も大切に考えてますが、日本ではアルミサッシを使わないという選択肢は。大幅な予算増になったりするので無理に追及するのを避け、限られた予算と選択肢の中で最適化するようにしています。
アプローチする場所は違いますが同じ考え方で活動されている方の存在は励みになります。
コメントありがとうございました。
kingyobuさん はじめまして
学生時代に農産工学という研究室を出て、農業施設などの勉強もしました。家業の設備業をやっています。環境はライフワークの取組になってきました。アクアポニクスは、近所(とはいっても車で15分くらい)の施設の協力をして、ここ3年程改良を、その施設を運営する飯島氏と協力して取組んでおります。最初は、チョウザメも時々死んでしまっていましたが、最近は、ほぼ死ななくなりました。当初は、栽培とバランスをとっていましたが、最近は、養殖は養殖で安定させ、栽培は栽培でうまく植物が育つという方向性で改良を進めています。色々と試行錯誤してきましたが、養殖部分は浄化槽の機能に余裕をもって作りとし、栽培部分は土を使うなどして不足する肥料成分の不足などを補える様にしています。また、水耕栽培は水質浄化の機能が高いので、並行して活用するという作戦で進めているところです。また養魚水は、育苗にも利用しているので、魚側から詰めていくと同じような方向性に行きつくのかななんて思いました。(これは、私の発想ではありませんが。)本業は設備屋ですので経済的な発想は同じです。同じような方向性で、考えている意見、こちらこそ励みになりました。ありがとうございました。
島田敏さん こんにちは。
お返事ありがとうございます。
農産工学を学んでおられたんですか。それなら農業も植物栽培もかなりお詳しいですね。
僕は環境工学部の建築学科なのでアプローチは植物栽培ではなく環境をより良く維持するという方向(リジェネティブデザインと呼ばれています)からなので、農業の事は全く基礎知識が無くて毎回図書館に行っては本を読んで勉強しながら進めています。
設計の仕事で実際に利用する部分以外は、研究と言うより趣味なのでマイペースでコツコツとゆっくり楽しみながら模索しています。
僕も水槽栽培は水耕栽培で挑戦していた時期がありましたが、レタスのような短期で収穫できるものは問題ないのですが、それより長期にわたるものは土のほうが安定しました。
水中根と地中根の違いなのかと思うのですが、土のほうが養分の吸収が遥かに良いという結果になりました。
水中でもほどほどに細かな根が出ましたが、土中に広がる細かなレース編みのようなデリケートな細根は水中では見られませんでした。
そんな事もあり現在は水耕栽培は全てやめて土を使った普通の栽培をしています。
細根を増やすように自分で有機肥料を作ってその中で増えた細菌により土が硬くならない仕掛けを作ったりして実験しています。
場所の関係で全てプランター(最大で12号鉢程度)なので畑の様なスピードでは成長しませんが、金魚の飼育水を与えると水道水よりは遥かに早い成長をするので「プランターにしては・・・」という程度の結果を得ています。
アイデアを出すことに関しては日本はアメリカに勝てませんが、それを研究したり細かく改良を繰り返して最高のものにする能力や粘り強さでは日本は世界一だと思いますので島田さんと飯島さんの取り組みが今後更なるブレイクスルーを迎える事を願っております。
金魚部さん、こんばんは。
金魚の水は栄養たっぷりですね。
うちはジャカランダを金魚の水だけで育てています。
5~6年前に百均の観葉植物売り場で5センチほどの苗を買ったんです。
ジャカランダのことは何も知りませんでした。
家に帰ってググってみたら…
世界三大花木のひとつで15メートルに育つ…
観葉植物ちゃうやん!うち、集合住宅だし。
剪定すれば観葉植物としても楽しめるとか言われても…なあ。
そしてこれがまた伸びる伸びる。
最初の夏は50センチほど生長しましたが、
翌年からはひと夏に1メートル伸びるんです。
剪定というより伐採です。
幹も太くなってきて、最初は万能バサミで切ってましたが、
2年前からはノコギリですw
夏は涼しげな葉が茂って金魚のいるコンテナに影を落とします。
肥料は金魚の汚した水だけw
ほかにも去年の秋、道で拾ったドングリを埋めたら春に芽が出てきた。
3コ埋めたら3コとも育って、どうしたものかと思案中ですw
集合住宅だし…w
アゲハチョウの写真すごくいいですね。
写真のことは全然わからないのですが、私は絵を描くので(ど素人です)
何をどういう風に表現するか、いつも悩んでいます。
金魚部さんの写真を見てハッとすることがたびたびあるんです。
これからも楽しみにしています。
マリリンさん こんにちは。
コメントありがとうございます。
>ジャカランダ
>ひと夏に1メートル
チキンな僕は怖くて手が出せないですw
レモンの枝がひと夏で30㎝のびるだけでも「ばけもんか」って大騒ぎなので。
高木になるもので言えば僕は栗を育ててるので大きくならないか心配ですが、鉢のサイズを抑えれば小さくまとまるかなと思ってます。既に剪定はハサミで無理な部分も増えてきたので僕もノコギリが必要です。
去年まで無かった枝が直径1㎝超えるような箇所がちらほらあり驚いてます。
それにしても木の生長を目の当たりにしたのは今年の夏が初めてですが想像ではもっとゆっくり育つと思ってたので驚きました。
特に栗の木は硬いから物凄く遅いと思ってましたが案外早いです。
気になってジャカランダを調べたんですが
耐寒温度が0度までになってますが冬は部屋に入れてるんですか?
