塩水浴 その3- 初心者でも安心の塩水浴の方法

使用する塩に関して

アクアソルト、海塩、精製塩、岩塩、結晶塩など色々な選択肢がありますが、無駄なものが混入していない精製塩がお勧めです。

岩塩や結晶塩はゆっくり溶けるからと使用されることがありますが危険です。
溶け残りを金魚が口に入れる問題や、濃度が均一にならずに一部で異常に濃くなる問題が怖いのでこれらは選ばないほうが賢明です。

またアクアソルトや海塩、そして岩塩などもミネラル分が配合されていたり最初から入っていたりしてそれが不足している金魚の場合はサプリメントのように効くという話もありますが、ビタミン剤同様に一時的に過度にミネラル補給しても健康体にはならないのでミネラル分は普段の飼育で十分に供給されるように工夫する必要があり、塩水浴の時だけにわざわざ付加するものではありません。 またそれらの一部が体質に合わない金魚も居るので(塩水浴を治療目的で行うほど)弱っている時に急激に与えるのは怖いです。

僕は昔。海塩を使っていましたが、ブランドが変わる度に金魚への影響が違うような気になる事があり、常に「もしかするとこの塩が悪いのかも?」と思う余地が出来てしまい問題の有無が判断できないのが気持ち悪くて、それ以降は何も入っていない塩化ナトリウム99%以上の塩に切り替えて、現在も使い続けています。
治療に使う塩を疑うような余地はゼロでないと安心できませんので99%以上が塩化ナトリウムであり無駄なものは何も入っていない精製塩がお勧めです。
これで
「塩が原因かも?」と考える事は一切なくなりました。

特に初心者の方で塩水浴の経験が少ない間は様々な事が未知数で上手くいかない時に何が原因なのかという特定がとても難しいと思います。そんな時に1つでも不安材料を無くすようにすればより安心だと思います。

個人レベルだと1㎏のビニール袋入りで十分と思います。

塩水浴の頻度が高い場合は5㎏のエコな紙袋入りもあります。

この記事で僕がお勧めする塩水浴の方法は毎日新しい塩水と交換しますので何日も同じ塩水で行う方法に比べると沢山塩を使いますが、それでも普通は1㎏で1年持つだろうと思います。 塩は何年でも保存できますがあまり長期的に保存していると湿気をおびて固まってくるのでまずは1㎏を購入してみてご判断いただくと良いと思います。

参考までに
10Lのバケツなら無理なく使用できるのは
8Lくらいですが、この容量で
0.5%塩水を作ると
1日で40g使います。
1㎏=1000g を 40gで割ると
25日分(25回分)です。

塩水浴を楽にしてくれる数々の便利アイテムたち

ホスピタルタンク


治療水槽の事ですが、僕はバケツかタライを使う事をお勧めします。
四角いものはコーナーがあり洗うのが面倒ですが、丸いものは慣れると10秒くらいで洗えます。
角が無いので延々とグルグル回しながら洗えるのでとても楽です。

画像はアマゾンの商品ですが
10Lまでなら100均でも買えます。
それより大きなサイズになると100均のは肉厚が薄くて移動が怖いので
ホームセンターかネットでしっかりとした厚みのものを買うほうが良いです。

またこの記事に出てきます僕のおすすめする塩水浴は
毎日水を交換しますのでその方法を採用される場合は
塩水浴の実施場所から洗面所などの洗い場までの往復が容易なものが良いです。

キッチンスケール


塩の重さを量るものです。
最近は安価でもデジタル表示で0.1g単位まで量れる時代なのでとても便利です。
ただし塩を量る目的のみの場合は0.1gまでの正確さは必要ありませんので
▼ 価格が約3分の1の普通のスケール(1g単位)で十分です。

