塩水浴 その3- 初心者でも安心の塩水浴の方法

使用する塩に関して

アクアソルト、海塩、精製塩、岩塩、結晶塩など色々な選択肢がありますが、無駄なものが混入していない精製塩がお勧めです。

岩塩や結晶塩はゆっくり溶けるからと使用されることがありますが危険です。
溶け残りを金魚が口に入れる問題や、濃度が均一にならずに一部で異常に濃くなる問題が怖いのでこれらは選ばないほうが賢明です。

またアクアソルトや海塩、そして岩塩などもミネラル分が配合されていたり最初から入っていたりしてそれが不足している金魚の場合はサプリメントのように効くという話もありますが、ビタミン剤同様に一時的に過度にミネラル補給しても健康体にはならないのでミネラル分は普段の飼育で十分に供給されるように工夫する必要があり、塩水浴の時だけにわざわざ付加するものではありません。 またそれらの一部が体質に合わない金魚も居るので(塩水浴を治療目的で行うほど)弱っている時に急激に与えるのは怖いです。

僕は昔。海塩を使っていましたが、ブランドが変わる度に金魚への影響が違うような気になる事があり、常に「もしかするとこの塩が悪いのかも?」と思う余地が出来てしまい問題の有無が判断できないのが気持ち悪くて、それ以降は何も入っていない塩化ナトリウム99%以上の塩に切り替えて、現在も使い続けています。
治療に使う塩を疑うような余地はゼロでないと安心できませんので99%以上が塩化ナトリウムであり無駄なものは何も入っていない精製塩がお勧めです。
これで
「塩が原因かも?」と考える事は一切なくなりました。

特に初心者の方で塩水浴の経験が少ない間は様々な事が未知数で上手くいかない時に何が原因なのかという特定がとても難しいと思います。そんな時に1つでも不安材料を無くすようにすればより安心だと思います。

個人レベルだと1㎏のビニール袋入りで十分と思います。

塩水浴の頻度が高い場合は5㎏のエコな紙袋入りもあります。

この記事で僕がお勧めする塩水浴の方法は毎日新しい塩水と交換しますので何日も同じ塩水で行う方法に比べると沢山塩を使いますが、それでも普通は1㎏で1年持つだろうと思います。 塩は何年でも保存できますがあまり長期的に保存していると湿気をおびて固まってくるのでまずは1㎏を購入してみてご判断いただくと良いと思います。

参考までに
10Lのバケツなら無理なく使用できるのは
8Lくらいですが、この容量で
0.5%塩水を作ると
1日で40g使います。
1㎏=1000g を 40gで割ると
25日分(25回分)です。

塩水浴を楽にしてくれる数々の便利アイテムたち

ホスピタルタンク


治療水槽の事ですが、僕はバケツかタライを使う事をお勧めします。
四角いものはコーナーがあり洗うのが面倒ですが、丸いものは慣れると10秒くらいで洗えます。
角が無いので延々とグルグル回しながら洗えるのでとても楽です。

画像はアマゾンの商品ですが
10Lまでなら100均でも買えます。
それより大きなサイズになると100均のは肉厚が薄くて移動が怖いので
ホームセンターかネットでしっかりとした厚みのものを買うほうが良いです。

またこの記事に出てきます僕のおすすめする塩水浴は
毎日水を交換しますのでその方法を採用される場合は
塩水浴の実施場所から洗面所などの洗い場までの往復が容易なものが良いです。

キッチンスケール


タニタ デジタルクッキングスケール 3kg/0.1g ホワイト KD-320-WH
塩の重さを量るものです。
最近は安価でもデジタル表示で0.1g単位まで量れる時代なのでとても便利です。
ただし塩を量る目的のみの場合は0.1gまでの正確さは必要ありませんので
▼ 価格が約3分の1の普通のスケール(1g単位)で十分です。

タニタ デジタルクッキングスケール 2kg/1g ホワイト KF-200-WH

計量スプーン


0.5%で実施する場合1Lに5gなので何リットルでも5の倍数になりますので
ちょうど5gとか10gなど5の倍異数で軽量できるサイズのスプーンを準備しておくとキッチンスケールが不要になります。
写真はデザインが面白いと思い選びましたがこれで何グラムかは知りません。
大きさによってグラム数が変わりますが工夫次第で非常に便利になります。

塩水浴の計量スプーン

よくあるコーヒーの計量スプーン(円錐型)で25gくらいですので10Lで0.5%なら2杯という感じで分かりやすいです。

計量カップ2L


目盛り付きで2Lまで計量できる大きなカップです。
水を計量します。
5Lでも8Lでも10Lでも簡単に軽量できるので金魚飼育では無くてはならないとても便利なアイテムです。
100均にも100円+消費税で売っています。

広口ガラス瓶


塩と水を入れて蓋を閉めてシェイクシェイクします。
この瓶で塩40g程度なら1回でほぼ全て溶けます。
少し底に残る場合は上澄み部分を先に一度ホスピタルタンクに入れてから、新たに水を足してまたシェイクすれば溶けます。
水温が低い冬場でも(お湯無しでは)どの方法よりも手早く溶かせるので
毎朝簡単に準備できるのでこの方法を継続しています。
ペットボトルなどでも代用できますが塩を入れる作業は広口の瓶がベストです。
100均にも100円+消費税で売っています。

エアレーション

便利アイテムではありませんがエアレーションもご用意ください。

小さな容器

最初の水合わせの時や予備のタンクが無い場合の朝の一時退避場所として使用します。
金魚が無理なく入る大きさ、水合わせが可能な大きさでお考えください。

あると良いもの

◆アンモニア検査薬

テトラ (Tetra) アンモニア試薬NH3/NH4 25回分

◆予備のホスピタルタンク(バケツかタライの事です) 
◆心の余裕・オイルマネー

最後に忘れてはいけないもの

◆カルキ抜きした水
◆塩

◆治療対象の金魚

そしてそれら全てを実行する 
◆あなた

必要なものは以上です。

初心者でも安心の塩水浴の方法 改良型塩水浴

さてここからが本題です。
初心者が犯しやすいミスを可能な限り除去してくれる特別な塩水浴の方法をご紹介します。
基本コンセプトは単純で毎日リセットするように繰り返すというものです。
これにより前日に何か問題やミスを犯しても次の日には新たなスタートを切るので無かったことになるという夢のような塩水浴です。
多くのミスを経験しながら改良を重ねた結果このような方法にたどり着きました。