それとも外で何か防寒対策しているんですか?
僕は今年は水槽も増えたのでレモンだけ家に入れて他のものは外で冬越させようかと考え中ですが弱りそうにも思うので防寒対策を色々探しています。
アメリカではクリスマスツリー用の電飾(LEDではない古いほう)をまいて電気をつけて毛布を巻くというデンジャラスな方法から遭難時に身を守るハイテクアルミシートでラッピングまで色々ありましたがどれも無理かなと思いながら見てます。
なんか昔からあるようなおばあちゃんの知恵的な方法とか、業者さんが大量の苗の保管で行うような簡易な方法を探してるんですが、どれも地植え関連のアイデアばかりで見つかりません。
>どんぐりの木
個人的には僕はこちらが気になります。
どんぐりの木で検索してみて
株立ちのシラカシの木の写真を見つけましたが凄く格好いいです。
そもそもどんぐりの木がカシの木だと今検索で知りましたw
しかもこのルックスで常緑樹ってなかなか素敵ですよね。
金魚の水で打倒ジャカランダな巨木に育ててあげてください。
>アゲハチョウの写真
子供のころ以来かというくらい長く見ませんでしたが、記憶が美化されていてもっときれいに飛ぶイメージでしたが現実には物凄く上下に移動しながら進むのでカメラマン泣かせでした。見てると「墜落するんちゃう?」って思う程不安定で想像以上の上下移動に笑えてきましたが本人は本気で飛んでるみたいです。 蝶も大変みたいで、中には羽がボロボロになったり、一部が無くなってるのも居ましたがそれでも必死に卵を産んで去っていきました。 その卵をテデトールして金魚に食べさせるのは申し訳ないですけどレモンは常緑樹なので「葉が命」ですしねぇ。
金魚部さん、こんばんは。
いつもお返事ありがとうございます。
ジャカランダの木はベランダで越冬してます。
防寒対策は何もしてません。
ジャカランダの葉っぱはアオウキクサを並べたような感じで、
霧を吹いてやらないとパラパラ落ちるんです。
室内では床が湿るし、お風呂に運ぶのも大変だし。
だから、寒くなって落葉してきたら、葉を全部切って越冬させます。
ときどき、生きてるかなあ?と心配しながら春を待ちます。
暖かくなって、金魚が元気に泳ぎ始める頃、
新芽がちょこっと「おひさしぶりでーす」と出てきます。
かわいいんです。そのときだけw
私の住んでいる所はそれほど寒くないんです。
雪はほとんど降らないし、気温が氷点下になることも少ない。
でも、北風びゅーびゅーの日はけっこうあります。
アメリカっておもしろそうですねw
クリスマスの電飾に毛布って…発想がすごいw
ドングリはシラカシのドングリだと思います。
生垣の下の道に落ちてましたから。
ドングリもこのままベランダで越冬予定です。
ベランダに生垣は必要ないと思いますけどw
ほんとは近所の公園にこっそり植林してこようかと思ってたんですが、
カシの木は金運アップすると聞いたのでやめましたw
ベランダの金魚の水温は、真冬の寒い日は3度まで下がりますが、
晴れた日に、透き通った青水で泳ぐ金魚は見ていて飽きません。
元気に越冬できるよう管理していきます!
室内のツイン30㎝キューブなんですが、
部屋に金魚がいると、つい話しかけている自分に気づきました。
「なにしてんねん」とか「さっき食べたやろ?」とか…w
ヤバいっすw
マリリンさん こんにちは。
お返事ありがとうございます。
金魚に向かってしゃべっちゃうんですか?