計量スプーン


0.5%で実施する場合1Lに5gなので何リットルでも5の倍数になりますので
ちょうど5gとか10gなど5の倍異数で軽量できるサイズのスプーンを準備しておくとキッチンスケールが不要になります。
写真はデザインが面白いと思い選びましたがこれで何グラムかは知りません。
大きさによってグラム数が変わりますが工夫次第で非常に便利になります。

塩水浴の計量スプーン

よくあるコーヒーの計量スプーン(円錐型)で25gくらいですので10Lで0.5%なら2杯という感じで分かりやすいです。

計量カップ2L


目盛り付きで2Lまで計量できる大きなカップです。
水を計量します。
5Lでも8Lでも10Lでも簡単に軽量できるので金魚飼育では無くてはならないとても便利なアイテムです。
100均にも100円+消費税で売っています。

広口ガラス瓶


塩と水を入れて蓋を閉めてシェイクシェイクします。
この瓶で塩40g程度なら1回でほぼ全て溶けます。
少し底に残る場合は上澄み部分を先に一度ホスピタルタンクに入れてから、新たに水を足してまたシェイクすれば溶けます。
水温が低い冬場でも(お湯無しでは)どの方法よりも手早く溶かせるので
毎朝簡単に準備できるのでこの方法を継続しています。
ペットボトルなどでも代用できますが塩を入れる作業は広口の瓶がベストです。
100均にも100円+消費税で売っています。

エアレーション

便利アイテムではありませんがエアレーションもご用意ください。

小さな容器

最初の水合わせの時や予備のタンクが無い場合の朝の一時退避場所として使用します。
金魚が無理なく入る大きさ、水合わせが可能な大きさでお考えください。

あると良いもの

◆アンモニア検査薬

◆予備のホスピタルタンク(バケツかタライの事です) 
◆心の余裕・オイルマネー

最後に忘れてはいけないもの

◆カルキ抜きした水
◆塩

◆治療対象の金魚

そしてそれら全てを実行する 
◆あなた

必要なものは以上です。

初心者でも安心の塩水浴の方法 改良型塩水浴

さてここからが本題です。
初心者が犯しやすいミスを可能な限り除去してくれる特別な塩水浴の方法をご紹介します。
基本コンセプトは単純で毎日リセットするように繰り返すというものです。
これにより前日に何か問題やミスを犯しても次の日には新たなスタートを切るので無かったことになるという夢のような塩水浴です。
多くのミスを経験しながら改良を重ねた結果このような方法にたどり着きました。

また従来の飼育水槽に直接塩を入れるという方式に比べて、原因菌や寄生虫が居ない清潔な新しい水と清潔な新しいタンクを使うので治療効果も高く維持できます。

それではそのやり方をご覧ください。

準備編

1

計量カップ2Lにカルキ抜きした水を2L入れます。<A>

2

キッチンスケールに蓋を取った広口ガラス瓶を載せてからキッチンスケールをONしてゼロにします。
安全で簡単な塩水浴の手順 安全で簡単な塩水浴の手順

3

計量スプーンまたはノーマルスプーンで塩を瓶に入れていきます。
安全で簡単な塩水浴の手順

4

目的の重さになったら瓶をキッチンスケールからおろしてその中に8分目程まで<A>の水を入れて蓋を閉めます
安全で簡単な塩水浴の手順 安全で簡単な塩水浴の手順

5

ひたすらシェイクします。

6

溶け残りがある場合はそれを瓶に残すように塩が溶けた水だけゆっくりと中身をホスピタルタンクに入れます。

7

広口ガラス瓶に<A>から水を足して蓋をして再びシェイク。

8

全部溶けるまでこの動作を繰り返して全てをホスピタルタンクに入れます。この時<A>に残っている水は全てホスピタルタンクに入れます。←現在ホスピタルタンクには2Lの水と塩が入っている事になります。
安全で簡単な塩水浴の手順

9

あとはホスピタルタンクを水で満たすだけですので計量カップ2Lで目的の水量になるように水を足します。このとき最初に<A>とした2Lを計算に入れる事をお忘れなく。
(例)最初に2Lを塩を溶かすために使用しているので合計が10Lならあと8L足せばよいという事です。