また従来の飼育水槽に直接塩を入れるという方式に比べて、原因菌や寄生虫が居ない清潔な新しい水と清潔な新しいタンクを使うので治療効果も高く維持できます。

それではそのやり方をご覧ください。

準備編

1

計量カップ2Lにカルキ抜きした水を2L入れます。<A>

2

キッチンスケールに蓋を取った広口ガラス瓶を載せてからキッチンスケールをONしてゼロにします。

安全で簡単な塩水浴の手順

安全で簡単な塩水浴の手順

3

計量スプーンまたはノーマルスプーンで塩を瓶に入れていきます。

安全で簡単な塩水浴の手順

4

目的の重さになったら瓶をキッチンスケールからおろしてその中に8分目程まで<A>の水を入れて蓋を閉めます

安全で簡単な塩水浴の手順

安全で簡単な塩水浴の手順

5

ひたすらシェイクします。

6

溶け残りがある場合はそれを瓶に残すように塩が溶けた水だけゆっくりと中身をホスピタルタンクに入れます。

7

広口ガラス瓶に<A>から水を足して蓋をして再びシェイク。

8

全部溶けるまでこの動作を繰り返して全てをホスピタルタンクに入れます。この時<A>に残っている水は全てホスピタルタンクに入れます。←現在ホスピタルタンクには2Lの水と塩が入っている事になります。

安全で簡単な塩水浴の手順

9

あとはホスピタルタンクを水で満たすだけですので計量カップ2Lで目的の水量になるように水を足します。このとき最初に<A>とした2Lを計算に入れる事をお忘れなく。
(例)最初に2Lを塩を溶かすために使用しているので合計が10Lならあと8L足せばよいという事です。

10

エアレーションをONして塩分が均等になるように空回しで放置します。

11

(1日目だけ行う事ですが)金魚は水合わせをしますので退避用の容器を飼育水で半分満たし、その中に金魚を入れます。 

12

その中にホスピタルタンクの塩水を少しづつ足しながら金魚を塩水に慣れさせます。
濃度の変化は安全側で判断すれば5段階ほど(0.1%づつ濃くなるイメージ)でやれば負担は殆ど無いと思います。元気な金魚でも念のため、2段階か3段階で水合わせしてあげてください。

水合わせはこのように別の場所で行いホスピタルタンクは常に0.5%など目的の濃度を保ってください。ホスピタルタンク自体に溶かした高濃度の塩水を徐々に加える方法も試してきましたが、これだと濃度が偏る問題が出ます。(あくまで安全側の判断ですが参考まで)

濃度を変える段階とその間隔に関して
金魚は水質が多少大きく変わっても浸透圧調整等にかかるのは数秒から数分です。しかし変化が大きいとその場所に慣れるまでには1日2日(24時間~48時間)かかります。

ここで淡水から0.5%の塩水に徐々に切り替えるのに何段階かで行う場合、「慣れさせる」という観点から(慣れるまでに半日かかるなら)それを何度かに分ける事で変化が小さくなるとしても(12時間÷3段階=4時間になるので)数時間あけるのが理想です。
※実際に慣れるまで半日なのか数時間なのか1日なのか分かりませんが、段階的に変化させて意味があるとすれば、トータルの時間がそれと同じかそれ以上である必要があります。

(例 その1)0.5%塩水に12時間で適応すると考える場合、
5段階で変化させるなら 12時間÷5段階=2.4時間/段階となり
1段階は約2時間半あけて次に進むと負担が少ないと考えられます。

(例 その2)逆に10段階に分けていても1段階を10分で移行するなら
10段階終了後も10分x10段階となりトータルで100分しか経過してないので
約1時間半で急激に変化したことになります。

これまでドボンで対応してきた僕としてはこの件に関して過度に神経質にならなくても良いと思いますが、せっかく段階で手間をかけて行うならその意味があるように適度な間隔をあけるという事をお忘れなく。

薬浴でも同じです。

水合わせ完了後、金魚をホスピタルタンクに移動して完了です。

安全で簡単な塩水浴中の金魚

翌日の朝にする事

1

アンモニア検査をして(金魚が6g以上なら)1.5mg/L以下であることを確認します。 それより小さな金魚の場合は本来アンモニア値もさほど上がらないので僕は高濃度の経験がありませんが、まずは0.25mg/L以下が安心です。それ以上(つまり明確な量のアンモニアが検出される)なら何か原因があるのでそれを除去すべきです(水量・餌・金魚の数などを見直す)
また1日目の次の日の朝は24時間ではなくそれよりも短い時間でのアンモニア検査なのでそれも考慮したうえで現在のホスピタルタンクの水量で大丈夫か考えます。
アンモニアの値が高いなら水量を増やしてアンモニア濃度が下がるようにしてください。3.0mg/L以上出ている場合は問答無用で大きなタンクに変更したほうが良いです。アンモニアの濃度が高い場合は間違っても餌は与えないでください。

2a

水を100%交換しますので予備のタンクがあるなら昨日の手順で新しい塩水を用意します。 同じ水・同じ塩・同じ濃度で作ってください。 準備が出来たら新しいタンクに金魚を引っ越しさせます。 この時は同じ水・同じ塩・同じ濃度ですのでWater Chemistryが変わりませんのでドボンで大丈夫です。 
※温度だけは必ず合わせてください。
通常、前日の夕方から次の日の水を予備のタンクに入れて(塩は朝に入れます)
治療中のタンクの横に並べておけば温度は同じになりますので合わせなくて済みます。
※予備のタンクがある場合は、金魚を移動したら古い塩水を捨ててタンクを綺麗に洗ってしばらく乾かしておき、その後上記のように水を入れて横に並べておくと毎朝が楽です。

2b

予備のタンクが無い場合は現在のタンクを洗って使うので一時的に小さな容器に金魚を退避させてから洗ってください。その後昨日と同じ手順で塩水を準備し金魚を再投入します。