それは気をつけないとホームセンターでやったら
「金魚と会話するニンゲン発見ナウ」とかで生ビデオをSNS上げられちゃいますよ。
僕は犬には声を出して話しかけますが金魚には声を出して話をしません。
水換え中に油断して顔を近づけた時に口から水鉄砲されて水かけられたら「コラ」って声出ますけどw
ある時期から金魚が寄って来てこちらに向かって口をパクパクしていて、それを真似ると面白い反応をすると分かり金魚が来るとパクパクしてみせてました。
でもこれにハマってた時にホムセンでやりそうになり「はっ」として以来、家でも自粛気味にしていて時々しかしないようになりました。
「ホムセンで水槽に向かって口をパクパクするおっさん見たんだけど何か質問ある?」みたいなツイートされると困りますしね。
最近のマイブームは「指で指示」です。
理想としては僕の指のサインで皆がピタッと「待て」をしたり
ざわついてるのをコントロールできないかと思いとりあえず毎朝起きたら指のサインを見せてますが今のところ一匹たりとも従う意思はないみたいです。 水族館のイルカの人みたいにコントロール出来たら楽しいと思うんですが。
>クリスマスの電飾に毛布って…発想がすごいw
これは結構真面目な人が書いてたんで正直意外でしたが、こんなので火事になったら大人として痛すぎるのでやりませんけど「ちょっと温ったかそうだな」とは思いましたw
アメリカは日本に比べると野放しになってる人が多いので自由な発想で皆好きなことして生きてます。
その中からとんでもない天才が出てきて凄いことになるのもアメリカあるあるです。
日本だとその前に潰されますけど、アメリカは結構放置なので面白い人が多いです。
夏に予想外に生長したので越冬悩みます。
オイルマネーよりもドラえもんが必要かもしれません。
金魚部さん、こんばんは。
図書館でむずかしい本を読んでいる紳士が、
家では金魚といっしょにパクパクしたり、
朝から指差し訓練とかしてるんですか?
ぷぷぷっ…国家機密ですね。
お外で言っちゃダメですw
マリリンさん おはようございます。
お返事ありがとうございます。
あははwそうですね、外では言わないようにします。
ここだけの話と言う事にしておいてください。
まあ僕の場合は金魚をペットとして飼っているので、もう少しコミュニケーションがとれたらいいなぁと思っています。
「指で指示」は多分効果が無いというか、現時点ではコレと言って有効なサインは見つかりませんが、口パクはどの金魚も似たような反応をする事から、もしかすると金魚とコミュニケーションをとる糸口になるかもと期待しています。
ここ数年行っているのはランゲージデベロップメントの序盤のような作業なので何に反応して何に反応しないかを探っているだけですが、今後更に特定のサインで多くの金魚が同じ反応を示すものが出て来たらと思うと少しワクワクしませんか?
芸を教えるのではなく、コミュニケ-ションをとるわけですので、初めて会った金魚でも同じ行動を引き出せるとしたら・・・
金魚屋さんで見た金魚をサインで「口パクやめ」「餌クレダンスBを踊れ」みたいな事が出来たら凄くないですか?
ま、そこまで具体的な事は無理でもささやかでもいいので意思の疎通がはかれるなら楽しいと思うんです。
もしそのようなコミュニケーションの方法が見つかればまさに国家機密なので漏れないようにしないとCIAが情報を盗みにやってくるかもしれませんね。もし来たらマリリンさんはウチの前で職務質問される係で時間稼ぎお願いしますね。
PS
僕は下町育ちなので紳士と言う柄ではありませんよ。
人生に疲れ金魚に癒しを求めるおっさん又はおじいちゃんです。
金魚部さん、こんばんは。
コミュニケーションの研究ですか。
私の任務は研究所の前で金魚のかぶりものをかぶって
口パクしながら餌クレダンスBを踊り、
職質の警官を足止めすることですね‼
了解しました。
国家機密保持のために全力を尽くしますwww
金魚部さんって人生に疲れてるんですか?
うっそー!って思いますけどw
アクアポニクスから話がずれて失礼しました。
これから餌クレダンスBを練習しますw
マリリンさん こんにちは。
ええっ、餌クレダンスBの練習するんですか???
イントロの間ずっと笑顔でエビぞり連続20回ですよ。
大丈夫ですかぁ(半笑い)
ぎっくり腰にならないように注意してくださいね。
あとエンディングでスネールをボリボリ食べるシークエンスもあります。
スネールはスーパーフードなので健康にはいいそうです。
ファイト!!
かなり人生に疲れて無いと金魚水槽の前で口をパクパク出来ませんよw
2res.失礼します;;
そうですね~ カメ水のヘドロは確かに良くなさそうですね♪
庭樹はですね・・・丸物系の刈り込みとか、松類の剪定とか、出来るだけ自分でやってます~ 一々外注したら¥もバカになりませんしね;;
妻も息子も一切やらないから、私が動けなくなったら藪になっちゃいますね (;’∀’)
azzaroさん こんにちは。
お返事ありがとうございます。
ご自分で切っておられるとは、大変ですね。
あれって見てると結構な重労働ですし、殆ど丸坊主まで刈り込んだりする時なんかはさっきまで木に付いてた全ての葉を切り落としてるのでそれを軽トラに積むだけでもまあまあの肉体労働ですよね。
池に溜まるヘドロは肥料分が多いのでいいそうです。
よく池の底のヘドロをさらえて農業に利用されたりしてます。
土を耕す時に混ぜ込むのが良いのですがそれをせずに上からジャーってかける場合は量が多いと直ぐにヘドロの塊が出来て乾燥すると水を通さない層になります。最初手抜きしてそうしたらカバカバになって固まって、放置してたら春先にキノコが生えてましたw
ですので分散したり土に混ぜ込むと良い有機肥料になるけど過剰に与えると空気や水が通りにくくなる問題が出ます。
少しづつ使うといいですよ。