10

エアレーションをONして塩分が均等になるように空回しで放置します。

11

(1日目だけ行う事ですが)金魚は水合わせをしますので退避用の容器を飼育水で半分満たし、その中に金魚を入れます。 

12

その中にホスピタルタンクの塩水を少しづつ足しながら金魚を塩水に慣れさせます。
濃度の変化は安全側で判断すれば5段階ほど(0.1%づつ濃くなるイメージ)でやれば負担は殆ど無いと思います。元気な金魚でも念のため、2段階か3段階で水合わせしてあげてください。

水合わせはこのように別の場所で行いホスピタルタンクは常に0.5%など目的の濃度を保ってください。ホスピタルタンク自体に溶かした高濃度の塩水を徐々に加える方法も試してきましたが、これだと濃度が偏る問題が出ます。(あくまで安全側の判断ですが参考まで)

濃度を変える段階とその間隔に関して
金魚は水質が多少大きく変わっても浸透圧調整等にかかるのは数秒から数分です。しかし変化が大きいとその場所に慣れるまでには1日2日(24時間~48時間)かかります。

ここで淡水から0.5%の塩水に徐々に切り替えるのに何段階かで行う場合、「慣れさせる」という観点から(慣れるまでに半日かかるなら)それを何度かに分ける事で変化が小さくなるとしても(12時間÷3段階=4時間になるので)数時間あけるのが理想です。
※実際に慣れるまで半日なのか数時間なのか1日なのか分かりませんが、段階的に変化させて意味があるとすれば、トータルの時間がそれと同じかそれ以上である必要があります。

(例 その1)0.5%塩水に12時間で適応すると考える場合、
5段階で変化させるなら 12時間÷5段階=2.4時間/段階となり
1段階は約2時間半あけて次に進むと負担が少ないと考えられます。

(例 その2)逆に10段階に分けていても1段階を10分で移行するなら
10段階終了後も10分x10段階となりトータルで100分しか経過してないので
約1時間半で急激に変化したことになります。

これまでドボンで対応してきた僕としてはこの件に関して過度に神経質にならなくても良いと思いますが、せっかく段階で手間をかけて行うならその意味があるように適度な間隔をあけるという事をお忘れなく。

薬浴でも同じです。

水合わせ完了後、金魚をホスピタルタンクに移動して完了です。

安全で簡単な塩水浴中の金魚

翌日の朝にする事

1

アンモニア検査をして(金魚が6g以上なら)1.5mg/L以下であることを確認します。 それより小さな金魚の場合は本来アンモニア値もさほど上がらないので僕は高濃度の経験がありませんが、まずは0.25mg/L以下が安心です。それ以上(つまり明確な量のアンモニアが検出される)なら何か原因があるのでそれを除去すべきです(水量・餌・金魚の数などを見直す)
また1日目の次の日の朝は24時間ではなくそれよりも短い時間でのアンモニア検査なのでそれも考慮したうえで現在のホスピタルタンクの水量で大丈夫か考えます。
アンモニアの値が高いなら水量を増やしてアンモニア濃度が下がるようにしてください。3.0mg/L以上出ている場合は問答無用で大きなタンクに変更したほうが良いです。アンモニアの濃度が高い場合は間違っても餌は与えないでください。

2a

水を100%交換しますので予備のタンクがあるなら昨日の手順で新しい塩水を用意します。同じ水・同じ塩・同じ濃度で作ってください。 準備が出来たら新しいタンクに金魚を引っ越しさせます。 この時は同じ水・同じ塩・同じ濃度ですのでWater Chemistryが変わりませんのでドボンで大丈夫です。 

※温度だけは必ず合わせてください。

通常、前日の夕方から次の日の水を予備のタンクに入れて(塩は朝に入れます)
治療中のタンクの横に並べておけば温度は同じになりますので合わせなくて済みます。
※予備のタンクがある場合は、金魚を移動したら古い塩水を捨ててタンクを綺麗に洗ってしばらく乾かしておき、その後上記のように水を入れて横に並べておくと毎朝が楽です。