このようにして毎朝100%交換する事で多くの問題は全てリセットされますので初心者でも安心です。

改良型塩水浴でリセットされる数々の問題

いかがでしょうか?
たったこれだけで以下に示すような問題が1つ1つリセットされます。

アンモニア

毎朝ゼロから再スタートなので蓄積されて高濃度になりません。
最初は毎朝検査して24時間で1.5mg/Lを超えない事だけご確認ください。
超えていれば上記のように適切な対処が必要です。
さもないと金魚を治療しているつもりで弱らせていく事になります。

亜硝酸塩

この方法ではゼロのままで毎日過ごせます。
その為にも毎朝必ず容器を洗ってください。
これまでの立ち上げ実験からもアンモニアを分解するバクテリア(つまり亜硝酸塩を作るバクテリア)は市販のバクテリアを添加しない限り数日では出現していません。毎朝確実にリセットしていればこの問題は出ない事になります。

溶存酸素量

余分なガスや分泌物は全て下水に流されて新しい水で再スタートなので朝からきちんと酸素が溶け込んだフレッシュな塩水で気持ちよく1日のスタートになります。

ゼロスタートして24時間でのアンモニア濃度が1.5mg/L以下であれば容認できるという基準を設けるとして、これ以下に収まるのであれば給餌しても構いません。
でも給餌して次の日に3.0mg/Lになるようなら即時停止して塩浴中は給餌無しで進めてください。
金魚の大きさや水量でほぼ決まりますが余裕がある場合のみ給餌してください。
そしてこの給餌により水が汚れる問題・富栄養化の問題・アンモニア上昇の問題・・・すべて毎朝新しい水になるのでリセットされます。
ただし
◆消化に問題がありその治療を行う場合
◆冬場など水温が低くヒーターや暖房などが無い場合
など餌を与える事がマイナスとなる事が明らかな場合は与えないでください。
上記はあくまでアンモニアが安全な範囲なら給餌可能という説明です。

塩水の濃度

計算が苦手な方で直観的に何リットルの水を替える時に塩を何グラム足せばよいか分からない方は替水を重ねるごとに塩分濃度が無茶苦茶になるという話を聞きました。でもご安心ください。この方法なら毎朝100%交換なので毎日同じ作業ですし、毎日リセットされるので計算ミスする余地もありません。小学生の時にやった濃度の違う食塩水を混ぜると何パーセント?みたいな計算は不要です。

粘膜剥離や分泌物

特に初日にありがちですが魚臭い匂いが出るもの(粘膜や分泌液)が溶け出して匂う事があります。それを継続して数日使用すると雑菌が爆増する事もあります。こうした問題も全て毎朝100%交換するので消えてなくなります。

1日目と2日目くらいに大量に出て泡が中々消えないドロドロの水になる事があってもその後は金魚が回復するにつれてこの問題は出なくなります。

塩水浴を開始する時と中止する時の注意

金魚は淡水にすむように体が構成された生き物です。
塩水浴と言うのは一種のショック療法なのであまり気軽に行うものではありません。

特に気軽に塩水浴をして、何ともないと判断し直ぐに水槽(淡水)に戻してまた次の日に問題かも?と思って塩水浴を再開するというのは健康な金魚でも病気になるパターンです。

つまり、淡水と塩水を行ったり来たりするような対応だけは避けて頂きたい行為になります。

ただし寄生虫の駆除などは1日でも早く行うほうが良いので塩水浴を「開始すべきか」迷うような時が来るかと思います。

このような場合に
塩水浴を開始するか迷った時の判定は「開始する」を選んで頂いて構いませんが
数日行ってみて間違いだったかな?と判断した場合も
塩水浴を「中止する」と言う判断は慎重に行ってください
金魚をよく見て問題が何もない事金魚が元気である事などを確認したうえで、数日後にまた塩水浴をする事にはならないと自信が持てると判断したら「中止」と判断してください。

塩水浴を止める時の判断が上手くできないと
行ったり来たりを繰り返してしまい金魚を弱らせることがありますのでご注意ください。

最後に

このように改良型塩水浴では1日1日のミスや問題の蓄積が起きませんので初めての方でも安心して挑戦頂けます。

塩水浴は金魚が調子を崩した時の特効薬としても、寄生虫や感染症が出た場合の正常化の手段としても利用できてとても便利ですが、あまり頻繁に行うと金魚は自分の力で問題を除去できなくなりますのであまり高頻度や長期間の塩水浴はお控えください。

金魚に問題があるな・・・と思ったらまずは
◆水を綺麗なものに換える事、
◆濾材の中のヘドロを除去して濾過装置全体を清潔に掃除する事、
◆底砂やアクセサリーがある場合はこれらを綺麗に洗う事
◆水槽が苔だらけなら一度全て除去する事(特に底)
など水槽内を一度綺麗に掃除するようにしてから金魚を戻して様子を見たほうが良いです。
直ぐに「薬だ」「塩水浴だ」というふうにしてしまうと救える命も救えなくなりますので、
何よりも先に水槽内が清潔に維持できているかをご確認ください。
早期発見であれば、水槽内の正常化だけで治る事が多いです。

それでダメなら塩水浴

もっとダメなら獣医さん

です。

塩水浴 その1- 種類と濃度と問題点

塩水浴 その2- その効果と治療できる病気

22件のコメント

  1. こんばんは。もう少し早くここにたどり着いていればよかったなぁと思います。とても良い情報をありがとうございます。

    • ゆきさん こんばんは。
      励みになるコメントありがとうございます。
      未だオープンして1年も経ってないのでネットの世界では赤ちゃんのようなブログですがこれからも宜しくお願い致します。

  2. 凄く細かく塩浴の説明をありがとうございます。明日から試してみようと思います。
    ところで症状が結構ひどいのですが食欲は旺盛です。餌は何日間与えないのでしょうか?塩浴も何日間耐えられるのでしょうか?
    もし良ければご回答下さい。宜しくお願い致します。

    • 貴子さん こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      >ところで症状が結構ひどいのですが食欲は旺盛です。
      >餌は何日間与えないのでしょうか?
      何の病気でしょうか?
      ◆転覆病でしょうか?それとも◆寄生虫や感染症でしょうか?
      転覆病とそれ以外では考え方が変わります。
      消化不良が原因の転覆病の場合は
      消化不良の転覆病の治療法の記事
      のような対応が必要になると思います。
      それ以外の転覆病は
      獣医さんの受診を検討されたほうが良いかもしれません。
      寄生虫や感染症であればバケツのサイズ(水量)に応じた量(1日でアンモニア地獄にならない程度)までなら与えられます。
      当然次の日には100%交換して全てリセットをする事を繰り返してください。
      さもないとアンモニアの蓄積で金魚がやられます。

