マンション購入時でも、既にお住いのマンションでも
最小限の情報だけで簡単にご利用いただけるシンプルなオンラインアプリを作ってみました。
何時でも何処でもこのページにアクセスできれば簡単に
国土交通省の修繕積立金に関するガイドラインの金額と比べて
確認対象のマンションの積立金の金額が適切かご確認いただけます。
修繕積立金適正判定アプリ Version: BetaTesting
使い方
この上のアプリ部分に直接入力してください。
[ 1 ] マンションの規模(階高・延床面積)*
をクリックすると選択肢が出ますのでその中から該当するものをお選びください。
[ 2 ] 所有されている専有部分の面積(㎡)*
<▲ 販売パンフレット・広告・契約書に記載の専有部分の面積をお入れください>
[ 3 ] 現在の修繕積立金の月額(円/月)*
<▲ 現在お住いのマンションまたは購入予定のマンションの1か月の修繕積立金の金額を入れてください>
の2項目を半角数字で入力してください。
※これらの数字は通常、販売時のカタログや契約書に記載されています。
エラーチェックを押すと入力エラーが無いか確認できます。
エラーがあれば
また、入力は半角数字のみですので全角数字を入れますと
判定結果の部分に #VALUE! とか #REF! が出ますので半角数字を入れてください。
上記のようなエラーが出なければ判定完了です。
※国土交通省のガイドラインは全てのマンションに対応してるわけではありません。
例えば階高で該当する選択肢がない場合がございます。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。
重要な確認事項
これは国土交通省のガイドラインに照らし合わせて極端に低い積立金設定になっていないか?
という判定を行うものです。
そもそも国土交通省のガイドラインの金額は最低の金額設定ですので、
これを下回るようでは早期に破綻してしまいますので早急な見直しが必要です。
ですので、この金額を超えていたからと言って安心ではない事もご承知ください。
国土交通省は築後30年までの運用を基準としてガイドラインを策定しており、
この金額には外壁の完全補修や(ガス・水道・排水)配管の完全更新などは最初から含まれません。
つまり60年、80年という長期でマンションのご利用を視野に入れる際には更なる積立金が必要になりますのでご注意ください。
詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
最後に
紙媒体だと読むことしかできませんがネット媒体は、このようにインタラクティブな対応が可能です。
まずはその一例として、簡単なアプリを作ってみました。
簡単に調べていただける項目だけで構成しようと思い現在は意図的に機械式駐車場の項目はサポートしていません。今後改良を加えながら対応を検討するつもりですが、機械式駐車場は私でも担当したマンションの現地調査結果を詳しく見ないと計算できなかったので「誰でも簡単に」という風に考えると種類の判別は省略して合計台数だけ入れれば概算値で計算されるような方式のほうが良いのかもしれないとも思います。しかし国交省のガイドラインがそうなっていないので勝手に改変するのも・・・と思い保留中です。
いずれにせよ、私は国土交通省のガイドラインの金額では不十分で30年から40年を超えれば破たんすると考えておりますので、過度に安心感を与えるような(誤解を招く)内容にはしたくないので、そのあたりを含めて検討していこうと思います。