2b

予備のタンクが無い場合は現在のタンクを洗って使うので一時的に小さな容器に金魚を退避させてから洗ってください。その後昨日と同じ手順で塩水を準備し金魚を再投入します。

このようにして毎朝100%交換する事で多くの問題は全てリセットされますので初心者でも安心です。

改良型塩水浴でリセットされる数々の問題

いかがでしょうか?
たったこれだけで以下に示すような問題が1つ1つリセットされます。

アンモニア

毎朝ゼロから再スタートなので蓄積されて高濃度になりません。
最初は毎朝検査して24時間で1.5mg/Lを超えない事だけご確認ください。
超えていれば上記のように適切な対処が必要です。
さもないと金魚を治療しているつもりで弱らせていく事になります。

亜硝酸塩

この方法ではゼロのままで毎日過ごせます。
その為にも毎朝必ず容器を洗ってください。
これまでの立ち上げ実験からもアンモニアを分解するバクテリア(つまり亜硝酸塩を作るバクテリア)は市販のバクテリアを添加しない限り数日では出現していません。毎朝確実にリセットしていればこの問題は出ない事になります。

溶存酸素量

余分なガスや分泌物は全て下水に流されて新しい水で再スタートなので朝からきちんと酸素が溶け込んだフレッシュな塩水で気持ちよく1日のスタートになります。

ゼロスタートして24時間でのアンモニア濃度が1.5mg/L以下であれば容認できるという基準を設けるとして、これ以下に収まるのであれば給餌しても構いません。
でも給餌して次の日に3.0mg/Lになるようなら即時停止して塩浴中は給餌無しで進めてください。
金魚の大きさや水量でほぼ決まりますが余裕がある場合のみ給餌してください。
そしてこの給餌により水が汚れる問題・富栄養化の問題・アンモニア上昇の問題・・・すべて毎朝新しい水になるのでリセットされます。
ただし
◆消化に問題がありその治療を行う場合
◆冬場など水温が低くヒーターや暖房などが無い場合
など餌を与える事がマイナスとなる事が明らかな場合は与えないでください。
上記はあくまでアンモニアが安全な範囲なら給餌可能という説明です。

塩水の濃度

計算が苦手な方で直観的に何リットルの水を替える時に塩を何グラム足せばよいか分からない方は替水を重ねるごとに塩分濃度が無茶苦茶になるという話を聞きました。でもご安心ください。この方法なら毎朝100%交換なので毎日同じ作業ですし、毎日リセットされるので計算ミスする余地もありません。小学生の時にやった濃度の違う食塩水を混ぜると何パーセント?みたいな計算は不要です。

粘膜剥離や分泌物

特に初日にありがちですが魚臭い匂いが出るもの(粘膜や分泌液)が溶け出して匂う事があります。それを継続して数日使用すると雑菌が爆増する事もあります。こうした問題も全て毎朝100%交換するので消えてなくなります。

1日目と2日目くらいに大量に出て泡が中々消えないドロドロの水になる事があってもその後は金魚が回復するにつれてこの問題は出なくなります。

塩水浴を開始する時と中止する時の注意

金魚は淡水にすむように体が構成された生き物です。
塩水浴と言うのは一種のショック療法なのであまり気軽に行うものではありません。

特に気軽に塩水浴をして、何ともないと判断し直ぐに水槽(淡水)に戻してまた次の日に問題かも?と思って塩水浴を再開するというのは健康な金魚でも病気になるパターンです。