      ◆金魚のサイズと塩水浴のご予定の総水量はどんな感じでしょうか?
      水量が少ない場合で金魚が大きい場合は餌は与えられません。
      十分な水量として
      体長(尾を含まない長さ)が4㎝くらいまでなら10LのバケツでOKですが
      6㎝から8㎝くらいなら15Lから20Lのバケツが必要です。

      塩水浴の期間ですが通常1週間から2週間くらいなら大きな問題はないと思います。
      1カ月とかになると経験が無いので、良い悪いの判断がしにくくなりますが、あまり長期的に行うと金魚が塩水魚の病気になったり、淡水で生きていく能力が弱くなったり機能不全になったりします。

      • 詳しいご返答をありがとうございました!! 1匹は病気は鱗が赤くなりヒレが充血、エラの内側も炎症が起きていて水から飛び出します。もう1匹はやはり鱗が赤くなり尻尾が欠けてきました。今まで人に頂いてから3年も元気にしていたのですが、大きくなったので大きな新しい水流の強い水槽に移したらやられてしまいました。こちらのブログを先に読ませて頂いていたら、、と後悔しています(>_<)

        昨日よりは元気になりました。餌を食べるので水換えを毎日したいと思います。本当にありがとうございます!!

        • 貴子さん こんばんは。
          お返事ありがとうございます。

          感染症でしたか。
          それなら塩水浴で綺麗な水になって元気になったのかもしれません。
          逆に言えば水槽の水が痛んでいる可能性があるので戻す時は新しい水槽の水を半分ほど換えてあげてください。
          また塩水>淡水>塩水と繰り返すと弱る事があるので、水槽に戻す際は確実に治っている、もう塩水浴は必要ない!と自信を持って判断出来てから戻されたほうが行ったり来たりせずに済むので安心です。

          新しい水槽に変更されて感染症の問題が出ているならバクテリアで言えばAチームが少ない為に問題が出ていると思われます。
          バクテリアに関する記事のAチームの部分をお読みください。
          新しい水槽に切り替える前からの問題であれば前の環境で水量が少なすぎたのが原因かもしれません。(水量不足による富栄養化です)

          金魚を長く飼育していると徐々に大きくなり、ある時点で水槽の水量が金魚の体の大きさを維持するには足りなくなるという事が起きます。
          最悪の場合は酸欠で死ぬことになりますが、その前に大きな水槽に変更されたようで安心ですね。

          ですので新しい水槽で問題が出始めたのか、前の水槽から持ち越したことなのかにより原因が変わりますが、いずれにしてもしばらくはAチームが増えるようにエアレーションを強化して下さい。 金魚が居ない間でもエアレーションをしておくと良い環境を維持できます。

          またAチームが不足すると赤班病や尾腐れ病が出やすくなります。
          これは餌などが水に溶けだして栄養が水中に多くなる時それを食べて分解してくれるAチームが少ないと代わりに雑菌が増えてしまい金魚が襲われるという流れになりやすくなります。

          今後金魚を水槽に戻されるときの話ですが、
          塩水浴で治療が完了してから新しい水槽を安全に安定させるには
          2つの方法があります。

          1.餌を減らしてAチームの不足をカバーする(Aチームが増えるまで餌を少なく管理する)
          これは富栄養化の原因となる餌を減らすことでAチームの不足を補う方法です。

          2. 前よりも頻繁に水を換える事でAチーム不足で雑菌が増える前に水を入れ替える
          これは水換えで強制的に栄養分を排出して雑菌を増えさせないという方法です。

          他にも市販のAチームのバクテリアを入れると言う方法もありますが、これは長期的には不利になると思いますので 1. か 2. のうちお好みの方法でしばらく時間稼ぎして安全に移行されることをお勧めします。

          PS
          コメントを1つにまとめさせていただきました。

  3. 詳しいメッセージをまたありがとうございました。とても参考になります。2匹が元気になったら良い水を作ってあげたいと思います。
    病気の方は鱗の赤いのが随分引いてきたようです。体調はたまにけいれんを起こしたり、ヒレをばたつかせるので、まだまだのようです。とても心配ですがしばらく様子を見てみます。本当にありがとうございました。

    • 貴子さん こんにちは。
      お返事ありがとうございます。

      痙攣まで起きているという事は外傷だけではなく内部にも影響が出てるんでしょうね。
      外傷が完治しても内部は未だ完治してない事もありますので
      水槽に戻してからも時間をかけて良い環境の中でじっくりとリハビリさせてあげてください。
      早く治るといいですね。

  4. おかげさまで金魚は赤い点が一箇所残るだけでとても元気になりました。ありがとうございました!赤い点が無くなるまで毎日水だけ変え続けようか、それとも塩水を3週間目も続けるのか迷っています。
    素の水槽は菌がいっぱいなのではと思い、結局水で丸洗いしました。
    フィルターや水槽はこの際塩水でしばらく消毒した方が良いのでしょうか? 見えない菌との戦いに疲れて正しい判断ができない気がします。もしお時間があれば助言をお願い致します。

    • 貴子さん こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      まずは金魚が元気になって良かったですね。

      水槽の菌の事ですが
      水で洗ったのであればそれで大丈夫です。
      今は多くの菌が洗い流されて全体的にバクテリアが少なくて椅子取りゲームの椅子が空いている状態ですので
      今後は逆に良い菌を増やすように、しばらくは普段よりも餌を少なくして水槽の水が徐々に良い菌で満たされるようにしてください。
      この流れを作る時に大切な事をまとめますと
      ◆餌を控える事
      ◆水を定期的に換える事
      ◆エアレーションをしっかり行う事
      ◆(可能なら)太陽光に当てる事
      です。
      有用なバクテリアが主力になり水槽内を統治するためには上記の条件を整えるだけで良いです。
      消毒とかする必要はありませんし、リセットも不要です。
      映画に出てくるようなパンデミックは普通の条件ではなかなか起きません。
      自然に浄化され安定するのがこの地球上では一般的な流れです。
      (安定しない場合は管理(3つの基本スキルセット)に問題があります。)
      海や川を想像してみてください。問題の原因さえ除去してやれば時間と共にリセットや消毒することなく収束していきます。
      このように条件さえ整えば自然と有用なバクテリアに有利になり水槽内は安定します。