つまり、淡水と塩水を行ったり来たりするような対応だけは避けて頂きたい行為になります。

ただし寄生虫の駆除などは1日でも早く行うほうが良いので塩水浴を「開始すべきか」迷うような時が来るかと思います。

このような場合に
塩水浴を開始するか迷った時の判定は「開始する」を選んで頂いて構いませんが
数日行ってみて間違いだったかな?と判断した場合も
塩水浴を「中止する」と言う判断は慎重に行ってください
金魚をよく見て問題が何もない事金魚が元気である事などを確認したうえで、数日後にまた塩水浴をする事にはならないと自信が持てると判断したら「中止」と判断してください。

塩水浴を止める時の判断が上手くできないと
行ったり来たりを繰り返してしまい金魚を弱らせることがありますのでご注意ください。

最後に

このように改良型塩水浴では1日1日のミスや問題の蓄積が起きませんので初めての方でも安心して挑戦頂けます。

塩水浴は金魚が調子を崩した時の特効薬としても、寄生虫や感染症が出た場合の正常化の手段としても利用できてとても便利ですが、あまり頻繁に行うと金魚は自分の力で問題を除去できなくなりますのであまり高頻度や長期間の塩水浴はお控えください。

金魚に問題があるな・・・と思ったらまずは
◆水を綺麗なものに換える事、
◆濾材の中のヘドロを除去して濾過装置全体を清潔に掃除する事、
◆底砂やアクセサリーがある場合はこれらを綺麗に洗う事
◆水槽が苔だらけなら一度全て除去する事(特に底)
など水槽内を一度綺麗に掃除するようにしてから金魚を戻して様子を見たほうが良いです。
直ぐに「薬だ」「塩水浴だ」というふうにしてしまうと救える命も救えなくなりますので、
何よりも先に水槽内が清潔に維持できているかをご確認ください。
早期発見であれば、水槽内の正常化だけで治る事が多いです。

それでダメなら塩水浴

もっとダメなら獣医さん

です。

塩水浴 その1- 種類と濃度と問題点

塩水浴 その2- その効果と治療できる病気

8件のコメント

  1. こんばんは。もう少し早くここにたどり着いていればよかったなぁと思います。とても良い情報をありがとうございます。

    • ゆきさん こんばんは。
      励みになるコメントありがとうございます。
      未だオープンして1年も経ってないのでネットの世界では赤ちゃんのようなブログですがこれからも宜しくお願い致します。

  2. 凄く細かく塩浴の説明をありがとうございます。明日から試してみようと思います。
    ところで症状が結構ひどいのですが食欲は旺盛です。餌は何日間与えないのでしょうか?塩浴も何日間耐えられるのでしょうか?
    もし良ければご回答下さい。宜しくお願い致します。

    • 貴子さん こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      >ところで症状が結構ひどいのですが食欲は旺盛です。
      >餌は何日間与えないのでしょうか?
      何の病気でしょうか?
      ◆転覆病でしょうか?それとも◆寄生虫や感染症でしょうか?
      転覆病とそれ以外では考え方が変わります。
      消化不良が原因の転覆病の場合は
      消化不良の転覆病の治療法の記事
      のような対応が必要になると思います。
      それ以外の転覆病は
      獣医さんの受診を検討されたほうが良いかもしれません。
      寄生虫や感染症であればバケツのサイズ(水量)に応じた量(1日でアンモニア地獄にならない程度)までなら与えられます。
      当然次の日には100%交換して全てリセットをする事を繰り返してください。
      さもないとアンモニアの蓄積で金魚がやられます。

      ◆金魚のサイズと塩水浴のご予定の総水量はどんな感じでしょうか?
      水量が少ない場合で金魚が大きい場合は餌は与えられません。
      十分な水量として
      体長(尾を含まない長さ)が4㎝くらいまでなら10LのバケツでOKですが
      6㎝から8㎝くらいなら15Lから20Lのバケツが必要です。

      塩水浴の期間ですが通常1週間から2週間くらいなら大きな問題はないと思います。
      1カ月とかになると経験が無いので、良い悪いの判断がしにくくなりますが、あまり長期的に行うと金魚が塩水魚の病気になったり、淡水で生きていく能力が弱くなったり機能不全になったりします。