      自然界と違うのは人工餌と言う栄養の塊が定期的に入ってくることと、絶対的な水量が少ない事ですので、餌を控える事や水を定期的に換える事だけ注意していれば後は自然任せで行けます。

      気にしすぎて何度も洗ったりすると逆に雑菌が増えるチャンスが増します。
      上記条件を整える事に注力してあとはバクテリアに任せてください。

      また一度病気になった金魚は見た目が元気でも完全に回復してない事も多いので、数カ月は安定した環境でゆっくりとリハビリしてあげてください。
      季節が変わる頃には見事に元気になっていると思います。

      また元気さを維持するためにも余り遅れることなく水換えをする事が重要です。
      同時に餌の量や糞掃除の頻度や濾過装置の種類で変わりますが、
      餌控えめ&糞掃除を殆どしてない僕の環境では水作エイトは1か月に1回洗うくらいでギリギリです。
      時々ヘドロがたまって温泉のようなにおいがする事もあります。
      これが長く放置されると問題が出ますので、貴子さんもご自身の環境で適度なメンテナンス周期を探し出して濾材や水槽の掃除も定期的に行ってあげてください。
      やり過ぎも放置しすぎも問題化しやすいですので適度な周期を探すことが大切です。

      特殊な事は何一つ必要ありません。
      コツコツと定期的な世話を続けていると金魚は元気に生きてくれます。

      僕は最近現場に行く仕事をしてないので金魚の世話は欠かさず出来ている為絶好調ですが
      過去には現場で忙しくて1週間金魚のコンディションを確認しなかっただけで、そこからだんだん悪くなり最後には救えないレベルまで悪化させることが度々ありました。
      金魚飼育は365日のうち358日パーフェクトに世話していたとしても、時に、1週間(大切な時期に)世話できなかったことが原因で大きな問題になる事もあります。
      (運よく何も起きない事も多々ありますけど)
      ですので世話のやり方や周期を可能な限り手間の無いものにして忙しくても欠かさず世話出来るように改善しようと取り組んでいます。

      ですので、貴子さんもどうか長期的に安定した飼育になるようにという事をお考えの上、世話してあげてください。

      • Kingyobuさん
        ご丁寧なお返事ありがとうございました。少し勇気付きました。
        やはりヘドロをほっておいて餌をやり過ぎたのが病気の原因ですね。それに大きい水槽を買ったら怠惰になれると思ったのが間違いでした。悪い菌も根絶できる訳では無いのですね。これからは神経質にならない程度にマメに掃除をしたいと思います。
        本当にご丁寧にありがとうございました!!

        • 貴子さん こんばんは。
          お返事ありがとうございます。

          そうですね。ヘドロは適度なタイミングで掃除したほうが良いです。
          硫化水素が出たからと言って直ぐに金魚が弱るとか病気になるわけではありませんが
          長期的に晒しているといずれは病気になりますし、日本には四季があるので温度変化で水質も変わる為、悪いことが重なるような条件が出来たら怖い事も起きます。

          悪い菌は根絶するのではなくマイナーな存在に留めるというのがこの地球上で生きていく上でのお作法です。
          その為にも有用なバクテリアが主力になるように小まめにお世話してあげてください。

  5. こんばんは。
    ピンポンパールが、おそらく水泡症にかかっていて、現在5%塩水浴を一週間続けています。いろいろなブログ記事など参考にしながら、松かさ病と同じ病気、ということを知り金魚部さんの『松かさ病と松かさ状態』の記事など参考にさせていただいています。
    しかしながら、こちらのブログでも書かれていますが、「松かさ病(ウロコが開いている金魚)に塩水浴は厳禁」ということを知り驚いています。
    一応、治療と病状の進捗をこちらに記しますので、相談に乗っていただけますでしょうか。

    11/23…水温が10度近くなって来たので、26度固定式のヒーターを導入。
    11/24…両目のまぶた?が分厚くなり、水泡のような感じになっているのを発見。半分の水換え。これ以降絶食継続中。
    11/25…お尻付近に小さな水泡を複数発見。すぐに5%の塩水浴開始。水量は4ℓ、エアレーション有り。水温をあげたことにより、病原菌を活発化させてしまったかと考え、ヒーターは使用せずの塩水浴。
    以降水の汚れを確認しながら、1日から2日おきに新水に交換。今日(12/1)でちょうど一週間になります。
    病状としてお尻の水泡一箇所が大きく肥大していましたが、昨日から今日にかけてしぼんできている印象です。他の水泡はごく小さいものがなくなっているように見えたり、また現れたり、一進一退です。また、水泡発見当初、やや転覆気味かという感じでお尻を上にして浮かんでいることが多い様子でしたが、転覆は少しずつ回復しているようです。

    以上のようなことから、塩水浴は効果が出ているのではないか、と思います。また、回復傾向と感じるので、体力を落とさないために餌を与えたい思いが出てきています。
    塩水浴はこのまま継続していいものでしょうか、また餌は少量ずつ与えて良いものでしょうか。

    • ぽぽさん こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      まず最初に確認ですが、鱗は全く開いてないんですね?

      そもそも
      松かさ病と水泡症は同じ病気ではありません。
      更に言えば松かさ病には多種多様な原因があるとされていて
      1種類ではなく多くの種類の病気の総称になってしまってます。
      細菌感染や消化不良や腎機能障害が有名かと思いますがこのように全く違う原因で起きている別の病気なのに「鱗が開く」という見た目だけが同じと言う理由で松かさ病と呼ばれてしまっています。
      今回は松かさ病では無いようですのでこの話はこの辺にしておいて・・・

      水泡症だと判断されたのは何か理由があるのでしょうか?

      水ぶくれ(又はそれに似たもの)が出来る病気リスト
      ◆水泡症
      ◆ポックスがそのまま大きくなった場合
      ◆腫瘍(中身が水ではなく肉っぽいもの)
      ◆ガス病 (※1)
      ◆フンガス又はその他感染症

      ※1
      青水飼育や苔まみれの水槽で太陽光が強く当たる場所ですと溶存酸素量の急激な変化でガス病も出ます。
      また春先や秋口は温度変化も激しいので特に出やすいと言えます。

      これら全てが水泡を作るのでこのどれかを明確に判断しないと何をすべきかは判断できません。
      この中で塩水浴で改善するとしたら・・・
      と思いましたがどれも断定できません。
      強いて言えばフンガス系は感染症なので塩水浴が効果的です。
      あとは塩水浴してもしなくても変わらないというか
      腫瘍は手術で切り取らないと小さくはならないでしょうし
      ガス病は軽症なら水中の酸素量が正常化すれば何もしなくても勝手に治りますし
      ポックスや水泡症は塩が効く保証はないというかウイルス感染ならそもそも塩は関係ないですので塩水浴で何らかの効果があるとは考えにくいですが、水を100%交換されているなら、それにより水が清潔になる事で金魚の体力が回復しているのかもしれません。

      仮に
      ポックスや水泡症の場合は獣医さんに対応を考えていただくか、放置するみたいな事が多いのではないかと思います。
      僕は高齢の金魚に出るイボは放置する事にしていますが、それ以外の水ぶくれは大昔にロングテールの琉金に出たくらいであの時は治せないまま普通に飼育していたらある日突然小さくなりました。
      あと病名は何か不明なまま放置してましたが一番最初に飼育したオランダの背びれの骨格部分にも膨らみが出来てました。
      つまり僕はこれまでほとんどの水ぶくれを放置してきたので、自分では治療を試みたり治したことが無く僕では知識や経験が不足しているのでお役に立てないと思います。

      心配であれば獣医さんに連れていかれるのが良いと思います。

      あと、何が原因で水泡が出たのかによるんですが
      ◆ガス病
      が原因の場合はヒーターは厳禁です。
      最悪の場合死んでしまうのでご注意ください。

      ※今の時期ですと急にヒーターを使用したのが原因で水泡が出るという事もあります。
      これに該当する場合は:ガス病 になります。

      本来であれば温度を下げる必要がある問題ですので、
      何らかの理由でヒーターを使う場合はそのやり方をしっかりと調べて理解したうえで
      温度をゆっくり上げるようにしてください。(決してお勧めしません)
      言うまでも無く問題が出た水槽で、問題が出た条件では絶対に加温してはいけません。
      日が当たらない場所に設置したホスピタルタンクでの話です。

  6. 返信ありがとうございます。
    鱗が開いている様子はありません。
    水泡症と判断した理由、ですが、ピンポンパールであることと、水泡と転覆気味なこと、消化不良の糞をしていたこと、などで安易に判断してしまったようです。そして水泡症=松かさ病と考えていました。

    〉あと、何が原因で水泡が出たのかによるんですが
    ◆ガス病
    が原因の場合はヒーターは厳禁です。
    最悪の場合死んでしまうのでご注意ください。
    ※今の時期ですと急にヒーターを使用したのが原因で水泡が出るという事もあります。
    これに該当する場合は:ガス病 になります。

    この部分は当たっています。ヒーター使用が引き金になったかも、というのは自分でも感じていたので、それ以降使用していません。

    また、2日前に普通の糞が出ていました。

    • ぽぽさん おはようございます。
      お返事ありがとうございます。

      そうでしたか。
      そうであれば(ガス病による)「やけど」かもしれませんね。
      金魚は自分で温度調節できない動物なので水温で全てが決まります。
      仮に水温10℃の時に26℃固定のオートヒーターを入れた場合、多くのケースで
      ◆1時間に1℃◆
      という金魚に負担が少ない温度変化速度を超えてしまいます。
      それでも金魚は耐えてくれると思いますが、
      あまりに早い変化の場合はその温度変化により体内の血液の圧力変化でガス病が出るとされています。

      ここまでの説明は本に良く記載されているものですが、分かりにくいので僕バージョンの説明をしますと
      子供の頃、理科の時間に「溶存酸素」と言うものを勉強されたと思います。
      温度が低いと沢山の酸素が水に溶ける事が出来
      温度が高いとあまりたくさんの酸素が溶けられないというお話です。
      つまり10℃なら沢山の酸素が溶けられますが、26℃ではその一部が溶けきれなくなってガスとして外に出てくるんです。
      これが血中だけでなく金魚の体じゅうで起きますし、水槽の中全体でも起きるので、酸素が出てくる場所によっては水ぶくれになる部分が出来ます。
      軽症の間に見つけて酸素量を低くする(多すぎるものを正常な範囲に戻す)という処置が出来ていれば後は自然に治りますが、しばらく放置すると火傷のような水ぶくれが残り、多くの場合はそこから感染して白い膜で覆われます。
      ※ちなみに温度変化のスピードがゆっくりだと金魚の調整機能が間に合うので問題は出ません。ある程度急激に変化した場合出る問題です。ですので冬場のヒーター使用時、春や秋の急激な温度変化時にこの問題が出ます。

      ぽぽさんの場合は、塩水浴に切り替えられたことや1日か2日で水を入れ替えているので感染症が出てないかもしれませんが、今後水槽に戻すと白い膜で覆われる事になるかもしれません。

      そんな場合は焦らずに水換え・餌控えめ・水槽掃除・濾材掃除をきちんと行う事だけ抜かりなく実施して安定した中で回復させてあげてください。 余程の事が無い限り、淡水>塩水>淡水>塩水 にならないようにしてあげてください。
      しかし、徐々に金魚が弱りだして、感染症が悪化してると思ったら迷わず塩水浴をしてください。淡水>塩水>淡水>塩水となる場合もです。

      餌は水を毎日交換する塩水浴の場合や濾過装置のある水槽内に戻す場合は与えられますが、感染症が出やすい状態かと思いますのでしばらくは控えめで(安全第一で)様子を見てあげてください。少量ならOKですが普段通りには与えないという事です。

      塩水浴は何時中止しても良いと思いますが、淡水>塩水(←今ココ)>淡水(水槽に戻すとココ)>塩水(その後病気が出たらココ) にならないように水槽に戻す前に金魚が十分に元気に回復しているほうが面倒な事にならないので、ガス病だとしても(水ぶくれがそのままでも/消えていても)金魚が元気かどうかを基準に判断して次に進んでいただくと安心です。 
      怪我・感染症・寄生虫の場合は見た目で判断すると見誤りやすのでご注意ください。
      常に
      ◆金魚の泳ぎが力強いか? 
      ◆正常な糞を出しているか
      など健康な金魚の動きをよく覚えておいて
      病気の治療時はそれをサインに判断してあげてください。
      また環境を切り替えるのは元気になってから数日後が良いです。