      • 詳しいご返答をありがとうございました!! 1匹は病気は鱗が赤くなりヒレが充血、エラの内側も炎症が起きていて水から飛び出します。もう1匹はやはり鱗が赤くなり尻尾が欠けてきました。今まで人に頂いてから3年も元気にしていたのですが、大きくなったので大きな新しい水流の強い水槽に移したらやられてしまいました。こちらのブログを先に読ませて頂いていたら、、と後悔しています(>_<)

        昨日よりは元気になりました。餌を食べるので水換えを毎日したいと思います。本当にありがとうございます!!

        • 貴子さん こんばんは。
          お返事ありがとうございます。

          感染症でしたか。
          それなら塩水浴で綺麗な水になって元気になったのかもしれません。
          逆に言えば水槽の水が痛んでいる可能性があるので戻す時は新しい水槽の水を半分ほど換えてあげてください。
          また塩水>淡水>塩水と繰り返すと弱る事があるので、水槽に戻す際は確実に治っている、もう塩水浴は必要ない!と自信を持って判断出来てから戻されたほうが行ったり来たりせずに済むので安心です。

          新しい水槽に変更されて感染症の問題が出ているならバクテリアで言えばAチームが少ない為に問題が出ていると思われます。
          バクテリアに関する記事のAチームの部分をお読みください。
          新しい水槽に切り替える前からの問題であれば前の環境で水量が少なすぎたのが原因かもしれません。(水量不足による富栄養化です)

          金魚を長く飼育していると徐々に大きくなり、ある時点で水槽の水量が金魚の体の大きさを維持するには足りなくなるという事が起きます。
          最悪の場合は酸欠で死ぬことになりますが、その前に大きな水槽に変更されたようで安心ですね。

          ですので新しい水槽で問題が出始めたのか、前の水槽から持ち越したことなのかにより原因が変わりますが、いずれにしてもしばらくはAチームが増えるようにエアレーションを強化して下さい。 金魚が居ない間でもエアレーションをしておくと良い環境を維持できます。

          またAチームが不足すると赤班病や尾腐れ病が出やすくなります。
          これは餌などが水に溶けだして栄養が水中に多くなる時それを食べて分解してくれるAチームが少ないと代わりに雑菌が増えてしまい金魚が襲われるという流れになりやすくなります。

          今後金魚を水槽に戻されるときの話ですが、
          塩水浴で治療が完了してから新しい水槽を安全に安定させるには
          2つの方法があります。

          1.餌を減らしてAチームの不足をカバーする(Aチームが増えるまで餌を少なく管理する)
          これは富栄養化の原因となる餌を減らすことでAチームの不足を補う方法です。

          2. 前よりも頻繁に水を換える事でAチーム不足で雑菌が増える前に水を入れ替える
          これは水換えで強制的に栄養分を排出して雑菌を増えさせないという方法です。

          他にも市販のAチームのバクテリアを入れると言う方法もありますが、これは長期的には不利になると思いますので 1. か 2. のうちお好みの方法でしばらく時間稼ぎして安全に移行されることをお勧めします。

          PS
          コメントを1つにまとめさせていただきました。

  3. 詳しいメッセージをまたありがとうございました。とても参考になります。2匹が元気になったら良い水を作ってあげたいと思います。
    病気の方は鱗の赤いのが随分引いてきたようです。体調はたまにけいれんを起こしたり、ヒレをばたつかせるので、まだまだのようです。とても心配ですがしばらく様子を見てみます。本当にありがとうございました。

    • 貴子さん こんにちは。
      お返事ありがとうございます。

      痙攣まで起きているという事は外傷だけではなく内部にも影響が出てるんでしょうね。
      外傷が完治しても内部は未だ完治してない事もありますので
      水槽に戻してからも時間をかけて良い環境の中でじっくりとリハビリさせてあげてください。
      早く治るといいですね。

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