      <追記>
      26℃固定のヒーターをご利用になりたい場合は
      天気のいい日で水温が高めになっている時で理想的には20℃くらい、
      金魚が物凄く元気なら10℃差と言う範囲で16℃以上の時に入れれば金魚に問題が出にくいです。弱っている場合や病気の場合は5℃以上の変化は避けたほうが良いですし、1時間に1℃という最低基準は守ったほうが良いです。

      あとは一旦26℃以下になるようにヒーターを騙す方法があるんですが、これも記事を書こうと思いながら忘れてました。今回のご質問を受けて書いたほうが良いように思いましたので、時間を見つけて書こうと思いますが、このコメントよりも短い記事になりそうなので少し考えさせてください。

      可能であれば温度調整用のコントローラーを間に挟んでそれでコントロールできると良いですが、その方法の記事も未だ途中のまま放置してまして、公開までしばらくかかりそうです。

      • 丁寧なお返事、ありがとうございます。
        今日から塩分濃度を下げながら、水槽に戻す作業をして行こうと思っていたところ(ちなみに水槽の方はこの間水換え、底砂の掃除などしておきました)、今朝ピンポンパールが底の方でじっとしてあまり動かなくなってしまっていました。とりあえずはバケツの水換えと、餌抜きで体力を失っていたのかと思い2粒だけ餌を与えました。が、午後になっても様子はあまり変わらずです。水温が下がったことで、活動量が減っているのかとも思いますが、回復の兆しを感じていただけに途方に暮れています。
        とにかく毎日じっくり様子を見ながら、なんとか元気を取り戻してあげたいと思います。ありがとうございます。

        (2つ目のコメントもこちら<↓>に移動させていただきます。)

        その後も観察していますが、沈没してしまっているようです。底の方で、朝のうちはお腹を下にしていたのが、だんだんとひっくり返ってしまっています。

        • ぽぽさん こんにちは。
          お返事ありがとうございます。

          それは大変ですね。
          回復傾向にあるのだという前提でここまではお返事いたしましたが

          塩水浴から戻す前に悪化し始めたのであれば
          ◆餌は与えない
          ◆塩水濃度は変化させない
          事が重要です。

          ピンポンパールが
          ◆どの程度の大きさで
          ◆どの程度太っているか
          によりますがある程度脂肪が付いていれば餌は与えなくても自分で調整できると思います。
          ただし、既に1週間ほどの餌きりをされているのであれば近いうちに栄養を摂らせないと金魚が省エネモードみたいなものに入ると抵抗力は一気に落ちます。

          更に水温が10℃を切るようだと抵抗力が落ちますので、1つ1つを適切に対応しないといけません。

          過去に、餌を長く切ると夏でも冬眠みたいな省エネモードに切り替わり動かなくなるうえに水質が悪いと感染されまくるという事が長期出張から戻った時に起きました。
          水が綺麗だったり、過密ではない場合は問題が出ない事も確認できてますが、抵抗力が落ちるという事もこの事から分かるので「餌」などの栄養源をどこかのタイミングで与えないといけません。
          僕が毎日100%交換の塩水浴を推奨しているのはこの問題をクリアできるからです。

          次に環境ですが清潔にする事を重視しながらも現状維持してください。
          4Lという少ない水量で維持されてますので小さなピンポンパールで餌を与えてないから水が汚れにくいと考えたとしてもアンモニアが多く出る事もありますし、水量が少ない事で温度変化が激しくなるので、環境としては不安定になるという事も考慮してあげてください。
          特に今は雨の日と晴れの日の温度差が大きいのでお部屋の温度が天気により変動する場合は水温もそれにつられて変化します。

          【急変の原因としてお考えいただきたい事 その1】
          ここまでの対応は基本的に問題ないと思いますが、
          1つだけ金魚にダメージを与えたかもしれないと思うのがヒーターの使用です。
          10℃から26℃に上げられた時の温度上昇がどのくらいの時間で起きたか?によりますが、これが速かった場合は体内にダメージがある可能性もあります。
          その後除去された時の
          26℃から10℃の場合は自然に室温で落ちた限り、多少急激でも(弱る事があっても)ダメージが残る事は考えにくいです。

          【急変の原因としてお考えいただきたい事 その2】
          温度が26℃から10℃付近に落ちたことも多少の問題ではありますが、その後さらに水温が下がってきている場合で10℃を切り始めているようならそれも金魚の抵抗力が落ちる原因です。

          【急変の原因としてお考えいただきたい事 その3】
          今は、ぽぽさんの観察結果から見えているものだけを話題にしていますが、見えてない他の問題があるのかもしれません。
          最初のコメントで塩水濃度を5%と書かれていましたがこれは0.5%ですよね?
          5%で今まで生きているとは思えませんが、塩水濃度が正しく固定されてなければ1週間ほどで体調を崩すのは当然とも言えます。
          濃度は毎回同じになるように部分水換えは行わず必ず100%交換して常に同じ水量に同じ量の塩を入れてください。
          この記事で紹介している塩水浴の方法は初心者が起こしやすい多くの問題を一気にクリアできる方法としてご紹介しています。
          部分的に取り入れた場合はそうしたメリットは消えてしまいます。
          濃度に関して、このブログでは0.5%が推奨です。

          これ以外にも塩水浴の方法に何らかの間違いがある場合や、塩水浴そのものに問題がある場合、金魚は数日から10日くらいで明らかな障害を見せ始めると思います。

          またアンモニアや亜硝酸塩中毒の場合も最初は元気だった金魚が急に動かなくなりそこから数日で死んでしまうという事も起きます。

          このように続けることが金魚を弱らせている可能性もゼロではありませんので使用している塩、濃度、水道水のカルキ抜きなど基本的な事が全て適切に処理されているかを今一度ご確認下さい。

          また、塩水は汚れやすいので見た目が綺麗でも毎日100%交換し同じ濃度に保持する事をお勧めします。

          【急変の原因としてお考えいただきたい事 その4】
          天気・気圧等その他環境要因
          金魚は健康な個体でも急に底で動かなくなることが良くあります。
          そこで塩水浴とか薬浴してしまうと本当の病気にしてしまいますが、水質を確認して問題なければ水換えだけしてエアレーションを確認する程度でしばらく放置していると元気に泳ぐようになることが良くあります。
          しばらく(1週間ほど)観察して、悪化しているようなら何か手を打とうとしますが、それ以外は様子見をしてる間に治ります。
          本などによると人間が感じられないほどの気圧の変化でもストレスを受ける事があり、天気によっても体調が悪くなることもあるようですが、それらは一時的な事なので放置しています。

          以上のように
          ◇温度の急変が金魚を弱らせているのか? 
          ◇原因は完全には特定できてませんが水ぶくれの部分が原因で金魚が弱っているのか?
          ◇まだ他に何かが起きているのか?
          分かりませんが、
          全て正しく行っているのに急に弱ったのであれば、獣医さんに診てもらう 又は しばらく安静にして経過観察する しかありません。
          今下手に環境を変えると更に悪化させるでしょうから現状維持で、あまりニンゲンが近くに居ない場所で休ませてあげてください。

          こうなる前に水槽に戻せていれば(塩水浴を終了できていれば)長期戦で見守りながら回復を待つという方法が一番リスクが少ないのですが、塩水浴を1か月も続けるわけにもいかないと思いますので、どこかのタイミングで水槽に戻して長期的にリハビリする方向に切り替える為にも、この数日から1週間で回復してくれることを祈るばかりです。

          水ぶくれの原因が何か分からない限り対処法も不明ですし
          水泡症であれば僕は自分で何とかした経験が無いので
          僕(素人)と ぽぽさん(素人)で話し合ってお医者さんごっこにならない為にも
          可能であれば獣医さんを受診させてあげてください。

          <追記>
          2つ目のコメントに関して

          餌を与えていないのに転覆したのであれば<消化不良ではない>と言えますので、怖いタイプの転覆の可能性が高いです。
          浮袋の異常と言う可能性もありますが、怖いのは脳からの信号が正しく出せていない事で起きる転覆です。 これであれば48時間以内に死んでしまうというのが僕の金魚に何度か起きました。 普通の転覆だと思ってたら次の日には死んでいたというようなケースです。
          そうなる前に、
          ◆呼吸がおかしくなる
          ◆心臓の動きが一定ではなくなる
          ◆しゃっくりのような動きが時々入る
          みたいな事が起きます。
          転覆してからも観察できるかも知れません。
          これをビデオに撮ろうとしましたが当時は1秒に30フレームまでしか録画できなくてしゃっくりの瞬間が記録されない動画になってしまいお見せ出来ませんが、人間のしゃっくりみたいなものが起きてました。 心臓の動きが不安定になるのは呼吸そのものがおかしくなる事で目に見えます。 エラまで機能不全になれば凄く速くなるというのも良く起きますが、これとは明らかに違うかんじで
          ー・-・-・-・-・-・-・-・ ではなく
          ー・・・---・-・--・-・- みたいなランダムな感じです。
          このケースは僕では無理なので獣医さんに診てもらってください。

  7. 金魚部さん
    親身になって相談に乗っていただき、ありがとうございます。
    今朝、というか夜中の2時頃様子を見にいくと、亡くなっていました。
    健康な状態の糞が出ていたので、消化不良などが原因での転覆ではなかったのかな、と思います。
    言い訳のようになりますが、獣医探しをして良さそうな医院を見つけた矢先のことでした。

    人懐こく、飼い始めた初日からこちらに向かって泳いでくれる、かわいい子でした。夏の高水温で転覆気味になったこともありましたが、そのあと回復してくれ、先月に大きめの水槽に引っ越したばかりだったのですが、残念です。なんとか元気な頃の姿に戻してやりたかったです。金魚飼育やアクアリウムに深く興味を向けてくれた子でした。

    急な相談にも丁寧にお返事をいただき、本当にありがとうございました。

    • ぽぽさん こんにちは。
      お返事ありがとうございます。

      残念でしたね。
      僕も原因は違うと思いますが
      同じように転覆後1日・2日以内に死ぬという経験をしたことがあり発見時は目に前の状況が信じられなくて放心状態になった事もありました。
      少しでも「死ぬかも」と覚悟していたら気持ちも楽でしたが全く予想もしてない流れで安心しきっていた時ほど、とてもつらく感じました。

      僕は金魚が死ぬ度に(正確には僕が金魚を死なせてしまう度に)飼育法を見直したりより厳しい管理方法に切り替えたりしてきましたが、こうした問題は突然起きますし、多くは1つのミスとか期間でも1年の中のほんの1週間弱のミスなどで簡単に起きてしまうので1年間必死に世話してきたという自覚がある時ほどショックが大きかったのを覚えています。

      僕達は金魚の命をもらって一人前の飼い主になっていく事がどうしてもあるので、金魚には本当に申し訳ないですけど、その都度その命を奪ってしまった失敗を繰り返さないように色々と考えるようにしています。 その1つがこのブログからの情報発信ですが、正直中々細かな事までカバーできなくて、細かく書いても多くの記事数になると中に埋もれてしまうので見つけやすい方法を模索しています。

      こちらこそ、何のお力にもなれませんでしたが
      最後までご報告いただき本当に感謝しております。

      • 金魚部さん、本当にありがとうございました。お返事をいただいてから随分と日があいてしまいました。飼っている金魚が調子を崩してしまい、勝手に『なんとかしてやれるのは自分しかいない』と思いこんでいたように感じます。『金魚の命をもらって一人前の飼育者になっていく』という言葉が胸にしみます。
        本格的に冬になりましたので、今いる和金をしっかりと冬を越させてあげたいと思います。ちなみにこの子は、夏からヒレがところどころ欠けていて、進行も回復もしていません。しっかり観察した上で、また相談させていただくことがあるかもしれません。

        本当にありがとうございました。

        • ぽぽさん こんばんは。
          コメントありがとうございます。

          特に悪化も改善もしてないとの事で少し心配ですが何か月もかかって治る問題もありますので上手くいくといいですね。

          ウチも1匹だけ病気のまま年を越さなくてはいけない金魚が居ますががんばって春まで維持してその先に回復するような流れになる事を願って見守っています。

          お互い心配を持ったままの年越しですが希望をもって見守っていきましょう!

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